コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

暑いときには

2012年07月30日 | よろず覚え書き
北国札幌とはいえ、ここのところ30℃近い気温の日が続いています。
湿度も高いので夜になってもあまり気温が下がらない。
寝具も一枚外し二枚外し・・・。

昨日はいつもの日曜テニス。クレーコートの上は暑いがハードコートほどではない。周りに木陰もあるので助かる。
3時頃には切り上げ、仲間と大通りビアガーデンに直行。冷たいビールに蘇生のおもい。


黒ビールはちょっと重かった。冬の方が合う感じだ。

やっぱり紹介しておきたい

2012年07月26日 | よろず覚え書き
アクアマリンふくしま復興日記というブログをご存知でしょうか?
あの大震災の後の「アクアマリンふくしま」の復興過程ならびに現在までの様子をきっちりと紹介されていた素晴らしいブログでしたが、間もなく閉鎖されるとのこと。
その原因が大変腹立たしいのでここに紹介しておきます。
以下の引用は7月23日付けの記事(http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/archive/2012/7/23)の一部です。ワタシも科学者の端くれです(だった)ので大学に在籍する似非科学者の主張には我慢がならないものですから。
是非全文をお読みになっていただきたいと思います。できればこちら(http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/folder/303788.html)に初めから目を通していただき、著者を応援していただければと存じます。

以下引用(行間のみ調整)。

「生物多様性」の問題とは別に私が問題だと思っているのは「ホタルは0.5μSv/hの放射線を浴びると光らなくなる」と主催者は主張し、ホタルが復興に結びつくと信じてプロジェクトを行っている点です。

「ホタルは0.5μSv/hの放射線を浴びると光らなくなるので、ホタルの光るところは放射線が低い」とアピールしたいようですが、本当なのでしょうか?

我々は昨年3μSv/hの土地でホタルが光っていることを確認しています。

そこで、6月12日に直接、そのホタルの専門家に会いに行きました。

以下、聞き取り調査の結果です。

●0.5μSv/hでホタルが光らなくなるとの研究は茨城大学との共同研究で行ったとのこと。
データを頂きたいと申し出ましたが、「文部科学省から止められているから出せない」と断られました。なぜ止められているのか理解はできませんが、論文としては発表されていないようです。
●実験自体は7年前に行ったそうで、放射線源にラジウム鉱石を使用したとのこと。
●0.5μSv/hで発光細胞が破壊され始めるのであって、光らなくなるわけではないことも、認めていました。では、実際に光らなくなると思われる線量はどれぐらいであるか質問したところ20mSv/hで光らなくなるのではないかとも。

実験内容があまりに不審な点が多かったため、今度は茨城大学の放射線が専門の教授にお問い合せしました。

以下、回答です。

ホタルの件ですが、生物学的にそのようなことはありえません。ヒトの細胞でも0.5マイクロシーベルト毎時の条件では死ぬことも機能変化することもありません。昆虫の細胞は、基本的にヒトの細胞よりも放射線に強いので、そのようなことはないはずです。マイクロがない線量率ならば(つまり0.5シーベルト毎時で何日も飼えば)あり得るかもしれませんが、そんな施設は本学にはありません。
茨城大学の放射線生物学者は、小生以前には環境放射線をやっていた人がおりました(すでに定年退職済み)が、その方がそのような実験データを出せる手法をお持ちであったとは思えません(そもそもそれなりの線量率が出せる放射線源は小生が着任するまでは茨城大学にはありませんでした)。また、ラジウム鉱石で照射するなんて専門的な実験とは申せませんし、それだけのラジウム鉱石は茨城大学にはありません(これは小生が本学の放射性物質の安全管理責任者として、把握している事実です)。7年前には小生は茨城大学に来ておりましたが、少なくとも理学部(理工学研究科の理学系)ではそんな実験をしたという話はありませんし、文科省からの研究費でそのような実験があったとも聞いておりません。
基本的に文科省の研究費で公表不可ということはありませんから、もしあれば、学内ですぐに追求を始めます。

とのことでした。

最初、茨城大学さまにご迷惑が掛かると悪いので、大学名は伏せようと考えていましたが、公表しても構わないとの事でしたので、お名前をださしていただきました。

ありがとうございました。


雨が降らないけれど - 7/24 野幌森林公園 -

2012年07月24日 | 野幌森林公園
週間天気予報では傘マークがついては消えていく日が続いています。
西日本では大雨が降りますが、当地ではからから陽気です。
こんな時は森はどうしているかなとお出かけです。


(ヤマ)タニタデとゲンノショウコ


ヤブハギはゆ~らゆら


イヌゴマ、イヌゴマ


イヌゴマだ~~~! 犬歯もあるぞ~~~!


キンミズヒキ


オオウバユリは高齢出産のお準備?
(ちと不謹慎か)


緊縛!

森の中はやはりしっとり感が無く、乾燥状態と感じました。そろそろ雨が欲しいですね。

ぐるっと

2012年07月17日 | 野山
気温の高いよいお天気です。
今日は道民の森・神居尻地区~厚田~望来とぐるっと一回り。
道路で言えば、275~28~(神居尻地区)~28~11~231ということになります。


28号線の途中には当別ダムがそそり立っています。当別川をせき止めることになります。
当別川・石狩川の治水目的及び札幌市・小樽市・石狩市・当別町の水道水源として建設されているのだそうです。
上流にはもう一つ青山ダムがあります。
道路を走っているとあちこちに橋が架かって名札がついています。
でも「望郷橋」なんて言う名前を見ると立ち退きさせられた住民の方の思いが胸をついてきます。


ここは道民の森・神居尻地区のいわばビジターセンター。
結構年間経費がかかるんでしょうね。キャンプ場やコテージの利用者が多いことを期待しましょう。


登山口に向かってぶらぶら散歩です。
左はマメの仲間のようですがなんだろう?




分裂途中の染色体みたいだ。ウドの実かしら?


ヤドリギを見つけた。


望来からすこし海岸線沿いを走ってみた。石狩浜の方はもやっている。
かわいらしい別荘がずいぶん建っていた。冬は使わないのだろうな。


海側から振り返ると三角屋根の小さな家が見えた。昔訪れたウェールズの西の端の風景を思い出した。

もっと近くで海を見ようと進んだら砂にはまってしまった。
なんとか脱出しようとあれやこれや小一時間奮闘したがダメ。近くにいた二組三人の釣り人にお願いしてやっと脱出できた。
あらためてお礼申し上げます。
雪道の脱出は経験しているが、砂浜では初めて。もう砂浜には入らないぞ!

むしかご

2012年07月14日 | よろず覚え書き
夏になると子供達は昆虫採集。でも今は昆虫ショップでゲットする時代かな?
おかあさん達は大体においてムシを目の敵にしがちですから野山湿地に行ってのご面会はいやがられます。
戸建ちの家だといやでもムシが飛び込んできます。
子供の頃はカナブンやスイッチョやガチャガチャやらの訪問が風物詩でした。
混凝土長屋ではなかなかそうはいきませんね。
ましてネットに覆われて改修中の我が家では。
住人は逆に虫かごの中のムシのようなもんです。

今週はベランダの防水塗装が徐々に進行中です。

 
まだ下塗りの段階。
白壁にさわやかな水色だと地中海風なんですが・・・。

石狩川

2012年07月10日 | 野山
小さな用事のついでに江別市にある「河川防災ステーション」なるものに寄ってみました。
大雪山系を源とする石狩川に支笏湖を水源とする千歳川が合流する場所にあります。
水防資機材の備蓄や炊き出し機能の確保などがされているんだそうです。
江別の名産品もついでに(?)販売しています。


