ことぶき勧学院北都留教室の窓

コロナ禍の感染予防対策をしっかりと行い、年間計画に沿って講座や活動を行っております。自主活動も8月から再開の見込みです。

エッセイ

2017-08-01 13:38:15 | おしらせ

ことぶき勧学院第31期生ショートエッセイ[星と私] ~髙橋真理子先生の講座「星空と私たち」に寄せて~ 

・文明のおかげで明るい夜を過ごすようになり、星空を見る機会はめっきり減った。七夕の夜空を見上げても天の川がどこかもわからず、織り姫・彦星も行方不明の体たらく、そんな私が最近星空に心が震える夜があった。野辺山の満天の星。「死んだらみんなお星様になるんだよ。」そんな言葉もふと思い出し父・祖母・その他思い出の中の人々の顔が浮かんだ。*知識があれば夏の正座の数々を確認できたのに、無知とは悲しいものです。8月8日の講座を楽しみにしています。(SA) 

・星と私という題をもらい、しみじみと星を見上げたのはいつだったかと四十年前、田舎へ家を建て、東京から戻り、冬、満点の星空に北斗七星やカシオペア、知っている星座を家族と探したのを懐かしく思い出し、ふるさとはよいところと改めて知った。また、坂本九ちゃんの「見上げてごらん、夜の星を」。つい口ずさんでしまうよい歌である。*流星と隕石について詳しく知りたいです(SU) 

・星を見るのはとても好きです。二十年ほど前富士山の五合目でアルバイトをしていた息子を夜送って行った時、スバルライン五合目手前の駐車場で絵に描いたような流れ星を見て感激し、近くで天体望遠鏡をたてて星を観察していた人が、輪がはっきり見える土星と、赤くルビーのように光る星(たしか蟹座とか言っていた?)を見せてくれました。本当に素晴らしかった。それから流星群が現れると聞くと富士山の裾野に降るような星を見に行きました。最近はお盆(十二日頃)の流星群、天気が悪くて見えない特はがっかりです。*今年のお盆の空の様子はどんなのか今から楽しみです。(Ama) 

・子どもの頃から星空を見るのが大好きだった私は、祖母と一緒に一番星を見つけたり、宵の明星やオリオン座の三つ星を探したりしました。また学校の図書室で星座にまつわるお話の本をよく借りて読み興味を持つようになりました。就職してから、最初の給料で小さな天体望遠鏡を買い、実家の庭から星空を眺めたこともよい思い出です。二十歳の時富士山に登り、山頂から眺めた満天の星に「蒼空にはこんなに沢山の星があるんだ」と改めて知りました。あのときの星空は今でも、私の脳裏にくっきりと記憶されていて、私の心の財産の一つです。しかし、近年見上げる空にはあの頃見えていた星が見えないように思い、寂しさを感じています。今の私は星をテーマにした子ども向けの物語や「お星様の子守歌」「見守り星の歌」など、子ども達が星を身近に感じてくれたり星に興味を持ってくれるような歌を作ったりして自己満足しています。私にとって星は、夢と浪漫の宝庫です(ITi)

・夜空を眺めていると私も星になりたいと思う. なぜ?ならば、いつも「美しい」と、みんなから眺められているから・・・。私はいつも星を見上げて思う。あの星のどこかに私の愛する父母そして夫・・子どもがいると・・・。いつの間にか涙があふれてくる。あの夜家族が私から去っていった・・・故に星空は私にとって悲しくもあり淋しくもある。でもその反面いつまでもいつまでも見上げていたい心境です(FURU) 

・四十年も前のことになるだろうか。二階の北側の窓から北西に位置する滝子山の端に気になる星をみつけた。夏の夜十時過ぎ、いつもいつも気になっていた。後年星座早見盤を購入して調べ始めた。北斗七星の一つだったらしい。しばらく眺めていて星が山の向こう側へ落ちてゆくように感じた時は、地球が回っているなと思いました。それから何年間は家人が寝静まった後ご近所も電気を消された後、近くの空き地を歩き回って星の形を見ては家に飛んできて早見表を見てまた外へ出てと言うことを繰り返し、少しはわかった気がしていた。冬も沢山着込んでは時々見た。が、星の話を教えてくださる人、星の話に乗ってくださる人には残念ながら今だ会えません。それと近くにローソンの開店で街灯も増えて星座は見えにくくなりました。私も年をとってここ何年かは夜空を見ることを忘れていました。大月市のプラネタリウムは見たことがあります。星座をゆっくりと見たのは、二十年も前、雲の平・常念岳です。常念岳小屋の前庭は広く深い谷を挟んで向こう側の尾根に槍ヶ岳山荘の灯りもちかちか見え、涼風と人工衛星、流れ星、星座を楽しむ親子など五十人が夏の夜を過ごしていました。白馬岳では若者が山荘の望遠鏡をお借りしていて、私ものぞかせてもらいました。土星を見たはずなのに、今はぼんやり見た感覚も遠くへかすんでしまいました。昨年三月八日太平洋上日本丸六階の運動広場で「星を楽しむ会」がありました。航海士さんの説明もあり四十分ほど本当に降るような星・星・星の数を満喫しました。八時、カウントダウンでライトが消されたときは三百人の感動の声が響きました。南十字星は10時にならないとみえないとのこと、9時には鍵が施錠されデッキには出られませんのでこれは残念でした。もうひとつ私の思い込みかと心配ですが、初狩でも蠍座が見えたのですよ。南の空の低いところ、山に隠れて半分だけ、しかしあの赤い光はアンタレスだと今でも思っています。*火星・木星のニュースがありますが惑星は見ることは難しいのですか。(OGA)

 

・七夕祭りに短冊に願い事を書いて夜空に祈り・・・。あっという間の流れ星を見て願い事を・・・。

早く大人になりたいと思っていた頃夢がたくさんあった。大人になって星をゆっくり眺める時間は・・・

炊事・洗濯・子育て、 毎日が戦争でした 

子ども達も何とか一人前に育ち、親の手から離れて

時間に余裕が出来ているこの頃です

たまに夜空を眺めて 数え切れない星の数

覚えたはずの星の名前 一番星 北斗七星 天の川?

