9年前くらいに、
アラサー寸前って記事を書いていました。
そんな私、来年、いや次の春にはアラフォーになります。記事の中では「アラフォーなんて言葉はすっかり消滅しちゃってるさアハハハハ」なんて書いてますが、世の中にこびり付きすぎて、だれもが知っている表現となってしまいました。広辞苑や大辞林にも載ってそうなほどに。
私自身は早生まれなので、友達の中にはすでに39歳になっている人もいて、私が39歳を迎えて早々に四十路に達してしまう人もいるんですよね。
ものすごく遠くに来たように感じます。自分自身は昔とそんなに変わっていないとおもうのだけれども、そうじゃないのかしら。自分自身のことは誰しも贔屓目に見てしまいます。容姿とか能力とか。客観的にみると、明らかにアラサーの頃とは違うのでしょうか。でも、そのころのいろんなものは変化の中で残っていなくて、もう比べようもないのです。
比べたって仕方ないってことかしら。
私にも甥が産まれ、決して時代のトップランナーではなくて、今は今のトップランナーが未来にたどり着けるのを応援する立場だと思うんですよね。そう思うと、老いたのではなく、役割が変わったといえるのでは。
それでも、白髪を見つけたときに、誰かと愛を示そうとするときに、そして、自分の状況を変えてより良くしたいと思う時に、アラサーの時のような勢いを出せないでいることに気づきます。
戦術を、作戦を変えなくっちゃ。