「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ドネツク戦線、補給路をめぐる戦い(ポクロウシク)<ウクライナ紛争2022.06.22

2024-06-23 14:54:16 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.06.21
(1)状況は極めて困難、ウクライナ軍が第24旅団をチャシブ・ヤールに投入
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/the-situation-is-extremely-difficult-ukrainian-forces-deploy-24th-brigade-to-chasib-yar/

この記事の内容は、チャシブ・ヤールの局地戦を書いているだけです。
ところがコメント欄を見ると興味深いことをコメントしている人がいます。
コメント欄最後の「冬戦争」と言う人コメントです。
情報元は、「WARNews247」と言うサイトです。
https://warnews247-gr.translate.goog/?_x_tr_sl=el&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

(2)「秘密」評議会 V. プーチンと V. ヤヌコビッチ:キエフ奪還作戦とベラルーシでの集中的な戦争準備
彼は「新ロシア」の初代大統領となるのだろうか?
2024 年 6 月 22 日 | 02:33
https://warnews247-gr.translate.goog/diethnh/europe/mustiko-sumboulio-b-poutin-kai-b-gianoukobits-h-epixeirhsh-anakatalhpshs-tou-kiebou-kai-oi-entatikes-polemikes-proetoimasies-sth-leukorwsia/?_x_tr_sl=el&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc
この記事には、あっと驚くような内容が書かれています。
実際に起きるかどうかは不明ですが、起きれば・・・

今日の日記のテーマは、ドネツク州の補給路ですのでこれについて書きます。
以下、コメント欄からの引用です。

まずドネツク州への補給は、西のドニプロを経由して、ポクロウシクPokrovskに送られているようです。ここがドネツク州の補給の出発点です。

ドネツク州の北側
ポクロウシクPokrovsk~①幹線道路T-0504~③コンスタンチノフカКостянтинівка~幹線道路H-20~クラマトルスクКраматорськ~スラビャンスクСлов'янськ~リマンЛиманと言うのが、ごく大まかな物流ルートです。

ドネツク州の南側
ポクロウシクPokrovsk~②クラホボKurakhove~ウーレダーVuhledar

両方ともロシア軍は、約7km地点まで進出しています。

今回は、北ルートについて見てみます。
アウデイーイウカ戦線では、ロシア軍は北部のオチェレティネOcheretyneを制圧後、周囲を制圧してその後、北西のノヴォオレクサンドリウカNovooleksandrivkaの攻撃に向かい、ほぼ制圧しました。
その更に北西方向に次のウクライナ軍の拠点のヴォズドヴィジェンカVozdvyzhenkaがあり、その先が①幹線道路T-0504です。ここまで直線距離で約7kmです。

この方面でロシア軍が完全に①幹線道路T-0504を遮断してしまうと、その北東方向にある③コンスタンチノフカКостянтинівкаの先にあるウクライナ軍の軍事拠点や都市への補給路が遮断されます。

戦況の変化は、日々ごくわずかです。
しかし①幹線道路T-0504まで7km地点までロシア軍が進出しました。ここの遮断が成功すると、ドネツク州北部のウクライナ軍は一気に補給が苦しくなるという構図です。

もちろんハルキウ州の中心都市のハルキウ市からイジュームを経由して補給は可能です。
しかし、そうするとキーウ方面から来ているハルキウ市への補給量が2倍程度に増えることになります。
そんなに簡単に補給路を振り替えることは出来ませんし、途中の補給ルートの整備も必要です。

どうやらロシア軍が現在、目的としているのは①幹線道路T-0504と②クラホボKurakhoveを制圧してドネツク州の補給路を断つことのようです。

補給を失い、あるいは少なくなればドネツク州のウクライナ軍は、全ての地域で補給不足に苦しむことになります。

ロシア軍が甚大な犠牲を払ってアウデイーイウカ市街を攻め落としたのは、これが目的であったようです。3万人ともいわれる甚大な犠牲もドネツク州全体と引き換えなら、割に合うと言うことです。

