コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

ニセコ神仙沼に行ってきた

2016年06月29日 | 野山
今日も夏空になりそうなので、少し遠出してニセコ・神仙沼へ。
お目当てはトキソウやショウジョウバカマだけれどはてさて・・・。


小樽から赤井川方面へぐにゃぐにゃ道を上がるとまずは毛無山の展望台に着くので一休み。
石狩湾越しに暑寒別連山がかすかに見える。
雨竜沼湿原にはもうご無沙汰だ。上りより下りが危なっかしくなったので。

赤井川の道の駅で干し椎茸をお土産に購入。いい出汁が出るはずだ。
倶知安から山道風の道路(冬期は閉鎖)でニセコ五色温泉に。


イワオヌプリの上には夏雲が。
旧国鉄山の家は無人となったせいか、ツバメの姿は全くなかった。


静かな湖面の神仙沼。


こちらも。


ワタスゲは豊作!!


マルバシモツケは初見(恥ずかしながら)。


アヤメはたった一株しか見つからなかった。


チングルマ


ミツガシワ
アップで花だけを見るとアルビノのウニに見えてしょうがない(個人的感想)。


ツマトリソウはなんとも撮りづらいな〜。


ショウジョウバカマはやっと開花してきたようだ。それにしてもここのは妙な花の色だ。


華やかな朱い実をつけるカエデ。秋には早いけれど。

ここの標高は700mくらいで豪雪地帯。
マイヅルソウがまだ咲いているのも当然か。

お目当ての花には結局時期尚早だったようで残念でした。

帰りは岩内−小樽経由。およそ300km走ったが久しぶりなので疲れた。年はとりたくないものだ。

夏姿、野幌森林公園

2016年06月28日 | 野幌森林公園
晴れた!
空も夏空、雲も夏の雲になっている。
じっとしているのももったいないので期待を持たずに野幌へ。
案の定だった。


地味ながらの夏の代表選手オオウバユリの開花は間近。


瑞穂の池の夏姿はなんの派手さも無い。


キノコ その1


キノコ その2


北海道のオリーブ?


可愛い春の花も結実中。クルマバソウ。


マイヅルソウの実もこの時期はうずらのタマゴ状態。
もうすぐ6月も終わる。半年が過ぎることになる。
いささか早いが来年の年賀状の主題は何にするかな。
干支の酉に因んで、トリカブト(毒草なので正月にはちょっとな〜)、トリアシショウマ(姿がわびしい)、トキソウ(いい写真があるかしら?)。
地味だけどマイヅルソウかな〜。


上を見ればきりがない、かといって下ばかり見ていては転げ落ちるばかり。

明日も夏空のようだ。

初夏の平岡公園

2016年06月27日 | 野山
昨日は雨。テニス遊びはお休み。
今日は晴れた。気温も高めだ。
春に花見に出かけた梅園の夏姿を見るのも一興かな?


だーれもいない!


コウリンタンポポがはびこりだしている。
ヨーロッパ原産で明治期に観賞用として持ち込まれたとも、戦後にサハリンから侵入したものとも推定されている。
私見ではここ10年程の間に札幌周辺のあちこちにはびこりだしている気がする。
北海道では「本道の生態系等へ大きな影響を及ぼしており、防除対策の必要性について検討する外来種」に指定されている。


遠目にはショウジョウバカマっぽいが、アップすると違いは明らか。


サギスゲがメインでワタスゲもチョビッと混じっているようだ。


風になびくサギスゲ。


トンボ


春に林間で白々と咲くオオカメノキもいまはエメラルド色の実をつけている。


おまけ

今夜からウィンブルドンの本戦開始。

イギリスのEU離脱派の勝利は今後どうどうなっていくのだろう。

参議院選挙のマスコミによる与党優勢との当落予想が大幅に外れてくれるといいのだが。

選挙公示の日には盤渓へ

2016年06月22日 | 盤渓
昨日より好天となった今日。
ぶらっと盤渓市民の森へ。
一昨日の雨で足下は湿っぽく場所によってはグチャ状態。
ノビネチドリでも咲いているかなと出かけたが見つからなかった。


サイハイランはこの時期の花だ。
好きな花ではないけれど。


アザミの季節。夏だな〜。
長〜い首なので林間でもよく目立つ。


トリアシショウマ


ベニバナイチヤクソウを再登場させましょう。
それにしても色の違いはどこから来るのだろう。
育っている土地か、多年草なので若い株か熟年か、咲き始めか末期か。


案内板
今日はゲート→1→15→16→17→11→12→13→14→ゲートでおよそ一時間程。
三菱山方向に行くとクマに脅されるかも知れないのでいつもご遠慮申し上げている。


昨晩は党首討論とやらをしばらく眺めていた。
司会のせいかも知れないが討論になっていない。
各党は自己主張のみ。他人の話なんててんから聞く気はない。
特に安倍はひどい。中身の無い薄っぺらな話を長くすれば他党の発言時間を削れるとばかりに短い二枚舌を活躍させていた。
データに基づいた深みのある討論を深い見識を持っている司会者の元でやってほしい。

投票権が届いたので反安倍、反公明票を期日前投票ですまそう。
皆さんもいかが?

