コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

道東へ 3. 中標津~帯広~札幌(9/23 & 24)

2008年09月28日 | 
翌朝は酪農家のご家族を訪問。
ゆっくり拝見したい気持ちはやまやまでしたが、憧れの釧路湿原を訪れて帯広までが旅程だったので早めに辞去。
四季を通じた酪農家のご苦労が忍ばれる訪問でした。


13号線(摩周国道)をひたすら走って標茶(しべちゃ)を過ぎて釧路湿原の北の端に。
シラルトロ沼をちょっと拝見。写真心はそそられません。
サルボの展望台は少し心が動きましたが細岡展望台でよかろうとパス。

 
塘路駅です。釧路湿原駅との間はノロッコ号でゆっくり湿原を見られるのですが、旅程と運行時間の関係でこれもパス。
で、達古武から細岡展望台へ。


120度のパノラマ写真を合成。不出来でした。
写真を連続して撮っている間にも雲が流れて日射しが一瞬一瞬変わります。合成には不向きだったのかウデが悪いのか。


空から見た釧路川の写真は蛇行がよくわかるのですが展望台からでは難しい。
ハバロフスクからイルクーツクに飛んだ機内から見た黒竜江の蛇行は今でも瞼に残っています。当時は機内からの写真撮影は厳禁でした。
光を反射している川を展望台から眺めながら、湿原の懐に抱かれるようなカヌーイングをしてみたいとつくづく思ったものでした。

湿原に別れを告げ、釧路を抜け38号線で帯広へ。
 
道の駅「しらぬか恋問」で太平洋を眺めます。風が強く、波頭からしぶきが舞い上がっています。
同じ太平洋でも高知のそれとは雰囲気が全く違います。あちらは底抜けに明るく東に未来がありそうです。
ハマニガナが寂しげに咲いています。

帯広一泊後、山部の楽葉窯さんにちょっと寄ろうと狩勝峠経由で。
 
雨模様の強風の峠でした。気温は車載の温度計でなんと7℃。
昭和35年に狩勝峠の夜明けに寒さで目が覚めたのも宜なるかなです。


楽葉窯さんのお宅の裏の芦別岳はなんと初冠雪。
札幌を出るときは穏やかな晩夏~初秋だったのですが、この旅の間に10℃近い気温の低下です。一気に秋ですね~~。


楽葉窯さんの穴窯には作品が詰められつつあります。週末から「焼きが入る」のです。
2009年1月14日~1月20日には札幌大丸の7Fでご覧いただけますとのこと。
ご夫婦と四方山話をし、ホワイト家族のお父さんのようなナオミチ君(実は♀)にペロペロなめられてしまいました。
碧ちゃんは幼稚園で、可愛い姿には会えません。

これで三泊四日の道東旅行は無事完了。走行距離は1300kmくらい。燃費が普段より5割くらい良かったのにはビックリ。
でもその分ガソリン代はかかった。道東のガソリン代が札幌や帯広より10~20円高いことを発見した旅でもありました。

道東へ 2.北見~中標津(9/22)

2008年09月27日 | 
今日は中標津が目的地です。何で?って思うでしょ。先方のご両親とご兄弟にご挨拶のためなんです。
この機会に道東をぐるっと回ってみたかったので一人ドライブのわがまま。
自分の年齢を考えると二度と来られないかもしれませんものね。
北見から阿寒湖、摩周湖を再訪し、中標津へ。
層雲峡~阿寒~摩周湖~川湯~釧路はむか~~~し両親を案内したルートです。40年以上も前だったと思います。


 
240号線をてってけて~と走っていくと相生に農村公園というところを見つけ休憩。
鉄道が走っていた頃は北見相生という駅がありました。その跡地を公園にしたようです。
駅舎が保存されていました。今のJRの駅は無個性ですが、それこそ「昭和の時代」の駅は風情がありました。

 
阿寒湖はあっけらかんとした風情。雄阿寒岳の山頂が雲で覆われているのは「月にむらくも」の日本情緒?
湖畔のノコギリソウ(右)は夏の名残か・・・。


定番の摩周湖。何故か霧の摩周湖というのは見たことがない。今回で多分4度目だと思うのだが・・・。


早く着きすぎたので家族が使った中標津空港を見学。
こんなに早く着いてしまうのなら、阿寒湖で遊覧船に乗ってみれば良かったと・・。でも急ぐ旅は事故の元!

