ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

グルクン釣りの海のイメージ

2009-05-24 14:34:39 | 八重山諸島の小浜島日記
梅雨入りして2日間雨が降りましたが、その後は晴れ続きです。

写真は小浜島からすぐの無人島、カヤマジマです。

手前の青い線はカヤマ溝と言う深みで、水深10メーターぐらいでしょうか。

この溝のすぐ左側は、外海とつながっていまして、先日、船からマンタのヒレが見れました。

この出口のポイントで、よくグルクンと大物釣りをいたします。
水深は30メーター前後で、波が穏やかで水が澄んでる時の視界は、20メーターぐらいあります。

サビキ釣りでグルクンが食い付き、巻き上げる時に海を覗いて見ますと・・・・

青く深~い、不気味に音の無い世界から、食い付きもがくグルクンの姿が、ぼーっと見えて、こぼれ落ちるオキアミに集るグルクンの巨大な群れがいっしょに上がって来ます。

綺麗なだけに、かなり違和感ある不思議さで、ちょと夢に見てしまいそうなぐらいです。


グルクンの群れが上がって来なくなると、決まって大きな魚の影が見えて、食い付いたグルクンを、追いかけ食われそうになります。


ゴクリとつばを呑み込むほどの、青く静かな、怖~い不気味な世界!


で、結局その大きな怖~い魚を釣り・・・・

美味しくいただいてま~す♪

小浜島風アクアルタの水止め

2009-05-20 23:59:34 | 八重山諸島の小浜島日記
昨日は雨がひどく降ったので、大変でした。

道路は水没!雨はどしゃ降り!虫達がわんさか避難し、塀の上の隅っこに必死になってへばり付いてました。
幸い家は浸水までにはならず、玄関前の塀に付けた木製水止めが、実に大活躍です。

はっはっはっはぁぁぁ


ベネチアのアクアルタを思い出すな♪

・・・・


また描きに行きて~

小浜島は梅雨入りです。

2009-05-19 14:54:38 | 八重山諸島の小浜島日記
梅雨入り二日目の小浜島です。

今日も朝から雨で、私の住んでるお家の前の側溝から、勢いよく水が噴き出しています。
しかも生き物みたいに側溝の上を波が走って行いきます。

ゴジラか何かが出てくる前触れみたいで、見ていて楽しいのですが、ひどい時には店と家が浸水するらしく・・・・

笑ってられません。


まぁ ゴジラらが出るより
いいかな~

小浜島のテッポウユリ

2009-05-18 14:48:10 | 八重山諸島の小浜島日記
今日は朝から雨です。
梅雨入りでしょうか?

この綺麗な白い花は、テッポウユリです。名前の由来とかは知りませんが、匂いは強く、ユリの良い匂いがします。一月前に撮りました。

田んぼの畦道とかに咲いていると、上品で可愛らしく風景が冴えるので、とても好きな花です。

いつか描こう!
そう決めたのに、後回しにしていました。

で、いつの間にかシーズンオフ!

まだ咲いてはいますが、冴えがないので・・・・


また来年~

未確認高速動物

2009-05-16 15:15:45 | 八重山諸島の小浜島日記
店でホールをしていると、たまに何かが足もとをよぎることがあります。
いったい何がよぎっているのか解りません。
もちろん、お客様も大将も見たことも気付いたことも無いと思います。

先日、店の準備が終わって、日に焼けた足でも撮ろうとシャッターを切りました。

そこに偶然何かの影が!

これこそ未確認高速動物に違いありません。


高速でいったい何してんだろう?



カニカニ♪

小浜島のコクワガタ(メス)

2009-05-15 13:30:33 | 八重山諸島の小浜島日記
夜、店の前の自動販売機の横に置いてある、シャコガイの貝殻に、メスのコクワガタが乗っかっていました。

とても小さく可愛らしかったので、優しくつまんで、手のひらに乗せました。

おとなしく手のひらに乗ってくれたまでは良かったのですが、スコップで土を耕すぐらいの勢いで、私の手のひらをガブリと、おもいっきり噛みつきました。

何が気に入らなかったのか知りませんが、痛いのなんの!