そうであるなら、ウクライナ軍は攻撃はほどほどにして、何が何でもアウデイーイウカ市街を防衛しなければなりませんでした。
アウデイーイウカ市街を防衛を軽視して、ザポリージャ戦線やバフムトで反撃作戦を行ったのが、現在の劣勢を招いた原因です。

そもそも2023年のウクライナ軍の全体の作戦計画が根本的に間違いだったことになります。

今、振り返るなら攻めるのではなく守りを固めて、完全な持久戦に持ち込んで、その上でその後を考えるべきでした。

既に時は遅く、ウクライナ軍は全ての前線で劣勢を招いてしまいました。
そして❓
(2)の記事で書かれていることが、実際に起きるのなら、今年の後半でこの長い戦争も決着が着くのかもしれません。
ちょっと内容が怖くて書きたくないので、各自URLから読んでください。

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ロシアのメデイアの興味深い記事<ウクライナ紛争2024.06.22

2024-06-23 14:52:58 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※もちろんロシアのメデイアですからロシアに都合の良いことしか報道しません。それでも時々、読むべき記事はあります。それを言うと西側のメデイアも大した変わりません。
西側のメデイアのプロパガンダとフェイクニュースを中立にするには、ロシアや中国のメデイアの記事を読んで足して二で割ると、ちょうど良いかもしれません。

①西側は「ゼレンスキーおろし」を準備している=露情報機関
2024年6月20日, 20:34 (更新: 2024年6月20日, 21:19)
https://sputniknews.jp/20240620/18670223.html?rcmd_alg=collaboration2
②西側がそれでグルジアを批判した「外国の代理人」法案をカナダが可決
2024年6月20日, 21:45
https://sputniknews.jp/20240620/--18670526.html?rcmd_alg=collaboration2

②の記事
散々、EUはジョージアの「外国の代理人」法案に内政干渉して反対しました。同じことを、カナダがやっているよ・と言う指摘です。ジョージアが悪くてカナダがいいのは、単にジョージアに内政干渉しただけだと言うことが分かります。

①の記事
これが、今日の本題です。
ロシアのプロパガンダかフェイクニュースとも言えますが本当のこともグサッ!(アメリカ痛い!)指摘しています。現在のキーウ政府は2014年アメリカが主導して起こした暴力クーデターで政権を奪取しました。
それからゼレンスキーが2人目の大統領ですが、アメリカの強い影響下にあるのは同じです。
最初の大統領のペトロ・ポロシェンコがロシアとの軍事対決路線を強化しなかったので、ゼレンスキーを代わりに送り込みました。
ゼレンスキーはアメリカの期待通りロシアとの軍事緊張を高めて、最後はロシアの軍事侵攻を引き寄せました。

ここまでは、アメリカの考えた通りです。
しかし、その後アメリカが意図したロシア潰しは、ほぼ失敗と言っていいでしょう。
さすがにアメリカも3年も5年もとは、戦争を支えられないと思います。この戦争を抱えているために、他で軍事行動を起こすことが出来ません。資金的にも大きな負担です。

この経緯を理解したうえでスプートニクの記事を読むと単なるフェイクでは、ないと思います。
これまでのゼレンスキーの言動を見るなら、まず停戦を自分から切り出すことは、ないと思います。

そしてロシアとの戦争に踏み切った「戦犯」も必要です。
今まではゼレンスキーをホワイトウォッシングしてきました。反対にブラックペイントも簡単にできます。
(元々中身は色々黒いです)
そもそもゼレンスキーは大統領の任期が過ぎているのに居座っています。
つつけば真っ黒にして蹴落とすのは簡単です。

国民の支持が高い人間が、ウクライナにはいます。
その人気を恐れてゼレンスキー・一派が更迭した可能性が高いです。
誰だか分るでしょう❓

これだけウクライナ大統領府も国民に戦争を煽りまくってしまえば、普通ではそれと正反対のこと(停戦交渉)をするのは不可能です。

アッと驚く劇的な展開の末に・・・
ウクライナの白馬に乗った騎士が出てくる・と言う仕掛けではないかと思います。

こうでもしないとロシアとの停戦は、無理だと思います。
こうなる!と言っているわけでは、ありません。
あくまで可能性を指摘しただけです。

本当のところは、知りません。
ロシアとしては、チラッと話を出して水を向けているのでしょう。多分❓

わざわざ、何気なくペスコフ報道官が、こんなことを言い出すのも、何か意図がありそうですね❓

『米との安保協議必要、ウクライナ問題も含め=クレムリン』
By ロイター編集
2024年6月21日午後 11:42 GMT+910時間前更新
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/X3SHKJXJE5KK7GKW2URJ7PPD7Y-2024-06-21/


