ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

小浜島のヤモリ

2009-04-30 14:33:04 | 八重山諸島の小浜島日記
私の住んでいる家には、ヤモリが何匹か住んでいます。
たまーに「ケッケッケッケッ」と鳴くので、いることがすぐに分かるカワイイやつです。
写真のは生まれたての子供なので、柄入りの黒色ですが、色はベージュで、忍者なみにどこにでも引っ付いて、部屋の虫をパクリと食べ、あちこちに糞を落とす、いいヤツでもあります。

インドでは、同じヤモリと柄入りの特大ヤモリの親方がいてたので、小浜島にもいたらいいなーって、ちょっと期待しています♪



親方なに食ってんだろ・・・・

今日は昼から魚を仕入れに行きました。

2009-04-30 00:49:29 | 八重山諸島の小浜島日記
小浜島では魚屋さんが無い(必要無い?)ので、魚の仕入れはダイレクトに海です。

と言うことで、昼ご飯を食べてから、船でルアーフィッシング!に出発。
が、本日水温が低いせいか、潮が悪いせいか、食いが悪くて3匹のフエダイだけでした。残念。

でも大きなサイズだったので、引きが強くて楽しかったです。おまけに子持ちで、まかない用あらだきは最高にうまかったっす♪

ご馳走さまでした。



インフルエンザが怖いので、食事の前にはうがいしてまーす。

グルクンの白子は珍味さ~

2009-04-28 15:21:02 | 八重山諸島の小浜島日記
グルクンは、以前にも紹介いたしました、沖縄を代表するお魚で(たぶん)、リーフの外側でたくさん釣れる、美味しいお魚です。

今頃が産卵シーズンなので、たくさん釣ると、白子が食べれますが、30匹ほどでこの写真の小鉢ほどですから、大変貴重な珍味になります。
お客様に出ることは、まず無く、食べたことのある人は、船を持ってて釣り好きな人ぐらいだと、勝手に思っています。

その貴重な白子を、頂けることになりました。一人で♪

どれどれ・・・・

口に入れてみますと、さっきまで泳いでいたグルクンの爽やかな香りが、透明色で舌に伝わってきます。

ついで、トロンっとした、やや控えめに広がってくる、そのきめ細かなクリーミーさは、海で作った上品な和菓子のようでして、思わず溺れそうになります。
繊細な濃厚さのせいか、後味は切れ良くさっぱりとしていました。


グルくん♪

ご馳走さまでした。







小浜島で取れるタカセ貝

2009-04-27 14:33:07 | 八重山諸島の小浜島日記
大潮の日に、リーフ(珊瑚礁)が水面に顔を出します。浜から泳いで行って、リーフの内側を歩いてみました。
内側は死んだ珊瑚礁の山で、魚やウツボ、ナマコなどはいますが、お目当ての貝類は見当たりません。リーフの外側近くまで行くと、元気な珊瑚礁になって、見える生き物も増えます♪

が、やっぱり貝が見当たりません。
(貝類は乱獲が進んで、あまり取れなくなったそうで、リーフの外側を少し潜るといるそうです。)
珊瑚が生きているので、歩ける場所は限られ、探し難い中、なんとか小さなタカセ貝を2個発見!味見に1個だけもって帰ることにしました。
帰り泳ぎ道で、モズクを取って、カクレクマノミの親子と遊んでから帰宅です。

お楽しみのタカセ貝は、その日の夜に頂きました。
タカセ貝は身が硬く、茹でないと食べれません。
茹で上がった身から口と内臓を取ると、足と身と、うずまきの三品になります。

まずは身から・・・

おーっ 甘くて美味しい、真蛸みたいな軽い甘味があります。

続きましては、うずまき・・・

うーん 海草ですね~ 貝くんが食べた海草を、また私が味わって食べる!ドラマですな~ 海の恵みの味がいたします。

続きまして、足をパク・・・

硬く歯応えがあり、噛めば噛むほどモチモチとした味の伝わりかたで、お口いっぱいに貝のだしが広がっててきます。


あーっ 美味しかったです。

ご馳走さま♪

モ~ モ~

2009-04-26 18:51:16 | 八重山諸島の小浜島日記
小浜島にいるとよく、牛さんの鳴き声を聞くことがあります。
鳴き声は普通に「モ~」ですが、この「モ~」にも色々あるようです。