夜は楽しい会食でした。帰りがけにふとカウンターを見ると 吉四六 の名前が見えたので部屋から引き返して暫時一人二次会。
板さんのサービス(?)でメフンやアミの塩辛をいただきました。
大浴場のお湯はアルカリ泉なのかお肌がつるつるに。道後温泉を思い出しました。

道東へ 1.札幌~北見(9/21)

2008年09月26日 | 
所用のため、道東は中標津までドライブ旅行になりました。

昭和35年夏、ワンゲルの知床夏期合宿が道東訪問の最初です。6.15までは60年安保で「デモクラシ」でしたが・・・。
ワンゲル夏期合宿は札幌から夜行の普通列車で狩勝峠を越えて釧路まで。
(明け方の狩勝峠の寒かったこと! 今はこの峠はとおりませんね)
さらに中標津(多分)から羅臼までバス。札幌を発ってから約20時間。
翌朝、生まれて初めて口にした朝とれの毛ガニの美味しかったこと!! イワナが手ぬぐいで穫れるなんて!
羅臼からは重た~~いザックを担いで羅臼岳を越え、岩尾別を経てウトロまで。
ウトロからは漁船をチャーターして知床半島突端の知床岬まで往復しました。ドピリカンの好天でメチャクチャ日焼けしました。
斜里へ出て網走から札幌へ戻るという長旅でした。全行程10日間だったと思います。
若かったのですね。

車での道東訪問は釧路や北見での学会(もう20年以上前)以来のことです。

三泊四日の経過を3回に分けてのご紹介。


まずは札幌から旭川まで高速で。39号線で層雲峡まで。層雲峡に入ると何か昔と道路の様子が違う。
あれれと思いながらも銀河の滝・流星の滝の駐車場へ。

   
(左)銀河の滝、(右)流星の滝
雄滝と雌滝ともいうんだそうです。何となくわかる気がします。


こちらは大函。実は小函に相当するところが大幅にトンネルになっているようなんですね。

  
今年は紅葉が遅いようですが、少しだけ色づいていまして。
ここの駐車場はもとの国道の一部なのですね。
20年以上前に国道が崩落して走行中の車が潰されたことから、今はトンネル(銀河トンネル)の中を走るようになったのだそうです。

層雲峡から石北峠を経て北見に入りましたが、予想外に早く着いたので網走まで足を伸ばし天都山(194 m)に。
昭和37年に行った原生花園(十勝岳の噴火で火山灰が降り積もっていました)までとも思ったのですがお花は時期遅れなので。


天都山の上からは網走湖に沈む夕陽が綺麗でした。知床に行ったときは根釧原野に映える夕陽を見て、夕陽って地平線にも沈むんだ~って、あたりまえのことを感心してしまいました。千葉あたりではそんなことはありませんからね。

明日は中標津までです。


好天続き - 9/13 北大構内 -

2008年09月14日 | 北大構内
今週は好天続きです。なので毎日屋外をウロウロ。
土曜日は北大構内にしました。紅葉の時期にはまだまだ早いのですがそれでも少しずつ秋の気配が。
そうそう。書斎の窓から見える手稲山の一部が茶色くなってきたので早くも秋の色と思ったらカラマツにつく虫のせいなんですね。


 
大野池。カモが沢山いる池です。スイレンもまだ咲いています。噴水は光りの加減できらめいたり虹を造ったり。

 
左は多分ピレネーフウロ。帰化植物です。右はポピュラーなムラサキツユクサ。

 
シンジュ(ニワウルシ)の種子。最初は緑色ですが次第に赤や茶が勝ってきます。

今日14日は十五夜です。東の窓からはまん丸なお月様が昇っています。
インターネットを開くとグーグルにつながるようにしていますが、折々にタイトル画が変わるのが楽しい。
オリンピック期間中は十二支の動物(だと思うんですが)がいろいろな競技をしていましたね。
今日はお月様。あしたはご老人かしら?
明日は朝から北海道ベテランダブルス大会@中島公園。目標は決勝トーナメントへの進出です。

