コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

くるりん

2010年06月28日 | 三角山
今日も暑い一日でした。
テニスのお誘いもあったのですが、昨日も暑い中で頑張ったので今日はお休みにしました。
その代わりにと言ってはなんですが、中島コートで始まった国際オープンの試合を眺めに行ってきました。
見ていても汗が流れる暑さの中、選手諸君はご苦労様です。
将来性のある選手がいればいいのですが。


中島公園でもポプラの綿毛が雪のように舞っています。その現況は↑。綿花のようです。
(ポプラは間違いで ドロノキ:綿毛が房ごと落っこってきます)

少しでも涼しいかなとずいぶん久しぶりに三角山へお出かけです。
この時期は可愛いウリノキの花が咲いているはずです。


これですね。くるりんと巻いた花弁が何とも可愛い。
殆どはまだ蕾ですが、今週中にどんどん開くことでしょう。


樹々もすっかり夏模様です。短い夏の間に精一杯太陽の光を吸収しようとしています。

ほんの少しだけ気温は低め。それで満足です。

三角山 - 5/27 -

2009年05月28日 | 三角山
手稲山の山頂にはまだくっきりと残雪が残っています。百松沢山の残雪はもうわずか。
これらが消えたら 夏 ってことにしましょう。

今日はテニスとテニスの間にちょろっと三角山を訪問してきました。
いつものお花はどうかなっていうわけで、フタリシズカの道を一人静かにです。

 
今日のお目当てのユキザサとオドリコソウ。もうおなじみになりました。

 
これもおなじみのルイヨウショウマとホウチャクソウ。もしかしたらオオアマドコロ?
ホウチャクソウ、オオアマドコロ、オオナルコユリと結構似ている連中が多いので自信を持てません。
ヒメイズイとワニグチソウも似ているんですが何とかわかります。


カイジンドウ。妙な名前ですね。梅澤さんの「新北海道の花」には甲斐神頭となっていますが、甲斐竜頭と書くのだという説明が多数派。
「カイリンドウ」が訛っての名という方が納得がいきます。誤植なんでしょうか?
オドリコソウと同じシソ科に属します。


ツリダマ。実の方がおなじみです。派手な実の割には花は地味~!

花狩人はシーズンオフ - 10/31 三角山 -

2008年10月31日 | 三角山
最低気温が下がり秋になり、最高気温が下がると冬間近。
なので野山のお花探しはもう終わりです。雪が降るようになると 雪の華 を尋ねることになるのかも知れません。
11月になると日照時間もぐんと減るのだそうですね。折角出雲からカミ様がお帰りになるのですが晴れ晴れとはいかないようです。

今日も曇り。写真用には嬉しくない天候ですが、家でじっとしているのもしゃくなので三角山へ。

 
この時期の定番のルイヨウショウマの実と打ち首にあったゾウさん。
林の中でじっとしていると小鳥の鳴き声や姿が、ネズミが動き回るかそけき音が、枯葉が落ちてくるかすかな音が感じられます。
リスの出勤時間ではなかったようで会えなかったのは残念。

 
普段とは方角を変えての 左:烏帽子岳+百松沢山 と 右:手稲山。
それにしても手稲山頂のアンテナの数の多いこと。


幼稚園児のお遊び会があったようです。手にはイッパイ落ち葉をつかんでお帰りです。


山鯨というとイノシシのことですが、オオウバユリの実も横にしてみるとヒゲクジラに見えなくもない。
口の中にはオキアミならぬ自分の子供が入っています。
この髭がなければ オオグチボヤ にも似ています。

今日はケルト人のお祭りに由来するハロウィーン(万聖節の前夜祭)。
セルティックの中村俊輔君は騒ぐのかしら? まさかいい年をして Trick or Treat なんて遊んでいないでしょうね。
明日はもう11月。札幌の場合、一年で一番取り柄のない月だと思います。