星になった祖父母 両親 友人知人を思い出しながら

あと少し元気で楽しく暮らしたいと、星に願いを・・・。(Isi)

 

・星に関する思い出は様々ありますが、望遠鏡で土星や太陽の黒点を見たときの感動や、太陽系惑星に地球型と木星・天王星型があることを知ったときの驚きは特に強いものがありました。そこでお伺いしたいこと*(1)星座・星座名にまつわる伝説・神話は宇宙や星に興味関心を持つ入り口になっていますが、星座名の歴史(中国や西欧)そして日本独自のものがあるかどうか知りたいです*(2)コペルニクスの地動説はどのような経緯で生まれ、なぜ地動説の創始者と言われるまでになったのかに興味があります。*(3)地球は宇宙からの資源補給もなく太陽光線の恩恵以外にエネルギー交換もないように思います。また地球上の枯渇する資源を宇宙で獲得する可能性も低いように思います。先生のお立場から地球資源の有効活用等についてご示唆をいただけたらと思います(N/I) 

・夜空に沢山の星が瞬いていて私を魅了してくれます。でも、私がすぐ見つけられる星座はオリオン座とカシオペア座です。そんな私ですが流星が見られると報道されるといつも見ずにはいられません。*流星群は彗星の通った後に地球が行くと流星群が見られると聞きましたが彗星と流星との間にはどのような関係があるのでしょうかお伺いしたいと思います(N/T)) 

・二十四年前、絶対に合格は無理だと言われていた大学受験生の次男とベランダで冬の星座を眺めました。星の瞬きの心地よさにギリシャ神話に纏わる十二の星座の話から、正に蠍座の夫と射手座の私との縁巡り合わせによる出合いの不思議へと・・。この時とばかりに一方的にしゃべりました。妙に納得気味で無言で聞いていた息子は、以来名古屋でひとり住まいをしています。よき思い出を引き出して頂けたことに感謝です。(KU) 

・星空の思い出は、テレビ放送の「今日からなんとか流星群が見られます」と、聞いた時、二階のベランダで子ども達と二時間ほど見て、「流れ星何個見えたね」と、その後火星接近の時、子どもの望遠鏡でとっても大きく見えたこと。それくらいです。(HA) 

・私は今まで星には余り興味がありませんでした。星座の名前は知っていても、それを夜空に見つけることができません。でも、山梨は「星の産地」のようなので、無関心ではもったいないですね。オーロラも見てみたいと思っていますが、日本では無理でしょうね。最近の地球温暖化が一因と思われるような、各地の異常気象も大変気になっているところです。(Ike) 

・星について一番先に頭に浮かんだ言葉は、流れ星でした。子どもの頃に、二回ほど見た。大人になってからはありません。名前についても、二つ三つ言えるだけで、他は思いつきません。(Hi)

 

星のことは

よくわからない

空見てもさっぱりわからない

わかるのは一番星くらい

宇宙と星・・・疑問。

星と宇宙近いのか?(TO) 

・「星・星空」と聞いたとき、「えっ私ってこの年になるまで星空をゆっくり眺めたことがあっただろうか」と思ってしまった。「北斗七星がどこに、明けの明星は?」などと関心を持って確認したことすらないと気づいた。いつも忙しく余裕のない生き方をしているのは充分承知しているし、年と共に悠々自適にとも考えているのに、まだやりたいことが沢山あるように思えてくる。少し欲張りすぎかと思うけれど、これからの残り時間をいとおしくかみしめながら、どう過ごそうかと、再度見直す機会を与えられたと思う。「星」という課題からとんでもない方向に派生した自分の心に問いかけている(W)

 ☆OさんとAさんはご家庭の事情により、今回は見合わせるとの連絡をいただきました。


極大日をご存じですか

2017-08-01 11:48:54 | おしらせ

「きょくだいび」と読みます。(そのまんまですが)

きょくだいびってなに?って聞かれそうですね。そこで・・・

隣の席のT先生(本日よりA先生に代わって勤務。昨年度までの南都留担当であった先生です。もと天文部です)に聞きました。

流星が一番数が多く降る日・・・のことだそうです。

8月8日の講座の資料「葉書投稿による星と私のエッセイ」を作り終わりましたので、講師である髙橋先生のホームページを見ていたら見つけた情報です。

なんと、8月12日に桂川ウェルネスパークで夜空の観察会があって、髙橋先生もお見えになるとのことです。

北都留地区にあるウェルネスパーク!地元です!

当日はペルセウス座流星群の極大日だそうです。詳しくはこちら

それに先だって8日に講座があるなんてラッキーですね。