木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

5月7日 踊る「エクスカーション」部会

2008年05月07日 | 活動日誌その他
5月7日 19:00~ 源流シンポジウム:第2回エクスカーション部会

 会議は踊った。
 部会長としての未熟さを痛感しております。||||| orz |||||
 エクスカーションのリリースと募集まで1ヶ月を切っています。2時間という限られた時間で合意・決定し、すぐさま実行に移さなければならない事が山ほどあるので、出席された全員の貴重な時間であることをご理解いただき、効率的な会議にご協力いただきたいと思います。

 今回の会議でもあがったのは「エクスカーション」の表現でした。
 「エクスカーション」の意味が判らない。なじみがない言葉なので使いづらい。中には「エクスカーション」という言葉を使わず全部日本語でやれ。という声まで出ています。部会全体のムードも「エクスカーション」という語は変えたほうが良いという考えに傾き始めています。

 私も前回までそうでした。「エクスカーション部会」なんて発音しずらいし、部会名も長いし・・・と。
ところがここへ来て考えが変わりつつあります。

 結論から言えば、「エクスカーション」の言葉にこだわって部会で時間を割いて議論したところで、それで一体何が得られるのだろうかと。

 あえて日本語だけに直訳してみましょう(笑
「全国源流シンポジウム木曽川源流エクスカーション」

「全国源流専門家集団公開討論会・木曽川源流巡検」

 全然面白くないですね。では、もっと砕いて意訳的に・・・
「全国源流シンポジウム・木曽川源流見て歩き」

 うーーん・・・ありがちだあ・・・
「全国源流シンポジウム・歩み出せ!木曽川源流」

 んんん?・・・
「全国源流シンポジウム・木曽川源流新発見!」

 ・・・こうなるとキャッチコピーの工夫次第でどうにでもなりそうです。
 「エクスカーション」の語をどうするかよりも、どんなキャッチコピーで実際に募集するかを考えた方が、より現実的ですね。

 主催する立場のスタッフ側は、あらかじめ用意されていた「エクスカーション部会」という名称に何らかの閃きを感じて集まった人間。部会で「エクスカーション」って何だ?と周囲に聞く前に、自ら調べてその意味を考える姿勢こそが必要ではないでしょうか。
 外部から新しい言葉や概念、新しいものが入ってくると必ず拒否反応は起こります。受け入れる側である私達が、新しいものに排他的な態度をとってしまっては、今後の地域活性化への期待さえも危ぶまれると思います。
 ヨコモジ言葉は時代と状況によって対訳語が変わるものなので、日常で使用するかどうかは、それぞれ個人の表現の自由、解釈の自由だと考えます。今大事なのは我々が具体的に何をするかです。

 むしろ、主催者側の人間としては、新しい考え方や言葉を一旦受け入れたうえで、今回のイベントを通じて「エクスカーション」の意味を考える機会にしてもらえばよいのではないでしょうか。

 逆に「エクスカーション」という表現に対し、何をやるんだろう?面白そうだと興味を示してくれる人や、こだわりなく受け入れられる柔軟な人にこそ、木祖村に来てイベントに参加していただきたいと思いはじめています。