仕事納めの日。寒い日。曇りがちな日。
それでもいつもとそれほど変わらない、平凡な日。
昼休み、年末を控えては何かと物入りなため、銀行に
行きました。ついでに、その銀行内にある宝くじ売り場で
先週買ったロト6の当たりか否かを確認します。
今年の初めから毎週欠かさず、クイックピックで一口だけ
買い続けています。当たる時は番号なんぞ選ばずとも
当たるのだろうと思うからです。近頃は張り出された番号も
見ず、窓口で当たりを機械で見てもらうようにしています。
「今回も当たってないだろう」と思って待っていると、
末等が当たってました。わずか1000円だったし、今までの
分を考えると全然大した事無いのだけれど、とっても嬉しかった
です。金額そのものよりも、意表をつかれた事に。これだけの
事で喜べる私は随分と幸せなのかもしれません。
その後、お昼ご飯を買おうとセブン・イレブンへ。アサリと
エビのスープパスタと、練り羊羹。「コンビニの羊羹なんて」
と思われるかも知れませんが、結構美味しいです。それに
お昼ごはん後に羊羹を食べるなんてちょっと幸せ。
近頃はお弁当を持っていっていたので、セブン・イレブンは
久しぶりです。夏ごろはよく来ていて、大抵買っていたのは
パスタです。パスタにはプラスチック製のフォークが入れら
れますが、あれでは食べにくいので、いつもお箸を1膳頂ける様
お願いをしていました。行くうちに私も顔を覚えられたのか、
何も言わずとも「お箸つけておきますね」と言われるように
なりました。
店員さんは変わってないけれど、久しぶりだから「お箸を
付けてください」と言わなきゃと思い、商品をレジに出しました。
すると「お箸でいいんですよね?」との一言。これには感激
しました。ついつい緩む顔。随分来てなかったのに覚えて
くれていたであろうと言うのにも吃驚です。
どれも、これも凄く些細な幸せ。
でも、こういうものを上手く摘み取って、私は楽しく毎日を
過ごせているのでしょう。
来年も、そういう小さな幸せを見つけて、感じられますように。