左から右に流れる支流の千歳川(左)は本流の石狩川(右)に合流していきます。
左の写真の奥には王子製紙の江別工場が見えます。
この工場はグループ会社の一つ・王子特殊紙に属します。王子製紙の主力工場は苫小牧市、ついで愛知県春日井市。
右の奥に遠くに見える白い橋は「美原大橋」というんだそうです。斜張橋です。
こんなところにえらく立派な橋が、と思ったら千歳空港と石狩湾新港を結ぶ道央圏連絡道路を目指すためのようです。


左は千歳を経て支笏湖方面を望んだところ。
手前の線路は函館本線で、ちょうど旭川へ向かう列車が走っていきました。


千歳川では水難訓練が消防と自衛隊の合同で行われていました。
見ていた限りはのんびりと。夏なのでちょうどいいのかな。

野幌へ - 7/6 登満別口 -

2012年07月06日 | 野幌森林公園
野幌運動公園内のテニスコートでは札幌選手権が開かれているので冷やかしてきました。
いわゆるベテランが主体ですから、ウィンブルドンのスピードとは・・・・・。
ついでに(どちらがついでだったか)登満別口には何か無いかなと訪問。




エゾアジサイが咲き始めていた。
エゾアジサイとガクアジサイの区別はようわからん。ガクアジサイは北海道には無いとの意見に従おう。


エゾタツナミソウも控えめにいた。

蒸し暑い時は海岸へ - 7/4 石狩はまなすの丘公園 -

2012年07月04日 | 野山
ヒッグス粒子と思われる新粒子発見のニュースが飛び込んできました。
17種の素粒子のうち、最後の未発見素粒子でした。

雨こそ降りませんが湿っぽい天気です。
我が混凝土長屋はネットを被っているので視覚的にもうっとしい。
森の中も暑苦しそうなので今日は海に向かいます。
松山に居た時と違って滅多に海には向かわないのですがね。


やっぱり夏はハマナスでしょう。といっても最盛期は過ぎてしまったかな?
ハマナスで埋め尽くされてという訳にはいきませんね。


ハマヒルガオは沢山咲いています。


これはハマボウフウの花。食用に掘り採られて一時は絶滅寸前まで追い込まれましたが保護の結果やっと復活しつつあるようです。
野草・山菜は金儲けで採らない限りは大方翌年は同じくらい生えるのですが。
人間の欲を押さえるというのは大変です。


エゾカワラマツバ


オオマツヨイグサ。当方は次第にヨイヨイグサ。


ハマエンドウにエゾカワラナデシコ。


ノコギリソウ




小樽方面は霞んで見えません。

記録を見たら前回ここを訪れたのは2009年7月9日でした。3年も来ていなかったのですね。

ここは野鳥が沢山棲むところでもあります。いろんな鳥が鳴き交わしています。
でっかい望遠レンズでベストショットを狙っている鳥見屋さんも散見されますよ。

夏色は地味 - 7/3 盤渓 -

2012年07月03日 | 盤渓
湿度が高く、気温も高い。

政界はじめっとうっとうしい。
能力も無いのに数合わせで議員になっているのが多すぎる。
これでは議員衆愚制。定員を大幅に減らしましょう。
いっそ裁判員制度のように全国民が抽選で2年間の議員を務めた方がましではないかとさえ思ってしまう。

せめて夏色の森の中でも散策していっとき憂さを忘れましょう。
そろそろ地味なランの季節です。


色気のあるのはハナニガナくらいです。


緑色のウメガサソウは去年の種子と同居です。どんどん増えてくださいね。びっしり生えてもまだ目立ちませんよ。


提灯を沢山ぶら下げたコイチヤクそうも目立たない緑色。長さ2センチくらい。


花火。でも白だけでは花火としては地味。


お化け。オニシモツケですよ。


こんなお知らせでぎょっとしてしまいます。テニスコートがテニスコーコとなっていても微笑む気にもならないな~。

先週はずーっと札幌国際オープンテニスを観戦していました。
もう雨竜沼湿原に行かなければいけない時期なんですが先週がそんな調子で行きそびれています。
天気予報をにらみ、週末を避け、体調とも相談しなんて、いい訳ばかりしている気がしてきましたよ。