★北河内路上通信-the Voice of VoICelESs on roadsides in EastOsaka

 北河内路上通信は大阪北河内において、同地域の野宿者と助け合い、共にあろうとする有志によって始められました。

☆旧シリア国家実効支配地域ロヤヴァ/トルコ軍機による7月30日のコバネ上空脅かしについてのYPG声明

2015-08-15 16:12:21 | Weblog

AKP起死回生の猿芝居で実効地域内外のクルド人”敵対勢力”攻撃黙認をとりつけ

 狡猾なトルコ国家AKP政権の”不満分子大弾圧”と

領域内外クルドへのあらゆる意味での攻撃を

許すな!

AKPと仲良しのアベ極右政権は、トルコ国家への支援・協力をやめよ!!


YPG総司令部声明(7月30日付)は、トルコ軍が何らかの通達もなく領空外であり旧シリア国家実効支配地域でもあるロヤヴァ地域上空を脅かしたため、その理由および目的の説明を求め、コバネなどロヤヴァ地域上空を脅かすのを止めるよう要請したことを明らかにした。

 また同声明は同日同時刻ごろにI$I$が、サーリンという町で攻撃を行い、YPGなどの反撃に よって撃退されたが、その戦闘で7名のYPG/YPJ民兵が戦死したことを明らかにした。このサーリンという町はBurkan al-Firat(ユーフラテスの火山)部隊というFSAとYPGの合同部隊によって7月27日に解放された町である。

 更に、同声明は7月24日にトルコ国家実効支配地域との国境付近の同地域ロヤヴァ西郊の村を戦車 砲などによりトルコ軍が砲撃し、同時にテルアビヤド近郊の村においても(トルコ軍の砲撃によって)4名のFSA(自由シリア軍)民兵と多数の負傷者があっ たことを明らかにした。

 こういったトルコ軍の動きはI$I$やアル・ヌスラ戦線といったトルコ国家が陰に陽に塩を送る極 悪ジハーディストどもを利するものであり、単なる局地的”火器暴発騒ぎ”や”はねっかえり兵士どもの戯れ事”ではないことは想像に難しくない。空軍基地使 用を米軍などにさせ、NATO軍からの支持も得て、パフォーマンスとしてのI$I$空爆を一応行えば、AKPに反感を持つ個々人の徹底弾圧や、旧シリア国 家実効支配地域内のI$I$やアル・ヌスラ戦線などのスンニ派ジハーディストへのひそかな支援を含むシーア派への牽制もやり易くなるというトルコ国家の算 段の一角を、こうしたことが示していると言える。(☆)


 

ロヤヴァ地域・コバネ‐‐7月30日9時‐11時の間、複数のトルコ軍機がロヤヴァ地域のコバネ上空を飛行した。この侵犯行為の同時刻ごろにI$I$テロリストどもが、7月27日にBurkan al-Firat部隊によって解放されたSarrinの町への攻撃を行った。

このI$I$の攻撃は、我軍の反撃により撃退されたが、この攻撃への撃退戦闘において7名の我軍兵士が戦死した。

7月24日朝、戦車砲群によりトルコ軍がトルコ国境に近いコバネ西郊のZor Maghar村、そして同時にTal Abyadの郊外にあるTil Findire村を砲撃し、4名のFSA兵士とそれらの村の多数の住民が負傷した。

我々は、トルコ政府に我安全空域を飛行した複数のトルコ軍機の目的とその理由を求め、直ちにコバネ上空における飛行行為を止めるよう要請した。