あぁぁ

女性の扱いは・・・・

難しいさ~

ナメクジの決断

2009-05-14 15:13:58 | 八重山諸島の小浜島日記
小浜島ではよく草を描いています。

風にそよそよなびく姿は、普段はなかなか見れない、時の流れの秒針みたいで好きなんです。

あぁぁ
時が過ぎ行く・・・・

そよそよ そよそよ


で、道路に座って描いていると、草村から一匹の大きなナメクジが地面を這ってゆっくり出てきました。
足が私達と違う作りなので、見ていて不思議です。
それはまるで船が波に揺られているように、体を右に左に傾けながら真っ直ぐ進んで行くんです。

彼はたぶん、道路を横断して向こう側の草村に行きたいみたいで、どんどん進んで行きます。


3分の1まで進みました。

あっ 車が来た!

・・・・セーフ。


もうすぐ半分です。

あっ また車が来た!

・・・・しぇーふ♪


やっと半分まで来ました!

あぁぁっ ナメクジ君、ターンしました・・・・


危険を2回もクリアーして、道路の真ん中でターンして、また戻るとは・・・・



道端は、スリル満点っす~




カニの運動会

2009-05-13 16:14:22 | 八重山諸島の小浜島日記
小浜島の砂浜には、ゴルフ玉ぐらいの穴が無数に空いています。
穴にはカニが住んでいるらしいのですが、日中そのカニを見たことはありません。

夜、砂浜に行きますと、昼の静けさが嘘のように、辺り一面カニだらけです。
穴の主は薄い水色で、ひたすら横に走るのが好きなカニらしく、危険を感じるとあっと言うまに穴に入り身を隠します。


いったい・・・・
何の大会やってんだろう?

カニカニ♪

小浜島のクモガイ

2009-05-12 13:57:52 | 八重山諸島の小浜島日記
クモガイです。
浜から近い、小さな岩礁のくぼみにいてます。

見た目はグロテクスですが、殻を割って身を食べるとなかなか美味しいです。

身は柔らかく、歯切れの良い食感で、甘くておいしいもちのような、親しみやすい味なんです。

が、気になるところがありまして、二つの細いくだの先っちょに、目玉が付いています。
その目は、人の目玉みたいにリアルなんです。
ちっちゃいなが、パッチリ見開いた目玉にずっと見られているようで、だんだん可愛そうになり、辛くなります。



あぁぁ


まぶたがあったらなー

小浜島のアカジン

2009-05-11 23:48:52 | 八重山諸島の小浜島日記
今日は昼から船で釣りに行きました。

グルクンをサビキで釣っていると、集まって来たグルクンを食べようと、大きな魚がやって来るのですが、サビキに食いついたグルクンに、すかさずかぶりつく大きな魚がたまにいます。
サビキは沢山釣り針が付いているので、暴れるとからまってくれて、そのまま釣れたりします。

で、釣れたのが、このアカジン(スジアラ)です。沖縄三大高級魚の一つで、幻の魚とまで言われている代物です。

型は小さいですがラッキーでした。

夜さっそく刺身でいただきますと、磨りガラスのようなデリケートな身で、うっすらのったきめ細かな脂とハタ系独特の甘味が、なんとも上品で美味しかったです。

ご馳走さまでした♪


あー
でも~
釣ったグルクンを餌に仕掛けた本題の釣りの方は、ダツばっかりで・・・・


ガッカリ。

小浜島のシャコガイ

2009-05-11 00:07:25 | 八重山諸島の小浜島日記
今日は仕事が休みで大潮だったので、久しぶりに海に入りました。
干潮の時間を見計らって、浜からリーフまで泳いで行き、リーフの外側で泳いで貝探しです。

リーフの外側には珊瑚礁がなだらかな傾斜で広がり、山あり谷ありの複雑な世界です。
潜りながらふわふわ遊んでいると、突然珊瑚礁の山を越えて、視界いっぱいの熱帯魚の群れが現れ、私を気にせず降りてきてくれて、辺り一面魚の海で気持ちよかったです。

おっと 貝を探さなくっちゃ♪

あっ
ありました。くちびるみたいにブリッと出ているのは、シャコガイのヒモ?ですね~

おーしっかり岩に引っ付いていて取れません。
あいにく取る道具を持って来なかったので、時間は掛かりましたが、なんとか取れました。

持って帰り、さっそく味見です。
名前はパンジャー、シャコガイの仲間だそうです。

刺身で食べてみると、ヒモは硬めで、珊瑚の香りが強く、噛んでるうちに貝の優しい甘味がふわりとしてきます。
貝柱はとろみのあるジュウシーな肉質で、海に潜った瞬間を思い出す、磯の風味です。


ご馳走さまでした。

明日はクモガイを食べてみます。

ヤツ が来る!

2009-05-09 15:52:28 | 八重山諸島の小浜島日記
仕事でお客様を迎えに行くと、約束の場所に早く着いてしまい、少し待つことがあります。
そんな時にヤツらはやって来ます。

ヤツらは、顔と大きさに似合わず、とっても可愛らしい小さな声で、ヒュ ヒュ ヒュ ヒュ なんて言いながら、お尻をふりふり脇目もふらずに、私めがけてやって来るのです。

そして私を取り囲みます。

ときには仲間争いなんかして・・・・

ときには私のズボンを噛んできたり引っ張ったりして・・・・

ヒュ ヒュ ヒュ ヒュ と言いながら、必死に何かを伝えようとして・・・・


で、そこにお客様が来て、さようならの繰り返し。


いったいヤツらは・・・・
何を私に?



ヒュ ヒュ ヒュ ヒュ ♪

小浜島のミノムシ

2009-05-08 13:56:23 | 八重山諸島の小浜島日記
私の子供のころ、たくさんミノムシを取って来て、衣をむき裸にして遊びました。
ほんの少し昔に、ミノムシに子供を産み付けて食べる、外来種のハチが日本に入り込み、9割近くのミノムシが、数を減らしたそうです。

ミノムシ受難時代ですな~

小浜島のミノムシは小さく、たまに見かけます。

私の住んでる家の塀の中を、一匹のミノムシが衣を引きずり歩いていました。
たぶん塀の前のハイビスカスから落ちたんだと思い、優しく拾って、葉っぱに乗せてやりました。

が、翌日またあのミノムシが塀の中を歩いていまして、そこでやっと余計なことをしたと気付き、ほっておきますと、翌日しっかり塀の内側に引っ付いていました。

ミノガになるための、安全な場所探しだったみたいです。

ごめんねミノムシくん♪



そういえば子供のころ、地上に出て来たセミの幼虫の最後の脱皮を、つい手伝ってしまい・・・・

小浜島のアカレンジャー危うし!

2009-05-07 15:08:04 | 八重山諸島の小浜島日記
小浜島には赤い羽のバッタや赤紫のバッタがいます。写真の赤紫バッタは、右後ろ足がないせいか、あまり飛びません。

バッタを見ていると仮面ライダーやゴレンジャーなどのヒーローものを思い出してしまい、懐かしい気持ちになります。

絵を描きに行く途中、畑道を歩いていると、バッタが突然飛び出しました。トノサマバッタサイズの茶系、羽赤系です。

避難した場所は、耕したばかりの赤土の上ですが、よくわかります。
めざとく見ていたカラスが慌ててやって来て、バッタくんの3メーター上空でホバーリング。

あっ
危ないバッタくん!

が、カラスは目が悪いのかドンクサイのかホバーリングがキツイのかして、発見出来ずに断念。

が、また別のバッタが畑道からジャンプ!

また慌ててカラスが舞い戻り、バッタの3メーター上空でホバーリング。

つい指先でバッタくんの居場所を教えましたが・・・・

がんばれカラス!


カラスのスタミナ切れに終わり、バッタくんは無事でした。



どっちの見方なんだ・・・・

小浜島のはみ出しオカヤドカリ

2009-05-06 13:28:05 | 八重山諸島の小浜島日記
昨日の夜中の散歩は、大きめのオカヤドカリに会うことが出来ました。体が大きなわりに、貝のサイズが小さくて、中に入りきりません。
貝を握ると、後ろ足を器用に回してきて、グイグイ蹴ってきます。
握っても直ぐにはずされ、またコトコト歩き出すところを見ると、お家に入りきれない恥ずかしさから、逃げるが勝ち作戦に出ているものと思われます。


ちなみに最近、

持ってきたジーパンに、

私が入りきりません。