「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ロシアの停戦交渉受け入れの新たな提案<ウクライナ紛争2024.06.15

2024-06-15 19:16:39 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

併合4州からの全面撤収とNATO加盟放棄なら交渉用意 ウクライナ侵攻でプーチン氏
2024/6/14 20:36
https://www.sankei.com/article/20240614-4BVF3VWIYZKGPP45H6SFFRFE5A/

『ロシアのプーチン大統領は14日、モスクワの外務省で同省幹部を前に演説し、ロシアが2022年9月に一方的に併合したウクライナ東部・南部4州からウクライナ軍が全面撤収し、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟を放棄すれば、直ちに攻撃を停止して交渉を開始する用意があると述べた。』

前回の提案よりは、具体的です。
ネオナチの追放とかウクライナの非軍事化については、触れていません。
ロシアが併合した4州のロシアの領有を認めることと、ウクライナのNATO加盟放棄が条件です。
シンプルに分かりやすく条件提示しました。

ウクライナが受け入れるとは思えませんが、アメリカに向けた条件提示です。
またウクライナが主催する「平和サミット」の無意味さにも言及しています。

※関連記事
資産「窃盗」に報復 ウクライナ安保文書、意に介さず―ロシア大統領
2024年06月14日22時20分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024061401225&g=int
プーチン氏、「停戦にはウクライナの領土放棄、NATO加盟断念が必要」と主張
2024/6/14 20:36
https://www.sankei.com/article/20240614-4BVF3VWIYZKGPP45H6SFFRFE5A/

もっともロイターの記事は一部切り取りで、こちらの記事は、停戦勧告と言う意味の方が強いです。

※追記
プーチン氏、戦争終結に向けた条件提示 ウクライナは拒否「完全な茶番」
2024.06.15 Sat posted at 09:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35220183.html

ロシアの条件を改めて見てみると・・・
ウクライナ東部および南部4州からのウクライナ軍の撤退
NATO加盟申請の即時取り下げ

ウクライナの非武装化
欧米諸国による対ロシア制裁の解除

<一方、ウクライナの主張>
ウクライナ領からのロシア軍の撤退

ほぼ折り合いようがありませんが、一応ロシア側の停戦条件を提示しました。
戦争を続けると、どうなるかが問題です。
ゼレンスキーは、続ければロシアが経済的に行き詰まると考えていると思います。
現実的に考えれば、ウクライナはほぼ国家破綻しています。欧米の支援が止まれば、即財政破綻です。
資金の面は当分、西側の支援が続くようですから何とかなるとして・・・
問題は、ウクライナの兵士です。
ほぼ動員の限界に達していて、新規に(無理やり)集めている兵士は、老年兵が多いようです。あるいは後方勤務の未訓練の要員を前線に送るとかして、兵士不足の穴埋めをしているようです。
そもそもこんな兵士では戦力になりませんし、それも近いうちに限界になると思います。

資金と武器はあっても、兵士が不足して戦争継続は困難になると思います。来年は、ほぼ無理なように思います。

ウクライナにとって最善な道は、まだ兵士がいるうちに停戦交渉して終戦に持ち込むことだと思います。
今、ロシアが提示している条件はウクライナに不利なように見えますが、来年更に追い込まれてから停戦交渉をするよりは、遥かに条件がいいと思います。
2022年4月に合意した条件で停戦すれば、もっと好条件でした。
ロシア有利で戦況が推移している以上、時間を遅くすればさらに条件が悪くなるのは、目に見えています。

ウクライナ軍の劣勢がはっきりしてきた今となっては、戦争を継続することは無意味になりつつあります。

『中国、ウクライナ危機巡る独自案は「世界の最大公約数」 平和サミット前に米欧を牽制』
2024/6/14 19:38
https://www.sankei.com/article/20240614-MSYWA23Z7BL27BEMIRZIVJZPKE/

中国がブラジルと共同提案している「ウクライナ危機の政治解決に向けた独自提案」を踏まえて、ウクライナは停戦交渉を考えるべきだろうと思います。

 

