「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

イスラエル軍、政権にハマスとの交渉進展要求(事実上イスラエル軍は国防相が指揮)<2024.06.20

2024-06-21 11:13:32 | アフリカと中東

①イスラエル軍、政権に交渉進展要求 「ハマス壊滅は誤り」…対立表面化
2024/6/20 07:42
https://www.sankei.com/article/20240620-NEDN73IABZML7KGUKIEUQMIU5I/
②イスラエル軍の「戦術的停止」、国防相が承認
2024.06.18 Tue posted at 12:48 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35220275.html
③イスラエル軍事行動の「戦術的停止」発表、ラファの戦闘は継続
2024.06.17 Mon posted at 10:04 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35220203.html
④イスラエルの戦時内閣解散、ガザでの戦争の評価に影響せず 米国務省
2024.06.18 Tue posted at 12:18 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35220268.html
⑤ガザ、国連機関職員の死者193人に 国連史上最多
2024.06.18 Tue posted at 09:19 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35220249.html
⑥ガザの100万人、来月半ばまでに飢餓に直面の可能性 国連が警告
2024.06.13 Thu posted at 12:18 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35220077.html

このような流れがあり、イスラエル軍は6月15日から一部地域で軍事行動の「戦術的停止」を行っています。パレスチナ自治区ガザ地区南部に支援物資を届けるためです。
⑥の記事にあるようこれまでイスラエル政府は、意図的に支援物資の搬入を妨害し飢餓を作り出そうとしています。
軍事行動でも無差別の大量虐殺の疑いが濃厚です。
民間人も区別せず殺害しているからです。
この上飢餓を利用すれば、十万人単位の死者が出るでしょう。

占領地政府活動調整官組織(COGAT)と南部司令部の決断のようですが、イスラエル軍は支援物資の搬入が出来るような部分的な「戦術的停止」を開始しました。

これを遅くとも18日には、防衛相が承認しました。
ネタニヤフ首相は、この決定に反対です。
この時点で事実上、イスラエル軍の指揮権は防衛相に移ったと言えます。

①このような経緯を経てイスラエル軍が、ネタニヤフ首相にハマスとの間接交渉を進めるよう迫った形です。
イスラエル軍のハガリ報道官は・・・・
「全員を軍事作戦で取り戻すのは不可能。ほかの計画を立てる必要がある」
と述べています。

事実上、現在のネタニヤフ政権の作戦計画を拒否したことになります。
余りにも残虐すぎるネタニヤフ首相の指示にイスラエル軍が部分的に命令拒否をしたことになります。
クーデターの一歩手前ですね。
ネタニヤフ首相がイスラエル軍の勧告を拒否すれば、軍は次の行動を取ると思われます。


『イスラエルのガンツ前国防相、戦時内閣離脱-早期選挙求める』
Ian Fisher
2024年6月10日 3:45 JST 更新日時 2024年6月10日 6:49 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-09/SETSL4DWX2PS00

戦時内閣を離脱したガンツ前国防相と他の野党グループは総選挙を求めていますから、ネタニヤフ首相は解散総選挙を行うしかないと思います。
もし、そうしなければ軍が何らかの行動を起こすでしょう。

※関連記事目次
項目「アフリカと中東」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8e2281cde3859a8659b62d9f1680c9d2


新冷戦時代>西側対それ以外(第三世界)<2024.06.20

2024-06-21 11:12:21 | ヨーロッパ

ウクライナ紛争が起きてみて判明したのが、西側の東西冷戦思考です。
ロシアを旧東側に見立てて、ロシア潰しを図りましたが今のところ上手くいっていません。

西側の垂れ流すプロパガンダとフェイクニュースが、東西冷戦時代の焼き直しであることに気が付きました。

アメリカは、ならず者国家を決めました。
当時は、イラン・北朝鮮・イラクなどです。
要は、アメリカに逆らう国を全部、ならず者国家にしてしまいます。
最近は、極悪国家みたいです。
しかし、考えなくても21世紀最大の極悪国家は、戦争ばかりしてきたどこぞの国家です。
その当時から決めつけがひどくなりました。
「あいつ!極悪!」
と決めつけて後はプロパガンダをフェイクニュースを盛大に氾濫させて、極悪のイメージを刷り込んで叩き潰すという、乱暴な手口です。

ロシアもこの方法で叩き潰そうとしましたが、ロシアはそれほど弱くはありませんでしたし、アメリカが荒らしまわったころとは、第三世界の政治力と経済力が比較にならない程大きくなっています。

