黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

気配

2009-07-11 17:53:12 | Weblog
新交通に乗り、席に着くと赤ちゃんの靴下が落ちていました。
きっと、今、私の座っている席に母と子が座っていたのでしょう。

母。

世の中に大人(成体という意味の)は数多存在しますが、分類すると
・母親
・父親
・ただの成体
の三種類に分けられるのでは、と思います。

この三種類の中で、父親は極めて安定していない存在と感じて
います。父性を感じる瞬間に出会うには、父親が父性を発揮しなくては
なりません。その瞬間は有り触れている様で、実は母のそれのようには
容易でないものであるため、一見その様に見えても、それは違うものと
思うのです。しかも、それが発せられるときは密かで、一瞬ですから、
尚。

最近、父性のカラーをすぐ答えられる人は少ないように感じます。
それは父性が発せられる事が少ないのと同時に、誰もが父性に対して
鈍感であったり、嫌悪を感じたり、そもそもそういうものの存在を
知らず、無視しているからだと思います。

少なくとも私は答えられないですし、回答を持ち合わせていません。
コメント
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