※AFPは、もっと分かりやすく書いています。

プーチン氏、ウクライナに4州からの軍撤退要求 事実上の降伏勧告
2024年6月15日 14:13 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3524423?cx_part=top_topstory&cx_position=1


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ヨーロッパ紛争>2024.06.14

2024-06-15 19:13:28 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

もう、ここまで敵対して話がこじれれば、NATOとロシアの紛争と認識するべきだと思います。
直接、軍事力で戦争をしていないので紛争です。
準戦争状態と表現するべきですね。

<目についた記事>
ロシアがモルドバ大統領選に干渉、米英カナダの3カ国が非難
By Tom Balmforth、 Jonathan Landay
2024年6月14日午前 11:18 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/H5HOYTB5GJJZBEFBXHULFFLQFQ-2024-06-14/
記事を見るとロシアが内政干渉を試みているように見えます。
しかし、モルドバ国内には親ロシアを支持する人々も相当数います。
BBC
『モルドヴァ首都、親ロシア政党主導の反政府デモに数千人参加 「ロシアの一部になりたい」』
2023年2月20日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-64700966

それほど親欧米の人々ばかりだとも言えません。
本当にモルドバの人々が、何を求めているのかを外部から知るのは、事実上不可能だと思います。
親欧米派が、何らかの工作をしている話も聞きます。
選挙監視団を送ったところで、それほど公平な選挙が実施されるわけではありません。
「モルドバの民族は?
ルーマニア語と同じモルドバ語を使い、民族構成としては、ルーマニア人と同じモルドバ人が6割以上、その他、ウクライナ人、ロシア人、ガガウス人、ブルガリア人などが暮らしています。 モルドバでは、全人口(427万人)のおよそ30%が18歳未満の子どもたちです。」

沿ドニエストル共和国

旧ソ連から独立した時に東部のロシア系住民の多い地域は、分離して独立しました。
内戦もありました。
結局、モルドバは貧しいままです。
こんな事なら独立する必要は、なかったというべきです。
だからロシア領に戻りたい人々が、いるのも良く分かります。
EUに加盟した東欧の小国の今の姿を見れば、EU加盟が豊かさをもたらすものではありません。
モルドバは、過疎化が進み一層貧しくなると思います。

NATO加盟国を増やしたい欧米の政治に翻弄されていると言えます。
モルドバ、ウクライナ、ジョージア、ベラルーシ
全部、同じです。
親ロシアのベラルーシまたは中立のジョージアの方が、親欧米のモルドバとウクライナより、ずっと豊かなのは国内に内紛の種を抱えていては、貧しくなるばかりだという単純な現実を示しています。

例に挙げた記事は、ウクライナ紛争と同じで欧米のプロパガンダにすぎません。むしろ欧米がモルドバに介入するのを止めた方が、物事は順調にいくと思います。
大体、民主派と言われる人々は国民の生活など気にしないで政権闘争に明け暮れる傾向があります。

『ハリコフでロシア軍失速、ロ領内攻撃容認受け=米国防長官』
By ロイター編集
2024年6月14日午前 10:12 GMT+94時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/KWJMLZ2T3VNC5NJLUPSKGKUUWU-2024-06-14/

特段ロシア軍の進撃が失速したわけではありません。
国境地帯に緩衝地帯を設ける分のウクライナ領を制圧したから、進撃を止めただけです。
まるで欧米が、「ロ領内攻撃容認」をしたからロシア軍の進撃を食い止めたような書き方でしょう。

単にロシア軍が予定の分だけウクライナ領を制圧したからそこで進撃を止めただけです。
ウクライナ軍は、ロシア軍を国境の外に追い払うはずでしたが❓
どうなったんでしょうね❓

プロパガンダは双方に付き物とは言え、相手が進撃を止めたのを、食い止めたように言うのは、相当都合が良すぎるように思います。
しかも、それをアメリカの国防長官が発言しているのは笑えます。