ロシアは、経済的には第三世界に助けを求めることが出来ました。2010年以前なら、こうは出来なかったと思います。
2008年、アメリカがNATOの東方拡大を決めた後、すぐならあるいはロシア潰しは成功したかもしれません。その後14年が経過した2022年は、既に無理でした。

と言ってロシアの方も潰されない程度に戦いを継続できるというだけで、一気にウクライナを叩き潰すほどの力は、ありません。
そのためウクライナ紛争は、ロシア優勢の持久戦になっています。

そしてウクライナ紛争とガザ紛争の二つの紛争が、第三世界の考え方を変えました。
自分たちも「極悪!」の烙印を押されて叩き潰されるリスクがあることに気が付いたのです。

そのため特にアメリカに嫌われている国同士が接近して協力関係を強めるようになりました。
最近の国際情勢を見ていると分かると思います。

せっかく分断していたアメリカの敵性国家が接近して協力関係を強めるようになってしまえば、何をやっているのか意味不明です。

東西冷戦時代の化石の脳みそしかないNATO主要国の首脳たちが寄り集まって、更にこの傾向に拍車をかけてしまいました。

『ロ朝が包括戦略条約、有事に相互支援 プーチン氏24年ぶり訪朝』
By ロイター編集
2024年6月20日午前 7:45 GMT+923分前更新
https://jp.reuters.com/world/security/SHCNLBXOGZNS5JGD7OZ2ZFKWTQ-2024-06-19/

『権威主義国家の連携強化に警戒感、ロ朝条約巡りNATO事務総長』
By David Ljunggren
2024年6月20日午前 8:05 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/CSSAB7H3SBJUHOC4RJDSY3PUXU-2024-06-19/

ロシアは、元々北朝鮮の核問題については西側と協力関係にありました。
『六者会合』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E8%80%85%E4%BC%9A%E5%90%88

経済制裁にしてもそうです。
安保理で決議が出来たのは、中国とロシアの協力があったからです。

ウクライナ紛争での西側の態度は、このような協調関係を破壊しました。
それどころかロシアは、公然と北朝鮮の核保有を容認し、経済制裁もほぼ無視しています。

西側のロシア潰しが、新冷戦構造をはっきりと生み出したと言えます。
イランとロシアの関係も同じです。
ロシアは中国と近い距離を取りながら第三世界の国々との関係を強化していくでしょう。
第三世界の国々の多くが、中国とロシアとの関係を深めようとしている以上、これを阻止するのはほぼ無理です。

西側がロシアや中国と対立すればするほど、西側と第三世界との対立も深まると思います。

他国を軍事力や経済力で締め上げて収奪しようとするのが、今の西側です。
第三世界は、そうされたくありません。

その結果、世界がどのように変化していくかは明らかだと思います。
第三世界が色々な意味で成長するほど、世界の中で西側は孤立していくと思います。

植民地主義と帝国主義の終焉と言うべきでしょう。

※関連記事目次
項目「ロシアと周辺国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/c/a23a051cf8ecfe4e9a324034dc37f999
※関連記事目次
項目「中国と東アジア」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f1f533ed01e2ff185e6b598bf5010540


(イギリス)高インフレ下生活苦に苦しむ国民を無視したツケ→保守党の歴史的大敗予想<2024.06.20

2024-06-21 11:10:25 | ヨーロッパ

英労働党、史上最多の議席獲得か スナク首相落選の可能性も
By ロイター編集
2024年6月20日午前 2:44 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/europe/5JXEFM7GF5ORDKIWICJ3FR2XKU-2024-06-19/

マスコミは、右派や極右政党をポピュリストと批判します。最近のポピュリスト政党の極め付けがイギリスの保守党です。
ブレグジットを扇動して僅差でユーロ離脱を強引に決めました。そしてウクライナ紛争勃発前後から、その影響が大きくイギリスでは高インフレが続きました。
イギリス国民は、生活苦で苦しみました。
普通の給与所得者さえ生活苦になるようなひどいインフレでした。
その時、保守党政権はどうしたか?

ポピュリスト政党が良くやるように外に敵を作り戦争熱を煽り立てて、政局を乗り切ろうとしました。
紛争の初期に停戦に持ち込むことも可能だった、ウクライナ紛争を煽り立てて激化させたのは、当時の首相のボリス・ジョンソンです。
その後、ボリス・ジョンソンはコロナ禍のスキャンダルで党内から反乱が起き首相から追放されます。
その次は、レタスと賞味期限を争ったトラスです。

トラス英首相、「賞味期限」勝負でレタスに負ける
2022年10月21日 4:32 発信地:ロンドン/英国 [ 英国 ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3429998

3番目が、現在のスナクです。
全員、国民の生活苦を放置してウクライナ支援にのめり込みました。この間、イギリス国民は生活苦に耐え行政サービスは先進国と思えないほど低下したままです。
イギリス国民は「激怒!」していると思います。
ウクライナ支援に費やした巨額の税金を、国民支援に使えば救われたイギリス国民は、たくさんいると思います。
その審判が、今回の総選挙で示されます。

イギリス下院の議席数が650
市場調査会社ユーガブが実施した世論調査
労働党425 保守党108
調査会社サバンタによる世論調査
労働党516 保守党53

このような厳しい予測が出ています。
生活苦で塗炭の苦しみにあえぐ国民を放置したツケは厳しいですね?