写真の牛さんのように、柵の外側の草を食べているのは、柵内に沢山生えている藁色のネズミノオ(ネズミの尻尾みたいな花が咲くらしい)と言う草が、好きでないらしく、その新芽しか食べません。食べませんから生え放題になり、ごらんのようになります。

草が足りなくなると、牛さん達は、昼夜問わず「モ~!モ~!」っと訴えるようになり、それでも解決しない時は、柵を乗り越え、脱出して、周りの草やサトウキビなんかも食べてしまうそうです。

あと、メス牛さんの盛りの時、オス牛を求めて切なく「モ~モ~」と鳴きます。

子牛さんの乳離れの時、お母さん牛から離され、別柵に入れられた時にも、ママ!ママオッパイ♪的に「モ~モ~!」と鳴きます。


そういえば、子供のころ~
家のトイレに鍵が無くて、たまたま私が入っていて、家族のだれかに開けられた時にも、やっぱり


「モ~!」



・・・・って言われたな。

グランド10周

2009-04-25 09:29:33 | 八重山諸島の小浜島日記
小浜島の小中学校のアイドル、みみちゃんの子馬のこみみちゃんは、すくすく元気に育っています。たぶん。

校内のグランドで、みみ母さんのそばで寝ていた、こみみちゅんは、おもむろにに起き上がり、私の顔を見ながらオシッコを、ジャーっといたしました。

気分が良くなったのかして、グランドを突然走り出し、パカラッパカラッっといい音を響かせながら10周も走って、とっても気持ち良さそうでした。


繋がれていないこみみちゅんって・・・・

幸せそうだな~

ジャングルの誘惑

2009-04-24 10:08:22 | 八重山諸島の小浜島日記
この花の名前は知りませんが、とってもいい匂いがします。ジャングルのキンモクセイとでも言いましょか。
姿は見えなくても、その香りは、ゆらゆらと漂いながら広がって来て、だれかを魅了し立ち止まらせ、振り向かせます。

たいがい林や茂み、ジャングルなどから、いい匂いがやって来るのですが、ハブが怖くて中には入れず、正体がなかなか解りませんでした。
店の大将に教えてもらってようやく発見です。

この匂いに出会ったなら、しばらく立ち止まって、その黄色くゆっくりとした、途切れることのない甘い香りを、胸いっぱいに味わってみましょう。
遠く不思議な夢の世界へ、心だけが優しく運ばれ、ほんの少しの間ですが、花に誘惑されたことに気づくはずです。


あー

ミツバチになって・・・・

お花ちゃんに♪


抱きついてみて~

青パパイヤ収穫しました。

2009-04-23 22:07:38 | 八重山諸島の小浜島日記
オーナー不在の小浜島産・自生青パパイヤを収穫しました。

本当は、黄色く甘~いフルーツになるまで、待っていたかったのですが、早い者勝ちの法則が適用されているので、自生青パパイヤを、これ以上ほっとく訳にもいかず、仕事が終わってから取りに行きました。

目的のパパイヤの木に着くと、夜遅いせいか、オカヤドカリとホタルの幼虫がお出迎えしてくれました♪


が、気にも止めずに、さっさと取りまして退散。

取ってみるとソフトボールより大きく、ちぎったところから、巨峰に似た甘い香りがいたしました。

で、さっそく取りたて青パパイヤを、チャンプルにして頂きました。

うーん。
野菜としての甘さが豊かに含まれていて、鼻から抜ける香りがフルーツのように重くなく、栽培物青パパイヤより断然美味しかったです。


おかずになるのって・・・・

いいな♪

小浜島のフミタクナイマイマイ

2009-04-22 14:54:01 | 八重山諸島の小浜島日記
道の真ん中で寝ているのは、小浜島に住んでる小型のマイマイ(カタツムリ)です。
たまたま転げ落ちたのではなく、しっかり道路に引っ付いているので、今日はここに決めたみたいです。

