黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

通路側5C

2007-10-22 16:10:36 | Weblog
今日は東京へ日帰りで出張してきました。

予定では2時間程度の打ち合わせがたった30分で終わって
しまい、何だか肩透かしを食らった感ありです。これなら
わざわざ東京に来るほどではありませんでした。
しなくてはならない技術的な調査、ドキュメントの整理に
構築作業の準備としなくてはならない事は沢山あるのに。

唯一の楽しみは、こんな時間だというのにヱビスの缶に口を
つけていると言うことです。通路側の席と言う不満はあるに
しろ、気持ちの良さで満たされます。

ビールを飲んで、文庫を捲る私のそばを車内販売のカートが
通りました。いつもの「儀式」でお世話になるカート。売り
口上とともにカートが過ぎていきます。そのスピードと動きの
スムースさ、間近であることの迫力。

通路側に座ったことが無いから分かりませんでした。カートが
生み出していた「儀式」以外の部分を。

些細な事ですが、未知は楽しく、私の心を満たすのです。
たとえカートが通り過ぎるだけにしか、他の人は思わなくても。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲームセットの予感

2007-10-20 22:34:05 | Weblog
wikipedia 「食料自給率」
wikipedia 「水の危機」

最近、食料品の値段が上がっています。これも
ほぼ毎日、スーパーの食料品売り場を利用している
からなのでしょうけれど。春から比べると確実に。
特に野菜はずっと高止まりしている感があります。
夏なのに高い茄子、秋なのに値上がる青物。

これも穀物の値段が上がっていて、それが回りまわって
ここに現れているのでしょうか。こういうとき問題に
なるのが我が国の食料自給率ですが、これが食料の生産と
消費をどのように表しているかを知りませんでしたので、
調べてみました。

そこで知ったのが「水の危機」です。

私、この問題を解決できなければ人類は滅する道を選ぶ
他無いかと思うのですよ。この問題は世界中で取り組む
べき問題です。そして、一人一人が意識を持って取り組む
べき問題です。夢の新技術が問題を一掃してくれるという
展開も零ではありませんが、確実に訪れるものでもあり
ません。私たちが今日からできるのは・・・

・水を無駄遣いしない。
・廃棄物を適切に処理し、水を汚染しない。

ぐらいでしょうか。何と儚く、小さな抵抗なのでしょう。
抵抗…自らまいた種から育ったものに抵抗する、愚かな
人の子らよ!

ここで終わるなら、人類はその程度って事ですよ。
それでも日は空けて、日は暮れる。 汚染された水面には
日が長く伸び、波紋に歪められるでしょう。何事も無かった
かのように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

New comer is old-timer.

2007-10-15 23:32:26 | Weblog
私はものを買うよりももらう方が好きです。
例えば家具とか電化製品とか。もちろん新品でなくて、使い込んだ感の
あるお下がりとか不用品です。だって、いらない人は不用品を処分できて、
必要な人はコストを省いて目的を達せられるではないですか。

といいつつも、私も昔は「買う」一辺倒だったのですが、
オーストラリア人の友人と出会って考えが変わったのです。
ホームパーティに招かれてご自宅に遊びに行くとおしゃれなお部屋。彼女は
笑みを称えて「よくきてくれたわね!素敵な部屋でしょう?」と。それに
続けて「日本のゴミショッピングはいいものがあって、捨てられてるのが
信じられないわ」と。ゴミショッピング、私の脳裏に焼きついている単語の
中でも強烈なものの一つです。言葉のインパクトとあまりに勿体無い現実との
所為でしょうか。とても捨てられていたものとは思えません。
そりゃあ、手入れをしたり、直したりというのはあるのでしょうけれど。

「モッタイナイ」の言葉に感銘を受けたモータイ女史は、わが国の実情を
本当にご存知なのでしょうか。いや、知らない方が幸せかもしれません。
「モッタイナイ」は遠くへ。大量生産と使い捨て、食品の大量廃棄。死語です。

