地図が読めない女のハイキング日記

山と温泉と季節の草花と

山梨・茅ヶ岳   15.02.08

2015-02-14 10:51:01 | 甲信越
深田久弥 終焉の地、茅ヶ岳(1703m)に登りました。
日本百名山に憧れる者としては、いつか登ってみたいと思っていたお山。
昨年、丹沢山に登ったときのお仲間とご一緒に、
今回は、ガイドさん含め、9名での山行となりました。



朝7時半 西国分寺駅に集合。
ガイドさんの車で、深田記念公園駐車場へ。
装備を整えている間に、雪が舞い始め‥。
天気予報どおりなのではありますが、先週に続き、今回も雪降る中の山行です。
しかし、この日は風がなく、意外に暖かい。
歩きはじめてすぐに暑くなり、中に着ていたフリースを脱ぐ。
それでも、アウターのフードをかぶり、雪が入らないようにジッパーを上まで上げているので、
熱が内にこもって、暑いこと、このうえない。
雪が降っているのに、みな大汗をかき、ほおが火照っている。



女岩まではチェーンアイゼンで、
女岩からはアイゼンを装着して登っていきます。
このパーティ、皆さん歩くのが速くて、いつもより息があがります。
急登をぜいぜい登っていると、碑が見えてきました。
おお、ここが深田久弥が脳溢血で亡くなった場所か。
大好きな山でぽっくり逝けるのは幸せなことだろうけれど、
お仲間はたいへんだったでしょうね。。



雪の少ない岩場をアイゼンで歩くのは、なかなかむずかしい。
もっと雪があれば、刃ががりがり言うこともないんでしょうけれど。
そんなことを思いながら、粛々と登っていく。
出発から約2時間で、茅ヶ岳山頂に到着!
先週につづき、またもや眺望ゼロ。
晴れ女のつもりだったけど、最近、ツキに見放されています~(泣)



こんな日はさくっと下山するに限ります。
ところが! この下山が、意外にクセモノでございまして‥。
雪が少なく、根っこがでているせいか、
アイゼンがひっかかって、歩きにくいこと、ハンパない。
そのうえ、新雪と泥がまざって、アイゼンにくっつきやすく、
雪玉を取っても、取っても、すぐに高下駄のようになって歩けやしない!(怒)



この歩きにくさには、ホント閉口しました。
はじめてアイゼンをつけた人だったら、
もう二度とアイゼンはつけたくないと思ったかも。
先週、ふかふかの新雪をざっくざっく下った楽しい記憶があったせいか、
今回の下山がよけいに厳しくて。
中途半端な雪山は、かえって歩きにくくてよろしくないですね。



と、まぁ、ぐちぐち言っていますが、
歩くたびにいろんなことを経験し、対応力がついてくるのでしょうか。
今回はチェーンアイゼン初体験でしたし、またいろいろ勉強になりました。
この後、温泉で汗を流し、ビールをいただき、幸せ気分で帰宅。
ガイドさん、ご一緒いただいた皆さま、ありがとうございました。


● コース概要 
西国分寺7:00ー(車)ー深田記念公園駐車場9:30ー茅ヶ岳山頂11:30ー深田記念公園駐車場13:15ー甲斐私立温泉 百楽泉13:40~14:40ー西国分寺16:30


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