ちょっとだけ - 9/9 三角山 -

2008年09月10日 | 三角山
テニス遊びをするには少しお疲れモードなのでお手軽三角山散歩にしました。
頂上派ではないので裾の方をちょびっとだけです。


 
ヤブハギ の花はそろそろ終わり。かわって風変わりな形の実が沢山見られます。模様といい、形といい面白くて・・。
ロックンローラーのネズミのアイマスク。

 
ヒョロ ヒョロ ヒョローッとした花穂が今度はくるっと丸まっていく。次はどうなるんでしょうね。


撮影泣かせの ミズヒキ。紅色の背中で、お腹は白。これは無理矢理曲げたわけではありません。自然のまま、がモットーですから。
葉っぱには薄汚れたような褐色V字型の模様があります。
春に葉が出てから夏の終わりに花が咲くまでに長~く待たされます。
なんの花になるか知らなかった頃、なにが咲くのかな?と見に行っているうちに翌春になってしまいました。
ミズヒキ~~ってわかる頃には葉っぱの模様は薄れて消えてしまうものですから。

三角山 - 8/21 -

2008年08月22日 | 三角山
大通りのビール園、お盆、高校野球がすんだと思ったらオリンピック。
北京とは時差が1時間なので、チャンネルを切り替えるとなんだかんだとしょっちゅう試合を見られます。
期待通りの結果や思いがけない結果も。
女子の1万メートルの最終400メートルのラップの早さに驚き、男子100,200メートルの迫力に言葉を失いでしたが、
民放のけたたましさはやりきれません。

お口直しに三角山へ。


 
左は モイワシャジン かな~。ツリガネニンジンのようでもあるし。自信なし。
右は ゲンノショウコ のような。

 
ミズヒキ は木漏れ日が当たるととても綺麗です。
オオハンゴンソウにとまっている白いものは蛾であることは確かだが・・・。この花がお好みなのかあっちにもこっちにも。
ウスキツバメエダシャクというのだそうです( JAJA NEWS に感謝)。


カワミドリ らしい。梅澤さんの本では赤い花に分類されていますが、ここでは青色が紹介されていました。


実りの秋ですね~。摘んでみたいのですがよそのお宅のものなので。

開いたかしら? - 7/3 三角山 -

2008年07月03日 | 三角山
もう7月なんですね。
四国に10ん年暮らしていたのでどうも季節感(気温)と月の感覚がずれてしまいます。
体感では5月末から6月初めなんです。

テニス休養日なので、昼過ぎまでのんびり家で過ごし、そろそろ ウリノキ が開いたかな?と三角山へ。


 
開いていましたよ。例によって、くるんとイナウのように真っ白な花弁が巻上がっています。この姿が好きなのです。
大きなコウモリの羽のような葉っぱの下側にぶら下がります。
なので、ちょっとした風でゆ~らゆ~ら、プラプラと落ち着かないことおびただしい。
木の高さは大きいもので5メートルほど。


これはナワシロイチゴと思います。赤紫色が蠱惑的。実は食べられるのだそうです。

 
こちらは花ではありませんが。
ジャガイモが転がっていると思ったらキノコでした。食べられそうにありません。
来るべき食糧難時代に備えて山野草に詳しくなっておいたほうがいいかな~。太平洋戦争中・後の食糧確保の苦労はもうしたくない。
長野県の飯田に疎開していた頃はジャガイモすら手に入らなかったのですよ。
ふわふわの綿毛が山道にいっぱい落ちていました。ドロノキの綿毛のようです。子猫の毛のような感触です。
綿毛をはじき出した後の鞘の形が面白い。

三角山はこれでおしまいにして、いつもの発寒緑地のテニスコートにご機嫌うかがい。
仲間の女性にサクランボ(自宅の庭でとれたとか)をご馳走になりました。
甘さ控えめでほんのり酸味があって美味しかった。果物って甘いばっかりではね。


昨日の夕陽を大写しで。かすかに雲がかかった「月にむらくも」状態の夕陽です。

ウリノキはどうかな? - 6/20 三角山 -

2008年06月22日 | 三角山
春の訪れは2週間ほど早かったようですが、次第に例年並みになってきた気がします。
ということで、花弁がくるんと巻き上がって可愛いウリノキはどうかしらと三角山にお出かけ。



