木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

5月2日 里山の間伐材で椎茸づくり

2008年05月02日 | 活動日誌その他
5月2日 野中先生と菅古道の仲間が集まって、今日は野中眼科史料館の裏山(菅古道と熊沢道の分岐)でシイタケのコマ打ちを行ないました。

    

 まずは間伐材(ナラ)の運び出し。長いものは昔ながらの方法で、ソリを使い、山の斜面から引きずりだして来ます。

    

 いわゆるホダ木サイズにした間伐材に、φ9.2mmの穴をどんどんドリルで(テキトー)に開けます。開けられたそばから流れ作業で、シイタケの種菌をしみこませてあるコマを穴につめ・・・

 

 コマをトントンと金槌で打ちこんでゆきます。
 できあがったホダ木を積み上げて、水を掛けたらしばらくはブルーシートで覆い、菌が全体にわたるように湿らせておくそうです。ホダ木を木立ちの中に立てかけるのはその後との事。

 ふと気がついたら、手が空いた人から昼食の準備にかかっていました。
 昔ながらの鉄のコンロと釜で、ご飯を焚きながら去年栽培したシイタケとお肉のバーベキュー。一仕事終えてワイワイやっているうちに、雰囲気は自然とランチミーティングになりました。


 「最近の子供って、鉄の釜で、薪でご飯を炊くことも知らないんじゃない?」
 「体験だけじゃなく、一緒にこういう風に食べて色々話すのが面白いよね・・・」

 間伐材をつかった色んな里山体験のアイデアがでてきます。
 シイタケの収穫だけでなく、様々なアイデアの収穫も今後の楽しみになってきました。