有明ふれあいの森にちょっと

2016年06月21日 | 野山
梅雨は無いけれど、えぞ梅雨はあるのだ。
実感ではなく、気象学上の定義の問題。
好天は二日と続かず、雨天・曇天は二日は続く。
今日の九州や中四国は大雨。熊本地方は気の毒だ。

天気予報ではなんとかお日様が出るとのことなので、そそくさと滝野方面有明へ。



ニセアカシアはどこでも咲いている。
ふわっと甘い香りが漂う。
湿度の高い日の夜なんかは少し重ったるくて熟年香水のようだ。


フタリシズカが咲く時期だったな。


雨上がりの苔ではあるが・・・・。


ジンヨウイチヤクソウみっけ!! 葉っぱでわかりやすい。


ベニバナイチヤクソウはもう少し紅いといいのだがお目にかかれず。。


ウメガサソウ。名前をなかなか思い出せなかった。
去年の実がくっついているとすぐ思い出すのだが。


おまけの け む し。

そろそろ神仙沼に出かける時期だが天気予報次第。
山部も訪問したいのだが。

今日は夏至だ。札幌の日の出は3時55分、日の入りは19時18分!!! 月齢は15.5でほぼ満月。
日の出時刻は九州あたりより1時間も早いのだ。

運の悪い日

2016年06月16日 | 野山
千歳で毎日テニストーナメントが進行中なので応援に行ってきました。
高速に乗ってしばらくしたら霧雨が、北広島を過ぎたら本降りになってきました。
コートについたら試合は中断中。
予期してはいましたが残念です。
それでも掲示されている試合結果を記録はしてきました。
そそくさと退散してかねて気になっていた嶋田忠さんのネイチャーフォトギャラリー向けて支笏湖方面へ。
素敵なギャラリーでしたよ。
アカショウビンやヤマセミはじめ素人では無理な作品が沢山。
小ぶりのカフェで外を眺めながらぼんやり外を眺めました。
初夏の雨の森は良いものです。






エゾリスが顔を出してくれたが、窓越しでぶれてしまった。
アカゲラもお目見えしてくれたが、ブレブレの写真になってしまったので没。

さて支笏湖を経由して帰ろうと駐車場に出たら・・・・・・・
あ〜ららら!
前輪のタイヤがパンクしているではありませんか。
お店のアーロンさんに手伝ってもらって(ほとんどやってもらって)スペアタイヤに交換。
千歳市内に戻ってパンク修理、とはならず、新しいタイヤに交換せざるを得ないはめに。
とんだ出費でした。
交換後もう一度ギャラリーに戻ってアーロンさんと奥様の鮎子さんにお礼申し上げました。

雨といい、パンクといい、運の悪い日でした。
それにしても去年もパンクに見舞われたが、タイヤの構造に何か問題があるのではないかな〜。


つばめ!

2016年06月08日 | 野山

今日はどんよりとした曇り空。
朝8時半頃ぼんやり外を眺めていたら目の前を何かピュ~と飛んでいった。
目を凝らしたら、なんとツバメだ!
しばらくしたら二羽飛んでいるとわかった。
夫婦者かも。
どこかに住み着くのかしら。
これまで札幌の街中でツバメを見た記憶は無い(気がする)。
写真は撮れなかった。動きが速すぎるのでね。

本州では珍しくもない景色なので、札幌のツバメは格別新鮮でした。

石狩はまなすの丘

2016年06月07日 | 野山
今日は滝野方面に出かけようと思っていた。
でも、朝ベランダのカラスと目が合って、そうだ今はカラスの子の巣立ちの季節だ!
頭上に気をつけなければいけない季節だ、ということで日和って海の方へと方針転換。
石狩へとお出かけ。

ヒバリの声がやかましい程だった。


ハマナスが咲き始めている。多くはないけれど。
背景の紫色はハマエンドウ。


ハマエンドウの群落。


アップで。


エゾスカシユリを一株だけ見つけた。


樺戸の山も雪が消えた。
遠くの増毛の山にはまだ白いものが残っている。

今日の最高気温は23℃。初夏が戻ってきたかな? でも明日・明後日は雨が降るとの予報。

端境期

2016年06月06日 | 野山
昨日の日曜日はあちこちで運動会があったようだ。
絶滅危惧種の当方はもう加わることは無い。
北大も大学祭で国際的な屋台が並んでいた。
構内は車の乗り入れ禁止のせいで我が日曜テニスへの参加が少なかった。
よって早めに切り上げ。少し残念。
今日は前田森林公園に散歩。お目当てはフジなんだが。


先週末はお祭りがあったそうだが、今日も見物人(ほとんど高齢者!)が沢山いた。
人のことは言えないが。
空模様は曇で、花期も終盤らしく華やかさにかける。
今年はもう一週間早かった方が良かったようだが天気に恵まれなかった。


もう少し長く垂れ下がってくれば綺麗なのだが。


トチノキの花はもう終わりで、結実が始まっている。


手稲山の雪ももうほとんど消えている。


楊の綿毛が水面にたまっている。
気温が高くなるともっと沢山吹寄せられるのだろう。


カモが水面の綿毛をぱくぱくしていた。
なんだか掃除機みたいだった。


タニウツギ


忘れた!


屯田西公園のベニバナトチノキはまだ元気。


ヤマボウシの花は咲きはじめだ。
実は赤くて可愛いが木肌はなんとも・・・・。

春の花に興奮した季節は終わり、夏の扉が開く季節に変わりました。
お花も種類が少なくなります。

それにしても、7歳のお子さんが一週間水だけで自衛隊のかまぼこ小屋で過ごせたなんてすごい。
無事に見つかって本当に良かった。
マスコミさんもあんまり騒ぎ続けないでくださいね。