黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

コピ・ルアクとかアラミドとか

2005-07-30 23:13:43 | Weblog
あまりに間抜けな、桁間違え。
でも、家に帰る頃にはコーヒーの味の方が気になっていました。

食後、いつものコーヒーメイカーで入れます。それぞれの
器具は丁寧に洗っておきます。

煎ったものを入れた袋の封を切ると、独特な香りがします。
ちょっと妖艶な、「臭い」と「いい匂い」の接する地点のような
香りです。苦手な人はダメかもしれませんが、私的にはその
つかみ所の無い香りのとりこになりそうです。

豆を挽き、ペーパーにセットして、あとはお湯が注がれて
出来上がるのを待ちます。

色はかなり濃い目、香りは妖艶といった感じでしょうか。

では、一口。

色はかなり濃い目ですが、苦くありません。酸味が強く、
後味にコーヒーらしい渋さがかすかに残ります。スッキリと
しているので二口目もその次も、飽きることなく飲めます。

wikipediaの説明では、梅雨ごろのマツタケみたいな扱いを
受けていましたが、とても美味しいと思います。まあ、生理的に
受け付けない人は数多くいらっしゃるかと思いますが・・・。

でも、いくら美味しいとは言っても、値段が破格です。
飲むのはきっとコレッキリ(出会えたことが幸運なのかも)。
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食品単体への最高金額

2005-07-30 22:44:59 | Weblog
まずはサザエさんの間抜けっぷりを想像しておいてください。
それが前準備です。

午前中はアウトレットに母と出かけ、彼女の買い物に付き合い
ました。私もアディダスのスニーカーでいいものを見つけて
買い求めました。

その後、母と別れて、町のほうまでコーヒー豆を買いに行きました。
家の近くにも売っているのですが、やはり以前このブログでも
紹介した、生豆から売っているコーヒー豆の店のそれの方が格段に
美味しいのです。

アウトレットから町までは普通電車で20分ほど。
駅からコーヒー店まで徒歩10分ほど。

蒸し暑さが行く手を阻みますが、美味しいコーヒーを飲むためには
なんら気になりません。それよりも、美味しいコーヒーの方が
遥かに重要なのです。生きる糧ですから。

沢山の珈琲豆が生豆のまま陳列されています。どのコーヒーにしようか
悩んでいたところに、あるポップが目に入りました。

「アラミドコーヒー、少量あります」

そのフレーズと共にジャコウネコのイラスト。その名前だけでは
気づきませんでしたが、そのイラストでハッとなりました。

最も珍妙だといわれる「コピ・ルアク」があったのです。
(どう珍妙だとか、どういうのだとかはコチラをご参照ください)

値段も思ったほど高くありません。迷わず購入です。
100gだけで良かったのですが、購入は200gからとの事。
次は何時会えるかわかりません。そんな些細な量は気にしません。

豆が焙煎機に落ちて、機械が廻り始めます。

そしてお会計・・・レジの金額が何だか思っていたよりも、大きな
数字を示しているような気がする。

あーあ、やっちゃいました。まさにサザエさん。桁をひとつ
見逃していました。つまり、思っていた値段の10倍でした。
金額的にはいい肉、いい魚介類の金額です。トホホ。

私はなにをやってるんでしょうかね・・・本当に。
食品一品目に、コレだけのお金を出したのは初めてです。

(つづく)
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komm Susser Tod

2005-07-29 23:33:53 | Weblog
この曲を聴くとき、私は蓋をしていた物に、者に、モノに会いに
いきます。自分を苦しめるためではなく、より怖い事から身を
守るために。

この行為はとても辛いものです。できれば、したくありません。
思い出したくない事、忘れてしまいたい事など触れたくも
ないのです。でも、それらを見失い、知らぬ間に心の非常に
レアな部分に近づかれるよりはマシです。

アザラシは、自分達を襲うシャチを4匹ほどでずっと見張ります。
それは、知らない間に自分達の傍に近寄るのを防ぐためです。
近寄る恐怖の方が、襲われる恐怖よりも軽微だからです。

こんな事、何時まで続けないければならないのでしょうか。
あの日、私を追い詰めたかつての上司を許す事が出来ません。

いつまで、いつまで・・・。
いつまで、私はアザラシをしていればいいのでしょうか。

誰かを好きになれば、自然とこんな事を思い出して。結局はその
人を傷つけてしまいます。好きなのにね。その人にしたら、
とんだとばっちりです。

これから先、何かで傷つけ、傷つくのが怖いのです。なら、
始まりが来る前に終わってしまえば、そんな風に思うのです。
シャチの一部と恋する事がかぶって感じられてしまいます。


他人の幸せがちょっと憎い。



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グッバイとgood bye

2005-07-28 19:53:40 | Weblog
どちらも同じ意味なのに、全く違う響きを感じます、私的に。

さようならを意味していることに代わりはないのに、カタカナで
表記する方が遙かに寂しい感じがするのです。

もう、あえないかのような寂しさ。夏が暮れゆくころ、秋の
入り口に立って夏に別れを告げるような。

夏はおそらく、来年も来るでしょう。でも暮れゆくこの夏は二度と
来ない。来年、同じように泣いたり笑ったりしても、全くの
別物なのです。

そんなとき、胸をチクリと刺す寂しさをグッバイは含んでいると
思います。

なぜ?と聞かれると凄く困ります。でも、どうしたって思わずには
居られないのです。

日本の夏は短く、激しく、なまめかしい。
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検索エンヂン

2005-07-27 09:57:37 | Weblog
yahoo!とかGoogleとかの検索エンジンで「黄色い拍子木」を調べてみると、
数件ですがヒットしました。

馴染みのサイトもあれば、私が全く存じ上げない方のブログまで引っ張って
きてくれます。ちなみに「拍子木」だけで検索すると、拍子木を販売している
会社のサイトよりも上に来ます。

もし、拍子木が非常にメジャーな楽器だったなら広告を載せて、そこそこに
広告料なんかを頂戴する事が出来たかもしれないのに。どうですか拍子木やさん、
広告を載せてみませんか?

なんて。

皆様も是非一度お試しください。思いもよらぬ発見があるかもしれませんよ。
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