人のことは言えません。
日本政府だって結構、ウクライナの出しています。
その分、国民に使えよな!!!

※いいですか?
選挙で負けそうな国
イギリス→歴史的大敗
フランス→与党がダブルスコア負け予想
ドイツ→来年政権交代予想(連立3党は敗北予想)
アメリカ→バイデンが負けるかもしれない

戦争に入れ揚げてきた国の政権与党は、なぜか苦戦または大敗予想が出ています。
どうプロパガンダとフェイクニュースで誤魔化そうと2年以上、経てば国民は誤魔化せないと言うことです。

※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d


2024MLB>6月20日>大谷翔平21号HR、ドジャース勝利

2024-06-21 11:08:03 | MBL & プロ野球

大谷翔平、21号先頭打者弾でリーグ単独トップ バックスクリーンへ2試合ぶり一発/詳細
[2024年6月21日6時48分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406200000450.html
ロッキーズ3-5ドジャース
大谷翔平
3打数1安打1打点2四球
打点は、1回の先頭打者HRだけでした。
第2打席は、2死1・3塁から四球を選び2死満塁のチャンスに広げるも満塁としたが2番スミスは左飛で無得点
8回第5打席は、申告四球で2死1・2塁とチャンスを広げるも2番スミスは三ゴロで無得点

一見、得点に絡まず無駄なように見えますが次の打者がヒットを打てば得点のチャンスを2回作りました。
5回打席に立って3回出塁していますので1番打者としては十分すぎる働きです。
むしろ2番に去年2番を打っていた3番のフリーマンを入れるべきでしょうね。今日の試合も5打数2安打です。
今当たっている5番のT・ヘルナンデスは5打数3安打です。どちらかを2番に入れるべきだと思います。

ドジャースは、12安打3四死球残塁9の雑な攻めでした。
Wシリーズに向けて、もう少し打線のつながりの欲しいところです。

ドジャース・カーショーが今季初登板で3回1失点 1Aでインランドエンパイア戦に先発
[2024年6月20日20時31分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406200001361.html
1Aインランドエンパイア戦に先発、3回36球で2安打5三振1四球で1失点だった。
クレイトン・カーショーは36歳になりましたがドジャースの左腕の大エースです。順調に回復してリハビリ登板になりました。
後半に向けてカーショーが、いるのといないのでは全然違います。プレーオフに向けてドジャースには、明るい材料です。

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>6月19日>大谷翔平5打数2安打もドジャースはサヨナラ負け

2024-06-21 11:06:10 | MBL & プロ野球

大谷翔平、第2打席で走者一掃適時二塁打も8回の好機に三振 ドジャースはサヨナラ負け/詳細
[2024年6月20日12時22分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406200000078.html
ロッキーズ7-6ドジャース

翔平君は、5打数2安打3打点でまずまずの活躍でした。
2回の第2打席で満塁走者一掃の同点適時二塁打で、ここは抜群でしたが❓
同点で迎えた8回2死一、二塁の勝ち越しのチャンスに見逃し三振。これは惜しかったですね2アウト2ストライクなのですから、見逃さず打ってほしかったです。

まあ、それは欲張りと言うものでしょう。
1番の打順に入ってから好調が続いています。
やっぱり翔平君には、1番が向いていると思います。

故障者続出のドジャースにまた一人故障離脱。
先発右腕ウォーカー・ビューラーが15日間の負傷者リスト(IL)に入り。右股関節に炎症と言うことで投げる方ではないので、やがて復帰すると思います。
これで15人目くらいです。
それでも地区断トツの1位ですからドジャースが強いというべきか、それ以外が弱いというべきか❓
朗報もあって手術後、リハビリ中のクレイトン・カーショウが順調に回復しています。夏過ぎには復帰予定です。
ドジャースの左腕の大エースですから、復帰すれば先発の柱です。
クレイトン・カーショウの復帰は楽しみです。
去年は、カーショウも故障して投げられないのに登板して信じられないようなノック・アウトをされました。
今年にかける思いは、強いものがあると思います。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b