黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

2004-05-30 23:59:59 | Weblog
今日は雨が一日降るような予報が出ていましたが、昼間はおおむね晴れて暑いくらいに日が照り、夜は月が見えるほどに晴れていました。週間予報では雨降りの谷となる火曜日に外出する予定にしていたのですが、予定は未定。どうやらずぶぬれになりながらの外出となりそうで少し憂鬱です。・・・とそんな事を考えているとせっかく今宵現れて、湿気た夜をやわらかく、そして涼しく照らす月を見る眼も憂鬱色に曇っていたのでしょう。

今晩は友達とブラッド=ピット主演の「トロイ」を見てきました。感想としてはブラッドピットのかっこ良さに尽きます。この作品のために非常にハードなトレーニングを積み、撮影内では一切スタントを使用しなかったそうです。

肉体的、演技的な素晴らしさはもちろんの事ですが、何よりも力強い、例えるなら「獅子」のような眼に惹かれます。その眼の力強さはその作品に対するひたむきな努力が実った結果なのでしょう。「エドウィンゴーマルサン!」とひょうきんな広告に出ている彼とは全くの別人でした。

最近自分の眼にわずかなりにも力があるのかと思うと、疑問です。でも、力を抜いてこそ見えるものもあるのですが・・・。

余談ですが「トロイ」を見に行かれる前には予習をお勧めします。入り込み方が断然違ってきます。筆者は予習不足でした。

残念。


トロイ公式サイト
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2004-05-29 21:03:29 | Weblog
今回は初のトラックバック投稿に挑戦します。テーマサロンの「偏愛」を少し書いてみようかと思います。

私はのどが渇くと自然に台所に立ち、ペーパードリップせんとしています。珈琲が異常に好きなのです。それもインスタントや缶ではなく、必ずペーパードリップ。

きっと精神医学的にはカフェインホリックなんだろうと。中毒性に染まっていくだけではなく、飲むと心が落ち着く、その状態を愛してしまったのでしょう。

たいていはブラックで頂くのですが、生クリームを添えたり、ゴディバのチョコレートリキュールを加えて就寝前に飲むのも好きです。生クリームの甘さやリキュールほろ苦さに安心という中毒性を感じているのでしょう。

珈琲の飲みすぎは胃を傷めるといいますが、あれは珈琲入っている砂糖が胃を傷めているらしいです。まあ、何でも過ぎたるは及ばざるが如しですが、適度に飲めば体脂肪を減らし、さらには糖尿病の予防にもなるとか。

・・・とはいえ偏愛、いいことしか耳に入らず、また今日も珈琲をそそぐ。
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2004-05-27 22:10:27 | Weblog
夕方ごろ、夕食の食材を買いに少し離れたスーパーまで歩いていきました。別に近所のスーパーでもよかったのですが、あまりにも夕日が綺麗なので、歩きたかったのです。もともと町であろうと野であろうと、歩くのが好きな性分なので、短歌ひとつもひねりながら歩くのは私にとって欠かせない要素のひとつとも言えるのです。

夕日が沈む十数分間、その日が綺麗に燃えていくかのように空は茜色に染まっていきます。空だけでなく雲も。白い雲は茜色に、濃い雲は夜を暗示するかのような淡い紫色に。

このごろは日中、結構気温が上がり、夕方、涼風が頬をなでるとほっとします。そして一日が終わる夜が来ることに。現代社会は夜から闇を削ることに膨大なエネルギーが注がれています。でも、プラグをはずしてこそ見える明かりもあるのかもしれません。夕闇が迫るころ、金星が輝きだして、そんな風に感じました。
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2004-05-26 22:28:44 | Weblog
いつもジョギングをしているコースの傍らに、蝶がなったかのように花を咲かす木々が植わっています。名はわかりませんが、日没間近、世界が夜の帳に落ちていく間際の、ほんの数分の薄明かりの元、幽玄にその木々は浮かんでいます。幽玄なのはその姿だけでなく、花が漂わす香りがなんとも薄暗闇にふさわしい香りなのです。

もしこれが冬にそうなっていたのなら、私は何の感慨も持たなかったでしょう。季節ごとにふさわしい香りが人を生活を彩り、さらに印象深いものへとしているのです。香りと記憶には密接な関係があり、香りをかぐことでその香りにまつわる記憶を思い出すことができるそうです。

たとえば潮の香り。たとえば森の香り。そしてあの人の香り。秘密を隠し、隠された秘密をそっと物言わずに告げる香り。

出かけるとき、私は少しだけつけます。よくないものから身や心を守ったり、自分の頼りない誇りを少しでも輝かそうとするために。2年前、旅行の自分へのお土産として買ったクリニークのhappy!forMENが私のお気に入りです。シトラスの香りの中に、すこし花の香り。時間がたつと次第に落ち着いた香りに変化していくのがお気に入りです。

旅行で行ったニューカレドニアではスーパーにも香水が酒屋さんのお酒のように詰まれていたのが印象的でした。日本も随分と香水の種類が増え、男女問わず付けておられる方がいますが、皆様が揃ってマナーがいい、上品な付け方をしているとは限りません。あなたの隣の方はどうですか?
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2004-05-23 23:25:01 | Weblog
今日は梅田まで出かけて、友達と今はやりの食のテーマパーク、しかも主流のラーメンではなく、餃子を扱っているところに行ってきました。

なにわ餃子スタジアム

オーソドックスな宇都宮餃子から、奇をてらうかのような海老丸ごと餃子まで味も見た目も楽しいところでした。このテーマパークの存在は前々から存じていたのですが、「たかだか餃子のために足を運ぶのはどうか」と軽く見ていたのです。今日もほんの予定と予定の埋め合わせ程度で覗いたのですが、これがなかなか楽しませてくれました。お近くの方はぜひどうぞ。

餃子はとても美味しかったのですが、流石に毎日だと飽きてしまうでしょう。たまに食べるからこそ美味しいのです。最近は個食や味覚障害、ジャンクフードと食の環境は決してよいものとはいえず、そういうことが身体、強いては制御する心も傷つけているかのように思います。バランスよく食べるから味わいが喜びになる瞬間が毎日絶え間なく続くのです。

・・・そんなことを考えながら、大阪駅構内にあるファンケルのジューススタンドで青汁ストレート美肌トッピングを飲む私でした。

人間のものすべて、摂取したものからできています。貴方の食べているものは本当に貴方を幸せにしてくれますか?

私は味わう喜びが奪い取られるなら、死を選びます。
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