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


日本の原発安全神話より悪質なドイツの脱原発神話<2024.06.22

2024-06-23 14:51:32 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ドイツ「エネルギー転換」の深すぎる闇…脱原発・再エネ拡大に伴う膨大なコストは全て国民の電気代に上乗せされ
2024.05.31
https://gendai.media/articles/-/130932?imp=0

※時間が経過すると有料記事になりますので早めに読むことをお勧めします。

そもそもドイツの脱原発は、合理的な検討や議論を経て進められたものではないという事実です。
・・・記事から引用・・・・・
『 まず、ドイツの脱原発が、主に経済・環境両省のトップ官僚の主導で進められたという事実。ちなみに両省の官僚が、「アゴラ・エネルギーヴェンデ」という絶大な力を持つ左翼NGOと密接すぎる関係にあることは、すでに以前より知られている。
 例えば、ハーベック経済相の右腕であり、今回の脱原発の立役者であったグライヒェン次官は、経済省に来る直前までアゴラの代表だった(氏はすでに昨年、同NGOとの過度な癒着や縁故採用が問題になり更迭済み)。
 それ以外でも、アゴラを始めとするNGOと、経済省、および環境省との人材の往来は極めて活発で、端的に言えば、ドイツの環境政策は、官僚の座に座っているいわば活動家たちによって仕切られていた。

 言い換えればそれは、国家経済など意に介せず、ひたすら脱原発、脱炭素という自分たちのドグマの実現に向かって突き進む人たちである。』
・・・以下省略・・・・・

この中心となったのが、政党「緑の党」です。

経済的合理性、安全性、ドイツの長期のエネルギー政策などは一切考慮せず、「脱原発こそ正義」と信じ込んだ一部の人々が、脱原発を強引に進めたようです。

その要となる経済・環境両省に脱原発運動のシンパを送り込み国民不在のまま、だまし討ちのように押し進めました。

要は単に原発をなくしたいから原発を廃止したと言うだけのことです。
電気の安定供給をどうするのか・・
原発に変わる電源は、あるのか・・・
原発の安全性は、どうなのか・・
原発を廃止して、環境負荷はどうなのか・・・

普通、脱原発をする前にこのような議論をすると思います。しかしドイツの場合は、「最初に結論ありき」で脱原発を遂行したようです。

当然、電気の安定供給など出来るはずもなくドイツの電力供給は今も不安定なままです。
現在のドイツは、「他国の原子力と火力にどっぷり依存している」状況です。
電気代は、高騰しました。
『ただ、その後、電気は供給が不安定化し、さらに料金は高止まりで、問題がないどころか、今では産業の足を引っ張る最大要因だ。しかも、電力不足を補うため、予備用の古い石炭火力まで動員している始末。』
石炭火力を復活させるなら、3基残っていた原発を再稼働するべきでしょう。
そんなことは一切お構いなく原発を停止しました。

引用したのは一部ですが、このような呆れるばかりの脱原発が実現した結果、ドイツの電力事情はどうにもならないままです。
高騰した電気代は、ドイツ国民と企業の負担です。

要は、何も考えず思い付きで国の重要な政策を決めると時としてこうなると言うことです。
私も色々考えましたが現在の技術では、環境負荷を考えるなら原発を活用するしかありません。
自然エネルギーの活用には、長い時間と費用が掛かります。設備を作るだけでなく送電網も作り変える必要があるからです。「送電網も作り変える」には巨額の費用が必要で、直ぐに出来ることではありません。

