黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

体調の姿

2007-05-28 17:00:20 | Weblog
以前から気になる体調への不安にけりを付ける為、
会社を休んで病院に行ってきました。受け付けを
して、診察をして、検査をして、更に診察をして
トータル3時間。

結果は「異常なし」でした。全くの健康体です。

では、何故?

診察下さった医師曰わく、気持ちの落ち込みは
無くても、体に症状の出る仮面うつ病ではないか、と。

特に悩む事も無く、私には思い当たる節がありません。
でも、私には気付かない何かが心の中で起きている
のでしょう。

強いて言えば、仕事が暇と言うことでしょうか。
私自身が選んだと言うのに。

ともあれ、身体的にはどこも悪くないとわかっただけ
でも充分な収穫でした。足りないリフレッシュを
もう少し、いや貪欲に取るようにしたいと思い
ます。
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奇跡の軌跡

2007-05-27 02:08:41 | Weblog
今日も友人と出かけようと思っていたのですが、
日帰り東京出張のせいか、体調が今ひとつでした
ので、おうちで大人しくしている事に。

掃除をして、整体にいって、ざるうどんを食べて。

別にどこか特別なところに行ったり、特別な事を
しなくても満ち足りるなんて事は簡単な事なのですよ。
恋人?居ればいいけれど、居たら居たで邪魔なの
ですよ。多分(そんなことも忘れてしまうほど、独りは
快適なのです。清潔で、孤独で)。

食後、NHKスペシャルの「地球大進化 46億年・
人類への旅」を見ていました。最初の生命の発生から
いかにして人類にいたるか、その壮大なストーリーを
題材にした科学ドキュメンタリーです。

とても意義深い番組でした。ごく当たり前に備えている
機能には、かつて「先祖」が体験した困難の痕跡があることに、
私は感動を 抑えることが出来ませんでした。 なぜ肺を手に
入れたのか、いかに手足を得たのか、なぜ胎生を得たのか、
なぜネアンデルタール人は滅びて、私たちホモ・サピエンスが
生き残ったのか。

あら、目から透明な液体が。
どのテーマに対しても、涙無しで見ることはできませんでした。

こうした良質な科学番組、近年は視聴率があまり良くない
ようです。下衆なバラエティと間抜けなクイズあたりが
人気ですって。

私が子供のころ、もっと科学を題材にした番組が沢山あった
ように記憶しています。誰もが、こういう事に興味を
持たない時代になってしまったのでしょうかねぇ・・・
何だか寂しい気持ちでいっぱいです。未知に触れ、新しい
知識とする歓び、そこには検索で知った事を言い連ね、
書き連ねるのとは違うものがあると思うのですよ。

小さなノックが、重要な扉を開くかもしれませんのに。
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2枚目、3枚中

2007-05-23 10:38:36 | Weblog
先週の土曜日の事。

友人と連れ立って、王立ベルギー美術館の企画展へ
行ってまいりました。

目的はマグリットを見るためです。今回は三枚、
しかも内一枚は「光の帝国」なのです。

私には、見たいマグリットの絵が三枚あります。
「大家族」、「光の帝国」、そして「ピレネーの城」です。

「大家族」は昨年の冬に見て参りましたので、残すは
あと一枚となったのです。ただ、収蔵されているのが
イスラエルのイスラエル美術館(エルサレム)
ですので、生涯見る機会は無いでしょう。場所柄、
絵画自体がロストしてしまうかもしれませんし。

お目当てはマグリットでしたが、フランドルの豊かな
財力や、それを背景にした気風に影響された絵画は
どれも素晴らしさに溢れていました。また、ドイツ
(ハプスブルク)とフランス、オランダなどの強国に
挟まれていたためか、風刺やユーモアに富んだ
絵画も多く見られました。思わず笑ってしまうくらいに。

マグリットの「光の帝国」は展示最後部、特別な
意匠と共に展示されていました。

私はフランドル地方へ行ったことはありませんが、
描かれた青空のような空が広がっているのでしょう。
温もりよりも涼やかさ、活気よりも冷静。それで
いて陰気さは全くない、空。夜の部分にも、いつか
話で聞いた「ヨーロッパの石畳は冷たい」という
ような事を思い出させる様相でありました。

空と夜、それだけであれば氷のように冷たい絵に
なっていたはずです。そして陰鬱さを感じさせる
「つまらない絵」に。

点る灯り。中央に描かれたガス灯には灯りが点り、
僅かに夜を明るく照らしているのです。夜は昼に
対抗する「帝国」です。昼為されぬ事を為し、昼許されぬ
事を許すのです。それは必要な事ですが、全てが
そうであれば人はヒトを続ける事ができません。
その為に火を焚き、夜を照らして人たる要素を
守ってきたのです。

暗澹に灯る火は、「特別な感情」を表している
ように感じました。

暗澹とする事が多い昨今、心に「ガス灯」は灯って
いるのでしょうか。

私も、私以外も。
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新幹線の珈琲

2007-05-23 09:52:07 | Weblog
只今、東京への日帰り旅行のため、新幹線で移動中です。

新幹線で移動するとき、車内で欠かさず珈琲を買い
求めます。私には少し熱くて、更に言えば揺れる
から飲みにくいのですが、欠かさず。

無ければ手が震える程の珈琲中毒なんて事は無く、
無ければ無いで構わないのですが、既に「儀式」の
ようなものになっているのです。私は大人である、
とかたった一人でも気丈に居られる、とか。私の
屈折した「大人感」を顕示するための儀式、多分。

カートに貼られた広告曰わく、改良されて美味しく
なったのだとか。

まだまだ熱いので、飲むのは名古屋を過ぎてからに
なりそうです。
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だいだい、しろいろ、かっしょく

2007-05-19 08:36:42 | Weblog
今週の疲れ+一人晩酌のせいか、変な時間に
眠りの世界へ落ちてしまい、今日は朝の5時から
起きております。

最近の楽しみは週末の朝食です。平日はトーストと
ヨーグルトとコーヒーだけですが、週末は時間を
かけられますので、ホットケーキを焼いたり、
サラダも作ってみたり。正統派でご飯を炊いてみたり。

今週は何も作らず、前から気になっていた
パン屋さんで調達しました。最近出来たパン屋さんで、
店長のイントネーションから東の方から来られた
ようです。ようこそ、激戦地へ。ここはパンの
ノルマンディです。弱きは滅び、強きは残ります。
(残るだけ。絶対的勝利ではないのですよ)

ソーセージを挟んだクロワッサンと、白パンにオレンジを
練りこんだパンを買い求めました。それと後日用に
山食5枚切りを一つと、食後の甘味にチョコレートを
練りこんだクロワッサン。

ソーセージの方はまあまあ、そこそこ。取り立てて
おいしいとは思いませんでした。時間が立っている
せいかもしれないけれど。そもそも、華奢なクロワッサンと
ボールドなソーセージは合わないのかもしれません。
クロワッサンにはハムとレタスのドレープが合うように
思います。

白パンはもちもちした食感と小麦の甘さ、それが
オレンジの爽やかな酸味によって、程よく強調されます。
これは美味しい!いくつでも食べられそうです。
オレンジの風味は珈琲との相性も抜群です。

これからはこのパンを買うためだけに通うことになるの
かも。

今日は美術館の企画展を見て、友人と会食です。
天気が少し不安ですが、良い一日となりますように。
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