残念ながらまだツボミの状態。でもねじねじが面白い。
去年は6月末に開いている状態にお目にかかったので、矢張り季節の代わりは平年並みになってきたようです。


フタリシズカはせっせと咲いています。花が咲く前の葉はつややかなんですが、咲き始めるとくすんでしまいます。

 
勿論フタリシズカなんですが、立派な家族があるようです。
九郎判官やのび太君は親子で暮らせるのが夢だったのではないでしょうか。

三角山をぶらついた後は発寒緑地でテニスを2セット。ハードコートはつらい。

土曜日は目覚まし時計で目を覚まし、7時15分、地下鉄12条駅でバスを待ち合わせて室蘭工大へテニスの対抗戦に。
室蘭は朝の内が雨だったとかで、体育館の中での対抗戦。久しぶりのフローリングのサーフェスなのでいささか苦労。
午後からは外でできました。帰りのバスではビール。
日曜日も朝10時から北大の中でテニス。さる事情で3時頃までなんと7セットのお楽しみ。
夜は若者二人とお食事。三日間のテニス疲れはあるものの、柔らかな会話とビールでしばしのリラックスムード。
でも疲れは明日からでしょう。水曜日の練習会に備えて二日間は大人しくしましょう。

今日のお散歩 - 6/12 三角山 -

2008年06月12日 | 三角山
今週はよいお天気が続きます。となると家の中にいるのはイヤ。
毎日のテニスはもたない。したがって、野山の散策に出ることになる。
他にすることは無いんかい!と叱られそうですが、健康なら文句は無かろう!
定年まで勤め上げたんだから穏やかに過ごさせてくれ!
40年も家族と社会(の一部)を支え続けたのだぞ~~。(と、為政者に。)

「ちょっとお散歩」には三角山が都合がいいのです。円山も好きなのですが、駐車料金がいるので・・・。



意外なところでクゲヌマランを発見!
実は北大を定年退職した元技官の方にぱったりあって、ありかを教えて貰いました。
これで平岡公園のランの種類もちょっとだけ解決。

  
通常は一番左のような色のコケイイランですが、妙にオレンジ色の濃いコケイランがありました。
あるいは単に、若いか、成長したかの違いだけなのかもしれません。
今日は風がないので、思いっきりアップで撮ることができました。


サイハイランもあちらこちらで見受けますが、これも近接撮影成功。

ニリンソウのお花畑 - 5/7 三角山 -

2008年05月09日 | 三角山
天気はいいものの、風が強くテニスには不向きな日なのでいつもの三角山散歩です。
エンレイソウは咲いていますが白い花のエンレイソウはまだでした。
そのかわり、ニリンソウがお花畑状態(ちょっと大げさ)。
円山もそうですが、三角山も走っている人がいます。たいしたもんです。






 
大きく羽を広げたマイヅルソウも咲き始め。コンロンソウもぽつぽつと。

 
(左)ホウチャクソウ?
(右)初めてのお目もじ レンプクソウ。小さく目立たない花です。ツボミは地味な金平糖みたい。

 
ツボミが沢山付いたサクラがありました。よくみると根っこから斜面に大きく倒れ込んでいるのですが強い生命力です。
スミレの中にクルマバソウか、クルマバソウの中にスミレか・・・。

5/15 追記
このサクラは ミヤマザクラ のようです。

白い花と森のクリオネ - 4/22 三角山 -

2008年04月24日 | 三角山
ほぼ二週間ぶりの三角山です。
エゾエンゴサクやアズマイチゲはいっぱい。エンレイソウはそっと咲いています。コウライテンナンショウは若葉。
地表はまだまだ枯葉に覆われています。
キタコブシはそろそろ終わりですがサクラは四分咲きくらい。ナニワズに続いてフッキソウが密やかに咲き始め。



新芽が出始めていますが、樹々の芽吹きはもう少しかかります。

 
ヒメイチゲを見つけました。小さな花です。ニリンソウはやっと咲き始め。

 
フッキソウ。スミレは枯葉を持ち上げて咲き始めたばかり。

 
エゾエンゴサクですが、シロバナ(アルビノ)です。去年から探していたのですがあるところにはあるものです。
花の形は見ようによっては クリオネ みたいでしょ? 森のクリオネといったところ。


色違いの「森のクリオネ」もどうぞ。

旭川では2週間も早いサクラの開花だそうです。お花見の計画も大変ですね。
札幌では今週末は花見で盛り上がることでしょう。