天然ガスは価格が高騰すれば発電コストは高くなりますし、長期の安定購入も必要です。

今、貿易収支が赤字になることが多いですがその多くは石油とガスの購入代金です。
少なくとも発電に関しては、原発であれば長期で一定のコストで抑えられます。そして今、古い原発でも60年程度は活用できます。
新しい技術で作る原発は更に活用期間が長いと思います。
活用期間が長くなれば原発の発電コストは、さらに低くなります。
何より化石燃料と比較して環境負荷は、少ないです。
地球温暖化が大問題になっている今、原発を否定するのは環境を破壊するのと、ほぼ同じです。

脱原発は、合理性が全くない・と言う結論になります。
むしろフランスのように原発の発電比率を高めるのが望ましいと思います。フランスの原子力の発電比率は69%です。次が水力を含む再生可能エネで23.6%です。これで合計92.6%です。火力の占める割合はごく少ないです。
本当に地球温暖化を考えるなら、こうするべきでしょう❓

日本
火力発電が70%以上を占めており・・・
全然、環境に良くないですね❓
化石燃料の輸入代金も高いですよ!⇒電気代が高くなる!

※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d


(スペイン)絶滅寸前のイベリアオオヤマネコの保護活動<2024.06.23

2024-06-23 14:49:39 | 動物と植物と自然

2024/06/11
絶滅寸前から這い上がったイベリアオオヤマネコ 復活の鍵を握る保護センター
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/matsuo_a/2024/06/lince-iberico.php

イベリアオオヤマネコは、スペインとポルトガルのあるイベリア半島にだけ生息する固有種だそうです。
ところが2002年までに個体数が激減しました。
この年は、わずか94体で絶滅寸前になりました。
理由は、色々ありますが一番大きな原因は人間の開発行為だろうと思います。特に道路がひどく、『2002年から2019年の間に163頭ものイベリアオオヤマネコが車と衝突して命を落としました。』とこのような状況です。

その後、スペインの人々はイベリアオオヤマネコの保護活動を始めました。
『イベリア半島内にはイベリアオオヤマネコ専門の保護センターが4ヶ所(スペイン3ヶ所、ポルトガル1ヶ所)存在し、ここでは様々なエキスパートたちによる飼育繁殖が行われています。イベリアオオヤマネコの子猫のうち約30%は感染症や喧嘩などで生まれて数ヶ月以内に命を落としていまうと言われ・・・』

その保護活動の結果・・・
『しかし先月発表された新しい調査結果によると、このオオヤマネコの個体数は2023年には2021体まで回復したことが分かったのです。』
『これらのセンターの活動により、2002年に「絶滅のおそれのある種のカテゴリー」が絶滅危惧IA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)だったイベリアオオヤマネコは、現在では絶滅危惧IB類(IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)となり、絶滅寸前の危機を逃れることができました。しかしまだ絶滅する危険性は十分にある状態に変わりはありません。保護活動に取り組む関係者らは2025年までに頭数を3000から3500頭まで増やし、レベルを絶滅危惧II類 (絶滅の危険が増大している種)まで引き上げることを目標とし、現在も引き続き懸命な保護活動を続けています。』

経済成長や開発が、野生動物の数を減らし時には絶滅に追い込む場合もあります。
イベリアオオヤマネコは幸いスペインの人々の理解と保護活動で絶滅を免れそうです。

アメリカのほっこりするペットのロバの話題
CNN
5年前に消えたペットのロバ、野生のヘラジカの群れにいた 米カリフォルニア州
2024.06.21 Fri posted at 12:55 JSTNN
https://www.cnn.co.jp/fringe/35220447.html

『寂しいけれど、ディーゼルを捕まえて連れ戻そうとは思わないとドゥルーリーさんは言う。草食動物のロバが自然の中で餌に困ることはない。動画の中のディーゼルは、仲間たちに囲まれて生き生きとして見えた。「あの子は真に野生のロバになった」とドゥルーリーさんは話している。』