それ以来、流石にゴミショッピングはしませんが、私が必要で、且つ
知人友人が不要なものはなるべく頂くようにしています。我が家では掃除機が
頂き物です。あとガスコンロも。全部とは行かなくても、どれか一部でも。
必要十分!まだまだ使えます。

そして今日、友人から机を頂ける事に。食事用のテーブルはありますが、
勉強をしたり、書き物をしたりする机が無かったので助かります。と
なると椅子が必要…どこかに探しに行きましょう。

ベテランの机、彼は私から何を引き出してくれるのでしょう。
置き場所を考えなければなりません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1万と2000年前から愛してる

2007-10-14 13:22:47 | Weblog
【ニコニコ動画】【自称最高音質】創聖のアクエリオン

昨晩はすることもなく、午後8時半には眠りに入って
しまえる体勢にあったのですが、友人からお誘いの電話があり
ましたので、お酒を飲みに行って参りました。子供の頃からの
友人の誘いとあらば、眠りなど泡のような物なのですよ。
風の前の塵に同じ。

友人はこの夏に二人目の子供を授かり、ただひとりの生活を
謳歌(さらし者とも言えるかも)する私とは隔世の感があり
ます。とは言えパパぎみオンリーでお酒が存在すれば、図書室で
くだらない話ばかりをしていた時代にすぐカムバックできるの
ですけれどね。

秋口のもの寂しい気持ちの正体は何か、そして人の体温が
恋しくなる気持ちと衝動、その解決の糸口と矛盾する状況。
結局は、秋の空がその原因であり、秋の空さえ去ってしまえば
忘れられる感覚という、ほのかな希望のようなものはありました
けど、答えが出える前にカラオケに行くことになりました。
一人でないカラオケは久しぶりです。

そこで友人が歌ったのが文頭にあるリンクの歌です。存在は
知っていたのだけれども、きちんと聞くのは初めてです。私、
基本的な属性として「大きなお友達」的側面がありますので、
アニソンは嫌いではないのですよ。過剰にデコレーションされた
歌詞だとか、大げさな音の使い方とか、それでも努めて
爽やかさを演出しようとしているところとか。

「君を知ったその日から 僕の地獄に音楽は絶えない」

ああ、なるほど…というよな気分にさせられる状況の所為かも
しれません、これほどまでに興味を引かれるのは。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヱヴァンゲリヲン III

2007-10-12 18:50:37 | Weblog
---

「エヴァ」はくり返しの物語です。
主人公が何度も同じ目に遭いながら、ひたすら立ち上がっていく話です。
わずかでも前に進もうとする、意思の話です。
曖昧な孤独に耐え他者に触れるのが怖くても一緒にいたいと思う、覚悟の話です。

(庵野秀明氏「2006 09/28 晴れの日に 鎌倉にて」より抜粋、引用)

---

そう、繰り返し。
多分私は3回目だと思うから…。

昨晩、仕事が早く終わった事をいいことに、レイトショウで
見てまいりました。1回目と2回目は単館上映ものを主に扱う
映画館でしたので、3回目はシネコンで見て参りました。
最近のシネコンは音響設備も整い、座席もゆったりとしています
ので、一度はシネコンで見ておきたかったのです。

さすが3回目にもなると2回目のときほどのドキドキ感は無くなり
ますが、いままで気づかなかった事も多く、落ち着きゆえの
興奮を見つけたりもしたのです。

ええ、よかったですよ、やはり。
でも、プロジェクターのファン音が五月蝿すぎて上映に
集中できませんでした。以前に来たときはこんなこと
無かったのに…。

まあ、金曜日の夜にたった一人、家でワインを空ける事も
出来たのだけれども、寂しすぎるじゃないですか。本当に。
こういうとき、映画のレイトショウは見えない共同作業を
提供してくれるので助かるのです、気分的に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする