「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

EUがウクライナを負けさせてはならない理由<ウクライナ紛争2024.06.07

2024-06-07 19:48:46 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

EU諸国のウクライナ支援は、異常と言えます。
その理由が私には理解できませんでした。
ほぼ恐ロ集団ヒステリーと言えます。
簡単に言うとロシア潰しに加担して、上手くいきそうもなくなったので跳ね返りが怖くなったのだろうと思います。

2022年にNATO諸国が言っていたこと
『ロシアを二度と立ち上がれないようにする!=ロシア潰し』
ウクライナに代理戦争をやらせて、経済制裁をすればロシア経済が破綻してプーチンは追放される・と気楽に考えていたのでしょうね❓

2022年暮れには、大型の武器支援を決定し2023年ウクライナが反撃作戦を実行して、多分ウクライナが勝つと思っていたのでしょう。
ゼレンスキーも吹きまくっていました。
「2023年の末には、クリミアを奪還する!=ウクライナ人はクリミア海岸で海水浴をする」
2022年末のゼレンスキーの話では、去年の暮れにはウクライナの大勝利で戦争が終わっているはずでした。

話が変調になってきたのが、2023年5月ごろです。
さっぱりウクライナ軍が反撃作戦を始めません。
6月になりやっと始めました。
この時点で西側が期待していたのは、2022年9月のハルキウ反撃作戦のような結果だったと思います。
去年の9月になり、どうやらウクライナ軍の攻撃が頓挫している様子が見え始めました。

この辺りからEU諸国もウクライナのホラ話に気が付き始めたと思います。
武器と金が欲しいので「超!誇大広告」をしていたのですね❓

現実に帰ったEU諸国は、「もし、ウクライナが負けたら❓」を考え始めたと思います。

次、ポーランドの番になったとき❓
もし、アメリカがウナギのように逃げたら❓

そこには、お寒すぎる現実がありました。
兵士をそこそこ出せる国。
ポーランド、ドイツ⇒バッテン、フランス、イギリス⇒逃げるかもしれない、スペイン?、イタリア?・・・後は小さな雑魚の国ばかり❓

しかも砲弾やミサイルは膨大に必要だ。
EUにあるか❓⇒枯渇している!

NATO加盟国がスウエーデンまで入れて32か国いるとは言え、アメリカ抜きだと全部足しても到底ロシアには、対抗できないと思います。
しかも現在ウクライナがやっているような過酷な消耗戦を軟弱なEU諸国が、出来るはずがありません。

「ガビ~~~ン!」
ウクライナがロシアに負けたらフリーパスでフランスまで来てしまう!

このような寒すぎる!現実に気が付いたので、EUはひたすらウクライナをおだて上げて、とことんロシアと戦わせる必要があることに気が付いたというわけです。
そこでEUの主だった国が全部、ウクライナと二国間防衛協定を締結しウクライナを10年支えることにしました。

このようなことならウクライナ紛争が勃発した時、早期の停戦を実現するべきだったと思います。
しかし、邪なロシア潰しを画策したためにその機会を逃しました。
今はロシアの報復が怖いから停戦の話を持ち出せません。
「とにかく戦争を続けよう!」
その先に何が待っているのかは、あえて無視して西側にとり成算のないウクライナ紛争は、延々と続くことになりました。

ウクライナの都合は、皆無です。
ウクライナの国土が焼け野原になろうがウクライナ人が死に絶えようが、EU諸国には関係ないことです。
EUが無事であることが、目標です。
その忠実なマネージャーがゼレンスキーです。
アメリカの軍需利権にも忠実ですね❓

※このように考えると代理戦争を引き受ける愚かさが、しみじみ分かるような気がします。

※結果としてウクライナは国全体でEUの傭兵稼業をやっているのと同じです。ウクライナが滅ぶまでは給料はもらえますが・・・それでいいのかどうか❓

※ご参考
以下の記事を見ると2022年のフェイクニュースの拡散元がウクライナであったことが分かります。情報戦と言えば、それまでですが、こんな認識をしていたのなら今のウクライナの苦戦は当然と言えます。
一番、凄いのが・・・
「この戦争のターニングポイントは8月中旬~後半で今年中に殆どの戦闘行為が終結するだろう。我々はドンバスやクリミアを含む失った全ての領土を取り戻す」
この予定が、2022年末には2023年末に延期されました。
その後は流石に「いつまでに・・・」の話は無くなりました。

2022.05.14
ウクライナ国防省、この戦争のターニングポイントは8月で年内に終結する
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-ministry-of-defense-the-turning-point-of-this-war-will-end-by-the-end-of-the-year-in-august/


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


霧の中のチャシブ・ヤールの戦闘とロシア軍のアリ地獄戦術とは❓<ウクライナ紛争2024.06.06

2024-06-07 19:47:04 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.06.3
ロシア軍の攻勢は6月も続く、チャシブ・ヤール東地区でグレーゾーンが拡大
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-military-offensive-continues-in-june-gray-zone-expands-in-eastern-chasib-yar-area/

これが航空万能論の最新記事です。
1か月以上前からほとんど戦況に変化がありません。
その当時からチャシブ・ヤール市街東にある飛び地の運河小地区は廃墟になっておりいつでもロシア軍は総攻撃をかけられます。
何だか見ていると行き渋っています。
やるんだか❓やらないんだか❓

どうもロシア軍が情報統制しているようでいつもなら進軍ラッパを吹き鳴らすロシアの軍事ブロガーも静かです。
非常におかしいですね❓

『ロシア、ウクライナ東部要衝に集中攻撃 ウ軍総司令官「全体として状況は困難なまま」』
2024/6/6 09:50
https://www.sankei.com/article/20240606-T44G45R4ENNBFBCKUU3I3YSO4I/

ウクライナ軍は、ロシア軍が予定した通りにハルキウ北部戦線に吸い寄せられて、完全にはまり込んでいます。
写真で見るボルチャンスクВовчанськは早くも半分廃墟になっています。
これは市街南側から北側を撮影していると思います。
増援部隊を送り込んだウクライナ軍は、北側の市街を若干取り戻しました。
しかし市街戦に引き込まれてそれ以上の前進を阻まれているようです。

シルスキー総司令官は、「ウクライナ軍が前線に十分な弾薬と兵士を送り込み、主導権を奪い返すチャンスはある」と主張したようです。
ハルキウ北部は、あっと言う間にロシア軍に占領されてウクライナ政府に対する国内の批判が大きいようです。
その汚名を挽回するためにも占領された地域を奪還してロシア軍を追い払うのがノルマです。
それを違う言葉でシルスキー総司令官が発言しています。

つまり❓
これがロシア軍の狙いです。
ウクライナ軍が逃げられないような戦場に予備兵力を引き込んで持久戦(=消耗戦)をやってウクライナ軍をすり潰すのが狙いだろうと思います。

逃げたくても政府のメンツがかかっているので逃げられません。ひたすら戦い続けます。
ロシア軍は、それを読んでボルチャンスクВовчанськ北部に砲兵部隊やミサイル部隊が照準を合わせて叩き続ける要領です。
後方はドローン部隊が攻撃するでしょう。
大きな目標は、ミサイルで攻撃すると思います。
ウクライナ軍をすり潰す罠が、仕掛けられているという訳です。

名付けて❓
「ロシア軍のアリ地獄戦術」

多分、終わったころには増援で送り込まれたウクライナ軍は壊滅すると思います。

チャシブ・ヤールでも同じことをしている可能性があります。
運河小地区(東地区)にウクライナ軍の守備部隊を引き入れ爆撃や砲撃で数を減らします。
数が減るとまた増援部隊が送り込まれます。
これを延々と1か月以上やっているように思えてきました。
それ以外、ロシア軍が総攻撃しない理由がありません。

もっとも、それももう終わりかもしれません。
ロシア軍広報
https://sputniknews.jp/
『ドンバスの解放を賭けた特殊軍事作戦』
このようなコーナーがあります。
ロシアの広報誌のようなメデイアですからロシアに都合がいいことしか書いていません。その点は西側のメデイアと同じです。
6月3日
https://sputniknews.jp/20240603/63-18549276.html
『ロシア軍「セーヴェル」(北方面)隊はウクライナ軍の3旅団を敗退させ、5度の反攻を撃退した。ウクライナ軍は過去24時間に最多で215人の人員を失った。』
これはハルキウ北部戦線です。
余りウクライナ軍の反撃は、上手くいっていないようです。

『ロシア軍突撃隊はチャソフ・ヤル(バフムートの西)付近にあるウクライナ軍の巨大な要塞を掌握した。ドンバスではこの要塞の掌握をめぐって戦闘が繰り広げられている。』
チャシブ・ヤールの主要な市街地には、まだ戦闘は及んでいません。
「ウクライナ軍の巨大な要塞を掌握した」
と報告しています。
市街地の東で大きな要塞と言えるのは、飛び地の小運河地区(東地区)か、北側のボダニフカBohdanivkaのすぐ西のカリーニナKalininaのどちらかだと思います。

カリーニナKalininaにロシア軍の装甲車が乗り入れて破壊された動画がありました。
カリーニナKalininaをロシア軍が制圧したのであれば、いよいよ北側から運河を超えてロシア軍がチャシブ・ヤールの主要な市街地の北側の郊外から進撃を始めることになります。
情報統制が解除されたらロシアの軍事ブロガーが進軍ラッパを吹き鳴らすと思います。
ロシア軍の広報が発表していますから、もうすぐでしょう。
「いつ攻めるんだ❓」と、誰もが疑問に思っていたとおもいます。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>6月6日>菊池雄星3勝目、鈴木誠也7号HR、アーロン・ジャッジVS大谷翔平

2024-06-07 19:45:04 | MBL & プロ野球

菊池雄星、6回1失点で3勝目 敵将脱帽「弾丸のような直球、そして本当にいい変化球」
[2024年6月7日9時17分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406070000204.html
本拠地でのオリオールズ戦に先発し、6回4安打1失点、1四球6奪三振、3勝目、防御率3・48

最近2試合5失点以上と不安定な投球でしたが、今日は修正してナイス・ピッチングでした。
最速98・1マイル(約157・9キロ)のフォーシームを投げていますから日本にいた時より球速が増しているかもしれません。
投球が安定しているから思い切り速い球が投げられるのだろうと思います。
勝ち星が少ないのは、味方の打線の援護の有無が大きいです。13登板でクオリテイスタートが7試合ですから防御率と併せて悪くないと思います。
今シーズンも活躍すると思います。


カブス鈴木誠也4試合ぶり7号先制2ラン 第1打席でラッキー二塁打、2打席連続の長打
[2024年6月7日9時25分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406070000208.html
鈴木誠也は打ちましたが、カブスは競り負け。
去年は反対でしたが、どうもカブスは投打がかみ合いません。
レッズのデラクルーズが11号3ランと、こっちの方が凄いです。盗塁数が32で断トツです。まだ打撃の方は、これからですが今年はどれだけ盗塁するか楽しみです。

さて今日は、アーロン・ジャッジの好調と翔平君の不調の理由を考えてみます。
<昨日までの各項目を比較>
アーロン・ジャッジ
OPS1.090、長打率.667、出塁率.423、長打数41、HR21、打率.293、四死球52
大谷翔平
OPS.989、長打率.598、出塁率.390、長打数34、HR15、打率.322、四死球28

比較してみると一目瞭然です。
四死球の違いが、理由です。
四死球が多い理由は、ジャッジの場合は敬遠四球が多いことも理由の一つですが、単純にストライクとボールの見極めが出来ているから四死球が多くなっています。
ストライク・ゾーンの球を確実に打っているから、結果として長打が多くなります。

翔平君は、ストライクとボールの見極めが出来ていないから四死球がかなり少ないです。
その分、ボールや打ちにくい球を打っていることになります。
これをやっているとバッテイングが乱れていきます。
その結果、ハードヒットも出来ないしストライクを打ってもヒットのなる確率が低くなります。
バッテイングが乱れている証拠は、外角に逃げる球を引っかけて内野ゴロを打ったり、へっぴり腰で外角を空振りしたりするケースが多いです。

基本に立ち帰りストライクとボールをしっかり見極めてストライクを打つようにするしかありません。
2ストライクまでは、打ちにくい球は見逃すことです。
大谷翔平
2021年HR46四球96
2022年HR34四球72
2023年HR44四球91
アーロン・ジャッジ
2021年HR39四球75
2022年HR62四球111
2023年HR37四球88(106試合)

ホームラン数と四球数は、正比例しているのが分かると思います。
ストライクとボールを見極めてストライクだけを打つことを心がければ、当然四球が増えるという単純な理屈によります。
何でもかんでも打ちに行って大振りしていれば、ボールを打つケースが増えるし、結果として打撃フォームも乱れると言うことです。

何とか調子を取り戻してほしいですね❓
気が付くか、気が付かないかだけの差だと思います。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


フランスの強盗事情とは❓(フランス旅行にご注意!)<2024.06.05

2024-06-07 19:43:15 | ヨーロッパ

①MFイブ・ビスマ選手 催涙ガス浴びせられ強盗被害に
2024年6月4日 16:23 発信地:マルセイユ/フランス
https://www.afpbb.com/articles/-/3522709?cx_part=top_latest
2023/11/16
②シャルル・ド・ゴール空港からの車を狙う狂暴な強盗の増加
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/rikamama/2023/11/cdg.php

②手口
◎金のありそうな旅行者を狙う
◎シャルル・ド・ゴール空港からの往路を狙う
空港でターゲットを選択、それを仲間が追跡。
うっかりすると高速道路で渋滞しているときに襲われる。
一番危ないのはホテルについて車から降りるとき。

①の例
高級ホテルの前で襲う
『ビスマ選手は2日早朝、パートナーと部屋に戻ろうとしてカンヌの高級ホテルの前に車を止めたところ、走って近づいてきたフードを被った2人の男に催涙ガスを浴びせられ、腕時計を強奪された。』

※狙われやすいカモ
外国人でフランスの事情に疎い人種
アジア人やアラブ人、①ではアフリカ系

※パリ五輪で多くの観光客がフランスを訪れます。
フランスの強盗・窃盗集団もボーナス・シーズンとばかりに待ち構えているようです。
大体、こんな危ないパリで金目の物を身に着けたり(5000万円の腕時計)、(バッグの中身は単価16万5千ユーロ相当のゴールドとダイヤモンドのイヤリング2個を含む57万ユーロ約9,200万円などが入った)バッグを持ち歩いているのは、「強盗してください!」と言っているようなものです。

フランス旅行に行く人は、②の記事を参考にするといいでしょう。
メデイアは、絶対こんな記事は書かないと思います。
観光客にとっては、アメリカより危険でしょうね❓


※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d