※関連記事目次
項目「動物と植物と自然」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e


2024MLB>6月22日>大谷翔平23号2ラン、鈴木誠也2安打

2024-06-23 14:48:10 | MBL & プロ野球

衝撃の3戦連発…大谷翔平が打球速度186キロの超速本塁打!7戦連続打点で日本人記録を更新
[2024年6月23日13時20分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406230000355.html
ドジャース7-2エンゼルス
23号2ラン
4打数1安打2打点1四球
今日も非常に良かったです。
23号2ランも大事ですが・・・
4回四球で繋いで1死満塁のチャンスを作り後続がヒットを打ちこの回ドジャースは2得点。
チャンスメークにも貢献してチームの4得点に絡みました。文句なしの活躍です。
4打数1安打は足りないように思いますが1四球で出塁率は4割です。十分な働きです。1四球(出塁)と1アウトは大差です。その意味で四球を選ぶのは、非常に大切なことです。四球を選べばボールを打つ確率が減ります。その分ストライクを打ちますから、ヒットも増えるという理屈です。


鈴木誠也4打数2安打1打点、先制打含む4戦ぶりマルチ安打で10戦連続出塁 カブスは快勝
[2024年6月23日6時6分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406230000075.html
4打数2安打1打点
今季7個目の盗塁に
今日は、チームの勝利に貢献しました。
最近、監督から「走れ!」と指示が出ているのだそうです。積極的に盗塁を狙うのが、いいと思います。
2塁に行けば、1ヒットでホームに帰る確率が高くなります。これも立派な貢献です。


パドレス松井裕樹、自己最長更新の8試合連続無失点 登板数もリーグ4位タイに
[2024年6月23日12時54分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406230000457.html
1回を1安打無失点
通算成績は36試合で3勝2敗8ホールド、防御率は3・82
中継ぎとしては悪くありませんが、セット・アッパーやクローザーとしては足りない成績です。ランナーがいれば1安打が失点になっているかもしれません。


前田健太、5回途中3失点と踏ん張れず4敗目 タイガースは完敗
[2024年6月23日5時11分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202406230000052.html
タイガース前田健太投手(36)は、4回2/3を8安打3失点無四球5奪三振
球数は92球。防御率は6・00
4敗目(2勝)
前田健太は、調子が上がってきません。
次に期待です。

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>日米面白球団、アトランタ・ブレーブスと阪神タイガース

2024-06-23 14:46:40 | MBL & プロ野球

<去年(2023年)のブレーブスのチーム打撃成績>
チーム本塁打数がなんと307本(MLB記録タイ)
1番 ロナルド・アクーニャjr
率.337 HR41本 106打点 OPS1.012 (盗塁73)
2番 オジー・アルビーズ
率.280 HR33本 109打点 OPS.849
3番 オースティン・ライリー
率.281 HR37本 97打点 OPS.861
4番 マット・オルソン
率.283 HR54本 139打点 OPS.993
5番 マルセル・オズーナ
率.274 HR40本 100打点 OPS.905
6番 ショーン・マーフィー
率.251 HR21本 68打点 OPS.844
7番 エディ・ロサリオ
率.255 HR21本 74打点 OPS.755
8番 オーランド・アルシア
率.264 HR17本 65打点 OPS.741
9番 マイケル・ハリスⅡ
率.293 HR18本 57打点 OPS.808

凄いでしょう!
レギュラーシーズンは、ぶっちぎり断トツの地区優勝。
ほんと、凄かったです。
当然、Wシリーズ優勝するんだろう・と思っていました。
プレーオフ
第1戦
フィリーズ3-0ブレーブス
第2戦
フィリーズ4-5ブレーブス
第3戦
フィリーズ10-2ブレーブス
第4戦
フィリーズ3-1ブレーブス
こうして、あえなく伏兵フィリーズに敗北しました。
ブレーブスは、ナ・リーグ東地区の強豪チームで2018年から2023年まで6年連続地区優勝しています。
2021年には、Wシリーズ優勝もしました。
これほどの強豪チームでも、30チームあるメジャーではWシリーズ優勝は、至難の業です。
ブレーブスのその前の優勝が、1995年です。
去年は、絶対優勝だろう・と思いましたがダメでした。

今年も地区優勝は楽勝だろうと思っていました。
今年は、ここまで
42勝32敗勝率.568でゲーム差7.0の地区2位に沈んでいます。地区断トツの1位は、去年プレーオフでブレーブスを撃破したフィリーズです。

