黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

今日の出来事

2004-12-31 10:54:35 | Weblog
今年は雪なんて降らないだろう、なんて希望なく
思っていましたが、先ほどから雨が雪に変わりました。
さすがに積もりはしないだろうけど、心騒ぐものがあります。

身辺を片して、お茶を飲みながらこうして記事を綴っています。

振り返れば、今年も沢山の事件とそれにまつわる人人が現れては
世の流れに消えていきました。

殺人鬼にも聖者にも、等しく年末は訪れます。

皆様、よいお年を。
来年もなにとぞご愛顧のほどをお願いいたします。

雪はもう上がってしまいましたが、もし眠れる間に降り積もれば・・・。
なんとも思い出深い年の始まりとなりそうです。
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明日の出来事

2004-12-30 23:35:00 | Weblog
明日でもう今年も終わりと思うと、なんだか眠るのが
もったいなくて、ついつい夜更かししてしまいます。

明日は友人宅で年越しです。なんでもカニの沢山入った
おなべをご馳走していただけるとか。

私は手ぶらで他所様のお宅にお邪魔するのが嫌いです。
なんだか無粋な気がして。

そこで私が明日のために用意したのが殻付生牡蠣です。
まだ生きている生牡蠣、もちろん生で頂きます。

さきほど味見をしたのですが、今まで食べた牡蠣の中で
抜群においしい!一口だけなのにその濃厚さと磯の香りに
クラクラです。

明日はこれと日本酒で年を越したいと思います。
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04/05 /3

2004-12-30 19:57:28 | Weblog
あまたの天災に見舞われた今年も終わりに近づいています。

今日はお墓参りへ。

私は日本人だから、なんて常套句を付けるつもりはありませんが、
一年の終わりに一年の安寧を先祖に報告に行くのは当然の事と思います。

花を供え、香をたき、先祖を弔う。儀礼的だ!なんていう人もいますが、
儀礼的でもかまいませんとも。先祖の眠る場所に赴き、一年の報告を
するきっかけにはなっているのですから。

ただ、私の心にずっとわだかまっていたことがありました。それは
父方のほうへの墓参りにずっと行っていなかったことです。父と母が
別れて以来、どうしても疎遠になってしまいました。そして、そんな
ことが雪だるまのように少しづつ私の中で淀みだしていました。

それから10数年、今年と言う年をなんとか「生まれ変わるため」の年に
したかった私は、そういった心によどむものを全て今年で流し切りたかったのです。

過去を清算するというわけではありませんが、幼い時の気持ちや感情に
今でも縛られています。そういったものを断ち切りたかったのです。
過去を捨てるのではなく、過去を受け入れて、思い出と言う箱に片付けられる
ように。

随分行っていなかったので、道順にはすこし不安がありました。
でも、不思議なもので足は勝手に動きます。自然と、自然と。

お水を上げ、お線香を上げ終わったとき、何かが終わったような気がします。
今まで私の中にわだかまっていたもの、よどんでいたもの。
その全てが流されてしまったわけではありませんが、少しは心を
元の場所に戻せたかのように思います。

長かった、本当に長かったです。

自分リノベーションの年の終わりに近い今日と言う日、大きな事を
一つ成し遂げれたような気がします。災害で苦しんでいる人、貧しさの
ために苦しんでいる世界中の沢山の人、紛争で苦しんでいる人たちの
悲しみと苦しみなどに比べれれば、とても些細なものですが。
でも、私の中の、私だけの世界である心を埋めていた大きな問題でした。

悩みはきっと来年も尽きないでしょうし、新しく生まれてくるでしょう。
でも、ずっとずっと私を呪縛し続けていたもの、そういったものは
今日でさようならです。

忌々しくも、なんだか少しさびしい。

来年は今年を生かせる、本当に「生きた」年となりますように。
みなさまもよい年越しをなさってください。


最後に、今年最後が紀宮内親王殿下のご成婚発表と言う
喜ばしいニュースで閉じたことを、心より嬉しく思います。
末永くお幸せであられる事をお祈り申し上げます。
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04/05 /2

2004-12-30 01:27:39 | Weblog
私の家までの帰路の途中、ハーバーランドのモザイクで晩御飯を
食べることになりました。沢山のレストランの沢山のご馳走。
私たちはブラジル料理のシュラスコを食べさせてくれるレストランを
選びました。

外から伺うと、とても繁盛しているようです。早速待ち行列に並ぶ
ことに。一歩店内に入ればコロンのすこしきつい香り。そこだけこの
モザイクにぽっかり浮かび上がった外国のようです。

ビュッフェ形式でしたのでお皿に野菜を取り、席で待ちます。すると
ブラジルの人らしき店員さんが串に刺さったシュラスコを切り分けて
くれました。

あふれる肉汁とその香り。玉ねぎとワインビネガーのソースで頂きます。
あっさりしたソースのお陰でいくらでも食べられます。

それにしてもこのソース、作り方は簡単そうですが色々な用途に使え
そうです。お魚を揚げて、お手軽な南蛮風惣菜が作れそうです。

それにしても、今日は本当に楽しい一日でした。
こんな楽しい日が来年もありますように。
今日の外出はきっと、そんなことを願ったり確認したりするために
必要な外出だったのかもしれません。
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04/05 /1

2004-12-30 00:05:44 | Weblog
今年も残りあとわずか、皆様は年の瀬をいかがお過ごしでしょうか?

私は換気扇の掃除も終わり、年末に食べる殻付牡蠣の注文も終わり、
銀行の長蛇の列もやり過ごし、あとはお墓参りと窓ガラス拭きと
身辺の整理整頓ぐらいです。

あ、年賀状・・・忘れておきましょうとも、ええ忘れましょうとも。

比較的落ち着いた年の瀬、私は恋仲の人とドライブに関西空港あたりの
ショッピングモールまで出かけてきました。冷たい雨が降るけれど空気の
澄んだなか、レガシーは快適に速度を上げていきます。車窓から見える
山の手は雲に覆われ、木々の様子などは伺い知ることも出来ません。

ショッピングモールは広くて、忙しい年の瀬というのに結構にぎわって
いました。お昼を食べてお店を回り、恋仲の人はシャツとボディショップで
ハンドクリームを、私はボディショップでバニラの香りのするコロンを
買いました。甘くて安らいで、少しハッピーにもなる香り。何よりも
ストーブやガスファンヒーターにとてもよく似合いそうな香りです。
まさに冬の香り。

そしてレジ横には先日の地震の募金箱。私は得体の知れない集団や
個人には募金をしません。それは募金の行方がわからないからです。
近頃は幼くして重病にかかった子供のためと称して募金を集め、その行方は
会社をつぶした男のところだった、なんて話も聞きます。

そうすれば少しでも信頼できるところへ。ボディショップは途上国支援や
環境保全にとても熱心です。そして今までの実績もあります。なにより、
私の真横に募金箱があります。

たった500円玉一枚だけど、何かの足しになれば。

歩き回って、のどが渇いたので久しぶりにシナモンロールを食べながら
コーヒーを飲み、またうろうろして帰路へ。

そのころにはすっかり雨は上がり、「砂の果実」に出てくる「氷点下の青空」
なんて言葉が似合いそうな青空が広がっていました。

帰り道の車窓、高野山のほうを伺うと白くかすんでいます。雪が山肌を染めて
いました。この冬初めてこの目で見る雪。山肌の凍える様子が、私の心に寂しく
染みていきます。

今年を惜しむ気持ちになんだかとてもよく似ています。
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