コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

まだ早い

2009年03月29日 | 北大構内
自宅から北大までは徒歩で5分足らずです。
そろそろ春の足音が聞こえるかなということで散歩に出かけました。
5分足らずといってもキャンパスの北端までのことで、北側は農場なので立ち入るわけにもいきません。
大学のキャンパスは日本列島のように南北に細長い。南端までは30分くらいかかります。
イチョウ並木や大野池までは20分くらい。
今日は北20条の低温研究所の脇から入ります。工学部を過ぎたところにカモがよく集まる大野池があります。
ここを過ぎて博物館(旧理学部本館)を過ぎると理学部ローンが広がります。

 
ローンはまだ緑はまばらで、残雪があちらこちらに。エルム(ニレ)の梢もまだ寒々とした様子。
大野池も開水面はなくカモ君たちも見かけません。

 
でも、大野池脇には小川が流れているので結氷せず、カモ君の姿を見ることが出来ます。
シンジュも新芽を出すのはまだ先です。今日の青空は透明に綺麗です。

 
ピョコピョコと見える新芽はなんでしょう?
毎年、キバナノアマナと Chionodoxa Luciliae がそれぞれ黄色や青色の花を咲かせる場所なのでどちらかの芽なんでしょうね。
日当たりのよいところでやっとフキノトウを見つけました。これだけ開くと食用にはちょっと・・・。
ねずみ色ならまるでツチグリみたいです。
アズマイチゲも含め早春の花がみられるのにはもう一週間か十日ほどかかりそうです。

見通しのよい樹の間にヤマガラ、ゴジュウカラ、コゲラがせっせと飛び回っています。

春というには

2009年03月25日 | 野山
今日は全国的に大学の卒業式。こんなご時世に皆さん無事就職できたのかしら。
何はともあれ卒業おめでとう!

書斎から見る外の景色も、遠景は冬ですが近景は雪も解けてきて春近しを思わせます。


北高のグラウンドも雪が解けて冬みず田圃状態。

琴似発寒川河畔の様子はどうかな?とちょっとおでかけ。

  
ヤナギは子猫のフワフワ毛のよう。ツツジの芽もほんのり淡い黄緑色。

フキノトウやフクジュソウは見つかりませんでした。探す場所が違うのでしょう。
春というにはまだちょっと早いようですが、油断しているとドドドっと訪れるのでしょう。

外遊びの季節は間もなくかな?

2009年03月22日 | よろず覚え書き
例年より早く雪解けが進んでいます。
「フクジュソウが開きました」という便りも聞こえてきます。
日射しはどこか春めいてきています。空気も湿めり気を含んで、もやっとした日も増えてきました。
ヤナギ類の新芽も少し色づき、遠くに見るポプラも心なしか萌葱色になった気がします。
ショーロホフの「開かれた大地」の冒頭部分の記述を思い出します。
除雪をしない学校のグラウンドや畠、牧草地もずいぶん地肌が見えています。
春のお彼岸も過ぎて、書斎から見る夕陽も手稲山の山頂付近に落ちる位置まで北に廻ってきました。
窓を開けるとカラス以外の鳥の声も聞こえるようになりました。冬の間はトビとカラスしか姿は見えないのですが。
鳥と言えば、千歳空港近くのウトナイ湖への南から北へ帰るガンの渡りは最盛期を過ぎたのだそうです。
一方、宮島沼にはガンの仲間が集結中だそうです。
そういえば厚真へテニスに行く途中の安平(あびら)あたりの牧草地や畑にハクチョウを沢山見かけます。
今週はウトナイ湖にでも行ってみようかな。

先週後半はインドアテニス選手権に参戦です。ダブルスだけです。
**歳クラスは5組によるトーナメントです。幸か不幸か1回戦がありました。一昨日です。
開始をず~っと待って、試合は夕方5時過ぎから始まりました。
勝つ予定の相手なので少し慎重に行きすぎかえって守備的に過ぎ、結局フルセットで振り切るハメになりました。約2時間半の試合でした。
翌日は準決勝。相手は第一シード。タフな相手です。負けてもともとということで昨日とはうってかわって積極的に動けました。
でも地力の差は致し方なく、2時間半のフルセットまで頑張りましたが振り切られてしまいました。
それでも少し前途に光が見えた気がしました。

雪もなくなってきたので、ブラブラと春のお花を尋ねる散歩の再開が楽しみです。
昨年は4月6日に北大構内に最初の花狩人に出かけ、アズマキイチゲ、ナニワズ、Chionodoxa Lucilieを見つけました。
でも、春の訪れがこんなにも早くなっていいものでしょうか? ここ一、二年が特別だと思いたいものです。

カモカモ川のカモカモ

2009年03月05日 | 野山
ひなあられを食べ損なった雛祭りも過ぎ、啓蟄も過ぎ、徐々に春分の日に近づいています。
四国からは満開のヒカンザクラの写真が送られてきました。折角なのでここで使わせていただきます。

緋 寒 桜

ヒカンザクラ、ヒガンザクラ、カンヒザクラ。紛らわしい名前です。気になっていました。
ヒガンザクラとヒカンザクラが紛らわしいので、ヒカンザクラをカンヒザクラと言い換えているんですね。
正式名称はヒカンザクラでヒガンザクラは別種なんだそうです。
ソメイヨシノより桃色が少し強く八重なので春先の花として嬉しい櫻です。
高知県の吾川村にはひょうたん桜と通称される櫻がありますが、品種としてはエドヒガン(ザクラ)とのこと。
ツボミがひょうたん型なんです。この櫻の足もとはシバザクラが綺麗です。(2009.3.16. 追記)

当地はまだまだ冬なのでテニス遊びもインドアです。
厚真の室内テニスに出かけるときは中島公園のテニスコートの駐車場で待ち合わせます。
ここには鴨々川が流れていて夏には子供が水浴び、秋には鮭鱒が泳ぎます。
駐車場からふと川を眺めるとカモがいっぱいいるではありませんか!
カメラを持参していなかったので、日をあらためてお目もじに。


いますね~~~。ヒマがあったら何羽いるか数えてみて下さい。


カラスは何か悪い相談をしているみたいです。でもカモ君たちは警戒しつつも気にしていないようです。


羽繕いするツレあいの脇で、とっつぁんは「手を出すなよ~~」とにらんでいます。


気温も下がってきたので鼻(?)を羽につっこんでおやすみの用意。

鴨々川にはカモが沢山いますが、鴨川には一羽しかいないのかしら? そんなことはないですよね。