戦争を止めようなどと言う気は、全然ないですね❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


恐怖の巨大ワニ(オーストラリア)と巨大ニシキヘビ(インドネシア)の騒動の顛末<2024.06.14

2024-06-15 19:12:41 | 動物と植物と自然

8メートルのニシキヘビと格闘 勝って村全員で食べた
2017年10月5日
https://www.bbc.com/japanese/41508157
住民を恐怖に陥れた巨大ワニ、バーベキューにして食べちゃった オーストラリア
2024.06.14 Fri posted at 10:27 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35220125.html

インドネシアは、すごいですね!
ニシキヘビと格闘して勝ったようです。
腕が、その後どうなったのか気になります。
ニシキヘビは、村人が油で揚げて食べたそうです。

「友人たちによると、本当においしいらしい。7メートル以上もあるのだから、たっぷり食べられる!」
のだ、そうです。

オーストリアの巨大ワニも、やっぱりみんなで食べたそうです。
『 北部準州警察のアンドルー・マクブライド本部長は公共放送ABCの取材に対し、ワニは料理して「クロコダイルのテールスープを作り、バーベキューにして、何品かはバナナの葉に包んで土をかぶせて料理した」と説明。「伝統の大ごちそうで、みんなお腹いっぱいになった」と話している。

 オーストラリアに生息するイリエワニと淡水ワニはいずれも保護種に指定され、1971年以来、連邦法で狩猟が禁止されている。当時は密猟が横行してワニが絶滅寸前に追い込まれていた。

 しかしその後の数十年で個体数が回復し、地元当局によれば北部準州には現在10万頭が生息している。』

昔から、住民のごちそうだったようです。

※結局、両方とも人間が食べてしまいました。


※関連記事目次
項目「動物と植物と自然」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e


アメリカの原潜が、キューバに寄港❓<2024.06.14

2024-06-15 19:11:11 | アメリカ合衆国

米原潜、キューバに寄港 ロシア原潜に続き
2024年6月14日 11:54 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 キューバ 中南米 ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3524257?cx_part=top_topstory&cx_position=4

ロシアの原潜が今、首都ハバナに停泊しています。
随分、仲がいいじゃないか❓
違うんですね❓

アメリカの原潜が、嫌がらせに行ったんです。
キューバには、アメリカの租借地があります。
ずいぶん昔の1903年からです。
※グァンタナモ米軍基地(Guantanamo Bay Naval Base)
キューバ東南部のグァンタナモ湾に位置するアメリカ海軍の基地
面積は116平方キロメートル
1903年以来、アメリカ合衆国がキューバより租借している
※キューバに広大な米軍基地、同盟関係でもない国になぜ? テロの被告らを長期勾留、「汚点」と批判される現場は今【グアンタナモ報告・前編】
2023/11/9(木) 10:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fbf97e6d7e2e7601494d47b857e1c578f5973aa

キューバ革命後、アメリカとキューバは敵対関係になりました。今となっては租借期間が延長されるはずもありません。しかし返還の定めが、はっきり決められていなかったのでアメリカが実効支配したまま、居座っています。

アメリカは、このような相手の弱みに付け込んだ悪事を色々な場所でやっています。

キューバ危機が起きたのも、これが原因です。
キューバが、イヤがらせにロシアの原潜の寄港を認めたので、アメリカが逆嫌がらせをしたと言うわけです。

原因をたどると反則のような海外領土は、まだ結構残っています。

イベリア半島の小都市のジブラルタル。
面積約7平方キロ、人口約3万人の小さな都市です。
地図を見ると、どうみてもスペイン領に見えます。
ところが1700年前後にスペイン王国で内紛があり、イギリスに乗っ取られてしまいました。
その後、1713年のユトレヒト条約により、ジブラルタルの統治権はイギリスのものとなった。以降、そのままです。

他にもあります。
フォークランド諸島。
ここもイギリスの植民地のままです。
フォークランド紛争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%B4%9B%E4%BA%89

