木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

5月17日 こだまの森で木曽郡植樹祭

2008年05月17日 | 木祖村議会と議員
5月17日 10:00~ 平成20年度木曽郡植樹祭
木祖村のこだまの森で、植林体験を通じて水源林・林業の大切さや森林整備の必要性を普及啓発することを目的に木曽郡植樹祭が行なわれました。
主催は、長野県木曽地方事務所、木祖村、木曽郡緑化推進委員会、木曽山林協会、木曽広域連合、木曽森林組合。

 今年は「長野県森林づくり県民税」(森林税)が導入された初年度であり、木曽郡にとっても上下流域から注目を集める年でもあります。下流域からは愛知県、日進市、名古屋市の関係諸機関やNPO団体が参加された他、木祖中学校、林業大学校など、総勢約400名以上が集まりました。

 1.7haの植樹会場に、今回は9種類の樹木1000本を植樹。内容は以下の通りです。
●ヒノキ: 木曽五木。代表的な建築材で香りが良い。
●サワラ: 木曽五木。湿地に耐え、水に強い用材。
ミネバリ: 薮原宿特産「お六櫛」の材料。
●カエデ: モミジの仲間で紅葉が美しい。
●カツラ: 加工しやすく、家具材に使われる。
●ヤマツツジ: 春は薄紅色の花が美しく寒さに強い。
●シダレザクラ: 枝が垂れ下がり、花が美しい。
●クヌギ :丸みのあるドングリがとれる。炭やシイタケ原木に。
●エノキ :葉がオオムラサキ(国蝶)の幼虫のえさとなる。
 今回の植樹では、建築材となる針葉樹ばかりではなく、地域の産業、景観や自然に配慮した樹種となっています。

 全員が一緒に汗を流した後には昼食のにぎり飯が配られ、木祖村役場職員が作ったトン汁が出されました。

 配られた昼食についていたのは割り箸ではなく、「木曽ひのき」の箸でした。木祖村観光協会のラベルが入れられています。
 袋から出すとひのき独特の良い香りがします。割り箸だったらその場でゴミになってしまいますが、ほとんどの方が使った後も、木祖に来た記念や「マイ・ハシ」にすると、持ち帰ってくれました。
 ちょっとしたものですが、自然や森林と向き合う気持ちが通じ合う良いアメニティですね。




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