日中はあちこちに引っ付いて寝ていますが、夜になったり雨が降ったりすると動き出します。少し傷んだ植物が好きみたいです。

私の住んでいるお家の玄関前には、少し草むらがありまして、ここを通らなければ、家には入れません。

別に問題は無いのですが、マイマイが沢山住んでいまして、知らないうちに踏んでしまいます。

夜なんか、暗くて見えないものですから、かるく10コぐらいは・・・・


最近は懐中電灯を点けて、踏まないようにしていますが、それでもかるく3コぐらいは・・・・



はい。


小浜島のヒキタクナイガエル

2009-04-21 14:43:51 | 八重山諸島の小浜島日記
夕方、小浜島に雨が降ると、たくさんのカエル達が喜んで道路に出てきます。ピョンピョン跳ねる様は、とても可愛いらしく、愛嬌があって見ていて飽きません。
夜になると大合唱が始まり、鳴き声は、ビー玉を堅い板の上で、細かく弾かせたような、透き通っていて乾いた良い声です。

コロコロコロ・・・・

写真のは小粒ですが、サイズはトノサマガエルぐらいで、頭は小さく体はふっくらしています。

でも、
雨上がりの夕方は憂うつになるんです・・・・。
お仕事上、ホテルまでお客様を車で送迎しなければならず、否応なしに、雨で浮かれたカエルだらけの道の中へ、突進していくんですから~

からぁ・・・・


ピョンピョンピョン。



※安全上カエルを見ないことにしています。

小浜島のオカヤドカリ

2009-04-20 15:29:33 | 八重山諸島の小浜島日記
小浜島には、国の天然記念物のオカヤドカリが住んでいます。夜たま~にですが、道端をコトコト歩いています。
昨晩散歩していると、ラッキーなことにコトコト歩いていました。近付くと「コトッ」と音をたてて、貝殻の中に隠れました。
一度中に入るとなかなか出て来てくれません。
しびれを切らして部屋まで運んで観察しようと、手で摘まんで運び出すと直ぐ、

「これでもくらえ!」

と言わんばかりに自慢のハサミで挟まれました。
我慢できないぐらい痛いです。
地面に戻してやると、また引っ込んでしまい、出て来てくれません。
今度はハサミを親指で軽く押さえて運ぼうとしたら、グイグイ強い力で押され、親指相撲になってしまい、押しに押されてまた挟まれて、私の負けです・・・・。

惨敗で渋々部屋に帰ると、シャワー室に、中ぐらいのオカヤドカリが、コトコト歩いていました。

またまたラッキー♪



「コトッ」・・・・

小浜島のホタルの幼虫

2009-04-19 14:18:59 | 八重山諸島の小浜島日記
左側のお尻が二ヶ所、光っているのが分かるでしょうか?
オカボタル(?)の幼虫です。草むらをうろうろしていまして、昼でも見かけることが出来ます。
が、夜の方がおしゃれに光りっぱなしなので(消灯可能)、見つけやすいです。

日が沈むと草むらでは(ジャングル系)、ホタルの幼虫の光で神秘的になり、さらにカエルの合唱と、フクロウの鳴き声と、満点の星空が合わさりますと、溢れんばかりのロマンチックで、お腹いっぱいさ~

今夜も散歩しょーと♪


※ハブに注意っす。

シャーシャーの木

2009-04-18 16:15:59 | 八重山諸島の小浜島日記
針葉樹なんですけど、葉がとっても細長くて、風に少しなびくぐらいの柔らかさがあります。木の名前は知りませんが、小浜島のあちこちで見ることが出来ます。
風が強いせいでしょうが、あまり派手に枝を出さずに、ちょっとぶさいくに生えています。

でも、風が当たるとシャーシャーといい音がして好きな木なんです。
風を優しく、細かい櫛でといてやったら、きっとこんなご機嫌な音色を出してくるような、体に染み入るいい音です。

シャーシャーシャーシャー・・・・


あー おしっこしたい。

デンでんデンでん

2009-04-17 15:58:36 | 八重山諸島の小浜島日記
小浜島の小さな牧場は、放牧されているところが多く、柵の中ですが小さな自由を楽しんでいます。
放牧の牛さんは警戒心が強く、牧場によっても性格の違いが見られます。
この小さな放牧のメスのリーダー(?)は、かなりの勇敢さを持っていまして、私が近付くと、休んでいたガジュマルの木から、はるばる検問しに向かい、他の牛さん達もそれに続きます。

リーダーを先頭に一列具合が、モ~なんともいえません♪


デンでんデンでんデンでんデンでん・・・・