給水栓 移設配管

給水管工事の一部です　仕事をする地域に依って指定材料が異ります　今回は建築現場の
場内仮設水道ですからその辺りは柔軟に選択しています





野丁場の仕事です 基礎の杭打ち等が始まるまでに給水工事は必要です　今回は設置されている
仮設給水栓を移設して欲しいとの依頼です　給水管は自由が利きやすいポリブデンパイプを
使います
野丁場とは広い土地に鉄筋の建物等を建てる現場の事を言います 土地が広大でも木造の
建物はそうは言わないですね　




この給水管には専用の金属継手を使いますが　使う道具もパイプをカットするカッターと
継手を取り付ける道具、主にパイプレンチを使います　敷いている板は土の上で作業を
したくないので薄ベニアを置いています







金属継手の構造は 一般的な水道ホースの先に付けるカプラーなど ホームセンター等で
売っている物と同じです それを強固な材質で作られた物と言っても良いでしょう





ポリブデンパイプの中に金属のコアを叩き込み　そこに継手を使います 締め込むのは
パイプレンチですが ブルーの道具はポリパイレンチと言いこの作業で使い易い様に
厚さが薄く作られています
ここで締め付けトルクは 何N.m 等と言う難しい事は考えていません　自分の感覚です
あえて言うなら目一杯締めています





残念ながら現場を特定出来る様な写真は載せれませんが 関西でも有名な
高級住宅地での仕事でした　自転車整備だけでは無く仕事も適度にしていますよ