黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

染まれば染まるほどそれになる

2014-09-28 22:18:06 | Weblog
数年ぶりにリンゴの赤ワイン煮を作りました。
コツと言えば、リンゴの並べ方と焦がさない事位で、それ以外は特にありません。

鍋を火にかけると、リンゴは徐々に染まっていって、最後はワインの色になります。
その色に染まると、もう二度とリンゴの色に戻ることはありません。すべて食べつくされるまで、その色です。

人間も染まってしまうと、もう元の色や違う色にはなれないのでしょうか。

また性懲りも無く新しいボトルを空けて、ワイン色にしたが染まるほど飲んで飽きてしまったのなら、また作ろうと思います。
今度は柿もやってみようかなと企んでいます。柿、嫌いなんですけどね。違うものにしてしまったのなら、食べられるかもという甘い願いです。

今の色に染まった私は、いったい何に用いられるのがベストなのでしょうか。
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