ここは1700年代にスペインとイギリスの領有権争いになり、その争いに勝利したイギリス領になりました。
1816年にアルゼンチンが独立すると、スペイン領土を継承するものとして、同諸島の返還を求めるようになった。
以来、軍事力に勝るイギリスが実効支配してそのままです。
フォークランド紛争に敗北したアルゼンチンは、今は大人しくしています。
しかし、イギリスの国力が衰えれば、またアルゼンチンが奪還作戦を行うかもしれません。

こうやって見てみるとイギリスとアメリカは、極悪兄弟ですね❓
大西洋方面では、相当昔から悪事を重ねています。

もう、ぼちぼち誰かが「お灸!」を据えるべき時が、来ているのかもしれません。


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


南アフリカの組閣は、どうなるのか❓<2024.06.14

2024-06-15 19:10:16 | アフリカと中東

南ア連立協議でズールー人民族党が挙国一致政権参加を表明 白人系野党は不透明
2024/6/13 10:33
https://www.sankei.com/article/20240613-U2BVLVUZZRNADEH3NYYRFB7PWY/
南ア与党、挙国一致内閣を検討 第2党など抵抗も
By Nellie Peyton、 Wendell Roelf
2024年6月6日午前 11:33 GMT+98日前更新
https://jp.reuters.com/world/IRESPHZWKRONJNDTPVNGQOPULE-2024-06-06/

今回の総選挙で南アフリカの政権与党のアフリカ民族会議(ANC)が過半数(定数400)割れの159議席と議席を大きく減らしました。
『1994年のアパルトヘイト撤廃以降は一貫して議会にて単独過半数を確保し政権を担ってきたが、長期政権化による腐敗やアパルトヘイト時代を経験しておらずANCに思い入れのない黒人の若者が増加するなどANCは次第に支持を失っていき、2024年5月29日に執行された総選挙では400議席中159議席にとどまり、第1党を維持するも初めて過半数を割った。 』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%B0%91%E6%97%8F%E4%BC%9A%E8%AD%B0

植民地時代から独立の時代、アパルトヘイト時代と南アフリカの政治には、近代の歴史が色濃く残っています。

アパルトヘイト時代に欧米は、アパルトヘイト政策を支持していました。長い闘争を経て、今の政治体制が出来上がりました。その始まりが、1994年です。

マンデラ氏が率いていたアフリカ民族会議(ANC)は国民の圧倒的な支持がありました。
しかし組織は経年劣化し、堕落してしまいました。
この辺りは、日本の自民党とよく似ています。

「真面目にやれ!」
と、南アフリカ国民が政権に「お灸!」を据えたというわけです。

※南アフリカの政党
小さいのまで入れると沢山ありすぎて良く分かりません。
議席数の多いのから順に・・・・
与党アフリカ民族会議(ANC)過半数を割れ159
白人系最大野党、民主同盟(DA)87
MK民族の槍(左翼大衆主義政党)(ズマ前大統領)58議席
EFF経済的解放の闘士(極左、マルクス・レーニン主義)39議席 
少し変わっているのが❓
インカタ自由党(IFP)(ズールー人民族党)
ズールー族の少数民族の利益
2019年の総選挙では得票率3.38%14議席、今回17議席

結局、数合わせをやってそのうち組閣するのだろうと思います。組閣の話は、これで終わり。

次は、ズールー族の話です。
『南ア最大民族ズールー、新王が即位 祝賀の裏で後継者争いも』
2022年8月21日 18:11 発信地:ノンゴマ/南アフリカ [ 南アフリカ アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3419988
「南ア総人口の約5分の1に相当する1100万人以上のズールー人」
「ミスズールー・カ・ズウェリティニ王」


2022年の国勢調査発表、人口6,200万人を超える
(南アフリカ共和国)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/10/071e04e2a1b74a33.html
黒人が 5,049万人(総人口の81.4%)
カラード(注1)が505万人(総人口の8.2%)
白人(注2)が450万人(総人口の7.3%)
インド人やアジア人は170万人(総人口の2.7%)

