コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

おや、秋桜が - 7/30 有明ふれあいの森 -

2009年07月30日 | 野山
今年は兎に角お日様の姿を拝める日が少ない。最高気温が25度を超えた日は何日あるのだろう。
もう7月も終わりなのです。お盆を過ぎると秋風が立つといいますが、そのお盆まであと半月なのです。
どよんとした天候ですがやっぱり少しは散歩をと滝野を越えて有明まで足を伸ばします。
時期が時期なのでお花はあまり期待できないのですが。

 
この時期になるとキク科の花がせっせと咲きます。これはヒメジョオン。
あっちにもこっちにもで格別珍しいものでもありませんが、ま、風物詩ですね。
秋も本格的になると真っ赤な実がはじけ出すツルウメモドキも今は保護色状態。

 
散策路脇にはズダヤクシュがもう実をつけています。
もうお馴染みになったウツボグサ。

 
秋桜っていうんですから、コスモスはもう少し咲くのを控えていて欲しかったのですが・・・。

花も実もある - 7/23 野幌森林公園 登満別口 -

2009年07月23日 | 野幌森林公園
毎年エントリーしていた小樽のトーナメントはパートナーの手配が出来なかったので今年は休場です。今年度は結局公式戦には出られそうにありません。テニス遊びにもいまいち身が入らず、かといって天候が不順なせいもあって花狩人もサボリ勝ちです。
今日はまあまあの天気なので久しぶりに野幌まで出かけました。いつも大沢口からうろつくのでは芸がないので、大沢口の対角にある登満別口(トマンベツ グチ)ってどんなところかなと。今回は偵察だけっていうことで原の池まで。



キンミズヒキ。この時期、アチコチの遊歩道脇でしっかり自己主張します。

 
キツネノボタン。金平糖型の実は先端にカギが付いて人の服や動物の毛にくっついて運ばれます。

 
ゆらゆら揺れるヤブハギとミミコウモリ。
どちらも実の形が面白い(その時期までお待ちを)。

 
エゾミズタマソウ(ヤマタニタデ)。
紅色の萼片を開いて、白い花がベ~っと出て、根元に着く果実はけむくじゃら。でもちっちゃくて可愛い。
原の池脇のエゾミソハギ。

 
トチバニンジンの実とツクバネソウの実。


小さくてもオオウバユリ。これは高さ40センチほど。若い個体なんでしょう。


エゾニワトコ。以前からこんな時期に赤い実をつけるのはなんだろうと思っていたのですが。やっと解決。
5月頃に黄色い花を咲かせます。

 

 
マユミの実とツリバナの実。どちらもニシキギ科の落葉樹。真っ赤になってぱかっと開くまでにはまだ少し時間がかかります。
ツリバナは別名 エリマキ って言うんだそうですがどこから来た名前なんでしょうね。

瑠璃色の綺麗なエゾイトトンボも原の池で結構見かけます。ここではカワセミの姿も見かけましたが一瞬のことなので・・・。
遊歩道入り口の小さな湿地の脇ではトウヌマゼリ(?)が白い花火になっていました。
キツリフネも咲き始め。

名前の交換

2009年07月18日 | よろず覚え書き
間もなく衆議院解散、そして総選挙とか。自民党迷走に乗じて民主党が政権を取るだろうとのもっぱらの噂。
何か変わるのでしょうかね~。コップの中の嵐を別にすればどっちもどっちだと思うんですが。
「2大政党間の政権交代が善」として小選挙区制+比例代表制なんですが、選挙民(=ワタシ)としては選択の幅を狭められるだけ。
自民党を民主党に、民主党を自民党に名前を入れ替えても区別がつかないんですから・・・。
総裁や代表を入れ替えるより、党の名前を変えて、皆が馴染まないうちに総選挙になだれ込めば案外な結果になるのかも。
兎に角、借金漬けの国家財政を改善し、消費税に頼らず、雇用を確保し、子供の笑顔に満ちる社会を政治家に期待したいものですがもはや無い物ねだりなんでしょうね~

さっぱり晴れないな~ - 7/16 盤渓市民の森 -

2009年07月16日 | 盤渓
いっとき、お~夏だ~!となったんですがそれ以降はさっぱり夏らしい気候を楽しめない今年です。
雨っぽい日と雨は降らないんだけどという日が交互に訪れます。
でも今日は珍しくすがすがしい青空なんで近郊散歩+テニスにしました。
近郊散歩は今年三回目の盤渓市民の森です。
山菜採りの時期は結構人が入りますが、お花の名所と言うほどでもなく、山に登るっていうほどでもないので静かなものです。
今日も誰もいません。そもそも平日なんですから。