やはり去年、あんまり沢山ホームランを打ちすぎたので今年は不発で、中々去年のようには勝てません。去年、打撃があまりにも良すぎましたから、今年はその反動が来ているのだろうと思います。

でも今の勝率ならプレーオフ進出は、ほぼ確定だと思います。プレーオフでフィリーズに敵討ちできるかが、注目ポイントです。

ア・リーグは、勝率上位3カード(プレーオフ進出)がブレーブス以外は、超混戦です。
今年は、ア・リーグのチームの方が強くてナ・リーグのチームは、勝ち越しているチームが少ないです。残り2枚のワイルド・カード争いをしているチームが10チームあります。これも、愉しみの一つです。

(2)阪神タイガース
去年は、何十年ぶりかで強いタイガースを見ました。
他が弱すぎた部分もあります。
今年も独走するかな❓と思っていたら、いつものタイガースに戻っていました。
33勝31敗の成績で、2.0ゲーム差の2位です。
他のチームは、大体去年並みに弱いです。
ダントツの阪神が元に戻ったので、超低空飛行のリーグ優勝争いをしています。
首位広島から最下位中日までのゲーム差が、6.5のダンゴです。

(3)こうやってメジャーと見比べると、本当に日本の野球もレベルが落ちましたね❓
落ちた理由は、打撃技術とパワーでメジャーと大きな差が付いたからです。
ゴロ・ヒット狙いの練習ばかりしているから、ホームランか長打を狙うメジャーのバッターとの実力差が埋めようもないほど広がりました。

現時点でのOPSで評価するとメジャーで通用しそうなのは、ソフトバンクの近藤 健介だけです。
近藤 健介でやっとOPSが「1」を超えています。
OPSで「1」を超えるような打撃成績を数回は達成しないとメジャーでは、ほぼ通用しません。

鈴木誠也が、広島時代にOPS「1」を超えたシーズンが4回あります。多少、苦労はしましたがカブスのレギュラーとして出場しています。去年はメジャー基準でもOPSで一流の成績を残しました。

吉田正尚は、オリックス時代にOPS「1」を超えたシーズンが1回しかありません。
去年は何とかレギュラーでプレーしましたが今年は開幕から不調で、その後故障リタイアして復帰しましたが現時点の成績は、並以下でレギュラーは難しいのではないか・と思います。

OPS比較なら鈴木誠也と比較すると明らかに見劣りがします。その分、メジャーの投手に抑えられていると言うことだと思います。メジャーは、データ野球ですから徹底的に分析してきます。弱いところ弱いところと攻めてきます。だから打者の方もそれを上回る研究と努力をしないと、すぐ通用しなくなります。
吉田正尚は、このパターンに陥って復調できません。
要は、実力が足りないと言うことですから、余程努力しないとレギュラーに復帰するのは難しいように思います。

吉田正尚は更に打撃だけでなく、鈴木誠也に劣る部分があります。
守備力と走塁です。
誠也は、ライトの守備で出ていますからメジャー水準の守備力があります。
走塁も監督から走れ・と指示が出れば、結構盗塁もします。

つまり、吉田の守備力ではレフトも無理でDHしかポジションがありません。余程打撃で好成績を示さないとレフトは、無理です。
守備が下手だと、ポジションが少なくなります。
そういった意味で日本では優秀だった吉田はメジャーでは、攻走守の意味で価値の少ない選手になっています。

やはりメジャーでプレーしようと思うなら、攻走守が揃っていないと難しいと思います。
打撃だけで勝負するなら松井秀喜に準じるくらいの打撃力が必要だと思います。松井も守備は下手でしたが打撃力を評価されてレフトのポジションがありました。

メジャーでプレーしようと考える野手は、OPSの意味での打撃力と攻走守のレベル・アップが不可欠だと思います。
その意味で考えると今の日本人野手は、本当にレベルの低い選手しかいません。
低レベルの選手しかいないから、レベルの低さが理解できないのだろうと思います。
同じ野球選手なのに、残念です。
考え方や練習方法を変えれば、メジャー水準の野手は必ず出てくると思うからです。

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b