ズールー人は1100万人ですからズールーの王様が信頼されていれば、単純計算17.7%の議席数があってもいいことになります。⇒400×17.7%=70議席。
今回、多少増えて17議席。
ほぼ、まとまりはないですね❓
象徴的な王位のようです。
ズールー族の王ですから南アフリカの王とも言えません。
『2022年3月、シリル・ラマポーザ南アフリカ大統領によって、故グッドウィル国王の長男であるミスズールー・カ・ズヴェリティニが、正式にズールーの新国王として承認された。2022/08/22』

しかし、即位には南アフリカ大統領の承認が必要なようです。
良く分かりませんね❓

でもズールー族の王がいて王位の承継が行われているのは昔風でいいですね。

2016年04月11日 12時00分 メモ
ドイツで整備工として働く男性が実はアフリカの部族の王だった
https://gigazine.net/news/20160411-german-mechanic-african-king/
ガーナのノマドな王様
https://courrier.jp/info/24176/
アフリカ唯一の絶対君主が国外逃亡か、当局は否定 エスワティニ
2021.06.30 Wed posted at 10:16 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35173131.html

よく考えてみると世界には、部族社会の残っている地域は日本人が考える以上に多いです。
湾岸の産油国では、ほとんどが王国です。
イランにもリビアにも、昔は王様がいました。

アフリカでは探せば、ズールー王のように政治権力は持たない部族の王様は、他にもいるのかもしれません。

あるいは、王ではなく部族の長老である場合もあります。
『ケニアのマサイ族長老 エマニュエル・マンクラと考える「アイデンティティってなんだろう?」ライブ配信詳細』
https://www.inspirehigh.com/news/7a7f22b0-526c-11eb-b474-2b8d65cddbc7/

色々、興味深いですね❓
民主主義ばかりが政治制度でないのは確かです。

※そうそう、南アフリカが絶対ロシア支持の理由を知っていますか❓
アパルトヘイトの時代、平等を求めて黒人が闘争を行いました。欧米はアパルトヘイト支持です。当然、闘争に参加する黒人は弾圧されましたし、国外に支援してくれる勢力はほとんどありませんでした。
そんな時代に闘争に参加している黒人を、人間として対等に付き合ってくれたのは、旧ソ連だけだったそうです。
その時代の恩義に感謝して南アフリカは、絶対ロシア支持です。
そして、どの国より過激にパレスチナ擁護をするのもかつて自分たちが差別されたからです。


※関連記事目次
項目「アフリカと中東」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8e2281cde3859a8659b62d9f1680c9d2


大英帝国の落日と日本郵便の値上げ<2024.06.13

2024-06-15 19:08:38 | ヨーロッパ

日本郵便、10月から郵便料金値上げ はがき85円に
2024年6月13日午後 4:26 GMT+943分前更新
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/FROXLW3RQJPHBCTVHDHYZAEQJY-2024-06-13/

値上げは辛いけれど、身売りするよりはマシです。
民営化に失敗したイギリスの郵便局の今❓

『英ロイヤルメール、チェコの大富豪が買収へ 7100億円規模の提案受け入れ』
2024.05.30 Thu posted at 14:40 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35219481.html

旧共産主義国には、必ず新興財閥があります。
一番、ひどいのがウクライナです。
ほぼ新興財閥が支配する国です。
そんなことを報道する日本のメデイアは、ないでしょう❓
それは、わきに置いて・・・

イギリスの郵便局が、たった7100億円でチェコの新興財閥に身売りしました。
七つの海を支配した大帝国の郵便局です。
落ち目になったら、こんな値段しか付きません。

多分、チェコ式の大胆なリストラ(首切り)をやって利益に出る体質に改革するのであろうと思います。
身内には、惨い首切りなど無理です。
だから身売りするしか、なかったのでしょうね❓

日本も段々、こんなケースが出てくるかもしれません。
今、日本のバカ高い都心の不動産を買っているのは、外国人だと思います。
企業だって同じです。
ちょっと緩い経営をしていれば、外国ハゲタカがやってきます。

東京の物価ランキング
2023/12/20
東京 世界60位
大阪 世界70位

こうなっています。
ジャパン アズNo1!
こう言われた日から落ち目までの期間の短いこと・・・


※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d