ちょっとだけ - 9/9 三角山 -

2008年09月10日 | 三角山
テニス遊びをするには少しお疲れモードなのでお手軽三角山散歩にしました。
頂上派ではないので裾の方をちょびっとだけです。


 
ヤブハギ の花はそろそろ終わり。かわって風変わりな形の実が沢山見られます。模様といい、形といい面白くて・・。
ロックンローラーのネズミのアイマスク。

 
ヒョロ ヒョロ ヒョローッとした花穂が今度はくるっと丸まっていく。次はどうなるんでしょうね。


撮影泣かせの ミズヒキ。紅色の背中で、お腹は白。これは無理矢理曲げたわけではありません。自然のまま、がモットーですから。
葉っぱには薄汚れたような褐色V字型の模様があります。
春に葉が出てから夏の終わりに花が咲くまでに長~く待たされます。
なんの花になるか知らなかった頃、なにが咲くのかな?と見に行っているうちに翌春になってしまいました。
ミズヒキ~~ってわかる頃には葉っぱの模様は薄れて消えてしまうものですから。

久しぶりで - 9/8 野幌森林公園 -

2008年09月09日 | 野幌森林公園
久しぶりで野幌森林公園に出かけました。
記録を見たら何と6月初め以来なのです。テニスの大会では野幌に行っているのですがね。
ガソリン代が高くなって少しひかえたのだと思います。

おおかたは大沢口~桂コース~大沢コース~大沢口なのですが、
今回は大沢口~中央線~瑞穂連絡線~中央線~大沢口を回ってきました。百年記念塔と開拓記念館の裏側も使っています。



今年の収穫! アケボノソウ! 写真では綺麗な花と知っていたのですが、どこに咲いているのかは知りませんでした。
「犬も歩けば棒に当たる」です。行き当たりばったり人生の見本みたい。


立ち姿はこんなです。1メートルほどでしょうか。道端にゆ~らゆらです。

 
ミゾソバ と アキノウナギツカミ。一見よく似ています。

 
大型の猫じゃらしのような サラシナショウマ。
真っ赤な実はトチバニンジン。派手ですね。あ、見えている葉は笹ですよ。

 

  
ノブキ。タイミングよく、花から実の状態まで揃っていました。面白い形をするものですね。


エゾノコンギク。秋は菊の季節。いろんな菊が咲きます。どれがどれやら面倒。

このコースは昨年も同時期に歩いていました。
ちょうど、東京に住む中学の同級生が開拓の村の見学に来ていたとのことでビックリした記憶があります。


先週土曜日は学内部局対抗テニス大会にU-70の一員として参加しました。
我がチーム(5ペア)は現役組に伍して第三位! 賞品を獲得できました。

おしりかじりむし~~?

2008年09月01日 | よろず覚え書き
新校舎と新体育館の完成で札幌北高の工事は昨年度で終わりかと思ったら、今年度もしっかり工事です。
1.陸上競技場の整備、2.旧陸上競技場の埋文調査、3.旧体育館の取り壊し。
どれも現在進行中ですが、3はほぼ完了。
取り壊しの様子を見ていたら何故か「おしりかじり虫」のメロディーが浮かんできてしまいます。
カマボコ型の建物をはじっこから重機で壊していくんですが、それがかじられていく様子に見えるんですね。



8/20 重機が西側からボリボリとかじり始めました。

 
左:8/21  右:8/25
かじって、かじって もう少し。

 
8/27
残骸を仕分けして、トラックで運び出して。跡地は何になるのでしょう?
こんもりした林にでもしてもらったら、木陰で勉強する生徒さんの姿に明るい未来を感じ取れるかも。

安部の息子に続いて、福田の息子も政権投げだし。後者はちょっと気の毒な気もしますが・・。
自民党もさることながら民主党も訳のわからない集団。
放り出される国民はたまったものではありません。