 
ウメガサソウは今が旬なのかもしれません。一ヶ月ほど前小林峠ルートで実が付いたものを見ましたが早生だったのかしら?
エゾアジサイの花は瑠璃色の蝶のよう。

 
去年からはまっているオオバタケシマラン。イクラかサクランボのように真っ赤な実がほんとに綺麗。
タコウィンナーの時期より実が赤くなると簡単に見つかります。でも翌年の春はゼロからの捜索です。
ここのクルマユリはみんな小型でした。


初お目見えのハナイカリ。もう少しシャープに撮れればよかった。撮ったときにはいいかなと思ったのだが・・・。

 
今年は桑の実が豊作です。どの桑の木にもいっぱいに実が付いています。美味しいですよ。
子供の頃に過ごした千葉では時期になるとキイチゴがが嬉しい甘味でした。自然の甘味っていいですね。
同じ頃に ムクイノミ っていう木の実がありましたがなんの実だったんでしょう。

 
コイチヤクソウって立ち上がるんですね。花が終わるまでずーっとジャコウネズミ型維持かと思っていました。
イチヤクソウ。ヒトツバイチヤクソウらしき個体もあったんですがいまいち自信がありません。

他に、使用前、使用中、使用後のごときオオウバユリ、使用後状態のノビネチドリ、紫の実をつけたサンカヨウ、開花を控えたサラシナショウマ、なにやらハギ、ヨツバヒヨドリ、ジンヨウイチヤクソウ、カイジンドウ。


あと一月の夏 - 7/9 石狩はまなすの丘公園 -

2009年07月09日 | 野山
「夏至が過ぎると北海道は冬支度」というのは大げさなんですが
短い夏を思うとあながち「そんなことはないよ~」とも言いづらい。

暑くなったり涼しくなったり、晴れたり降ったりのややこしい毎日です。
しばらく自然に親しまなかったのでさて・・・。
夏なのでやっぱり浜かな~ということで、石狩はまなすの丘公園へ。
もやっとした天候なので遠望は効きません。樺戸山地は肉眼でやっと見える程度。

 
エゾノカワラナデシコ。花一つ一つはとっても素敵なんです。でも見ようによってはイソギンチャクやフジツボにも見えて・・・。
黄色いポンポコリンは何かな~と思ったら立て札に「テマリツメクサ」とありました。言い得て妙な命名ですね。

 
草地には白い花が目立ちます。ハマボウフウなんです。
一時はどんどん採られて先行きが心配されましたが、採取が禁止されてからナントカ回復したようです。
新芽状態の時期は酢みそで食べると美味しいのですが天然物は避けましょうね。
ハマヒルガオを採取する人はいないでしょう。

 
左のエゾカワラマツバはほとんどがこのように黄色っぽい花なんですが、白色のもの(写真左下)もあります。
花の色と果実の毛の有無によって、この他にチョウセンカワラマツバ、キバナノカワラマツバ、カワラマツバという変種と品種が有るのだそうですが、さて見分けられるものやら。
ハマハタザオはとっくに花が終わって今は茶色のハタザオです。名前の由来は花から来たのかこの状態からつけられたのか。

 
ハマエンドウはそろそろ終わりかな。
月見草は富士よりも荒れ地に似合うと言ってしまうと即物的に過ぎるか。

はまなすの最盛期はもう過ぎています。かといって真っ赤な実を見られるほどではありません。

もっぱら観戦の一週間

2009年07月04日 | よろず覚え書き
クラス会ついでの雨竜沼訪問を終え、日曜日は定例の仲間内テニス。
良い気候でした。後遺症で少しだけ体は重いが心地よく楽しめた一日でした。
月曜日からは札幌国際オープンテニスが中島公園のクレーコートで開催されました。シングルストップシードは杉田君。
岩淵君の参加を楽しみにしていたのですが、故障があるとのことで不参加は残念。
今日土曜日はシングルス準決勝、ダブルス決勝。後者はご当地出身の鈴木貴男が近藤大生と組んでの井藤祐一・伊藤竜馬ペアとの決戦。
月曜日から土曜日まで毎日日参していたのですから閑人ですね。勿論我々のテニスの参考にはならないし、むしろイメージが残って悪影響かも。
毎日の観戦でコート横にお住まいのご婦人ならびに一歳半の飼い猫くんと仲良しになってしまいました。

明日はシングルス決勝(杉田 vs. 井藤)ですが、パスして自分のプレーをしに行きます。
これからしばらくはヒトのことより自分のことです。
とはいうもののダブルスパートナー故障のため、公式トーナメントには残念ながら参加できません。