トラック用のホイールで長く保管をしている物が有ります 相当期間使わずに
置いて有るのでハブのグリスアップを行います DURA-ACE HB-7600 です

ホイールバッグに入れ天井から吊るしていました 競輪競走で使う
NJS 仕様です 今回組んだ私のトラックレーサーに使う予定です


タイヤの上からビニールを巻いてからホイール
バッグ入れていました

このハブは両切りですがイタリアンで組んで有ります
競輪選手の方達が良くする決戦用の組み方ですね


グリスアップは整備台の上で行います 現在小ギアは
14t が付いています 次は歯数を変えるつもりなので
一度ギアを外しましょう


固定ギアの場合はまずロックリングを外します
ここは逆ネジなので工具はこの様に使います
テーブルの上では無理なので床に置いての作業です
タイヤに空気を入れないといけません 空気が少ないと
タイヤを傷めます


小ギアは正ネジです ここは工具とスポークの間で
良く手を挟むので注意して下さい ロックリングと
ギアが外れました


ここから分解を始めます ハブナットを外します
次はハブのロックナットを緩めます


このハブは 14mm と 15mm を使います フロントは
13mm と 14mm が必要です この写真では右手が玉押し
左手がロックナット 双方を寄せる方向へ力を入れています


ロックナットと玉押しを外しました 共に正ネジです


ホイールを寝かせてハブシャフトを抜きました
玉受けに入っているスチールボールは先の細い
物で下へ落とします ボールは無くさない様に
注意が必要です


ハブ本体にハメ込んで有るダストキャップを外します
樹脂製のパーツでそれ程無理をしなくても外れます


分解した各パーツを洗浄します 今回は SPIN スピンの
パーツクリーナーを使いました


新しく使うグリスも SPIN を使います 綺麗な色です


ハブ本体の玉受け部に薄くグリスを塗り
ダストキャップを装着します


ボールにグリスを塗り玉受けに並べて行きます
リアは 1/4 サイズが片方に 9個使われています
フロントは 3/16 サイズが 11個です


粘度の低いボールは落ち易いのでホイールを寝かせます
玉押しとロックナットが組まれたシャフトを差し込みます


ホイールを天地逆にしボールを並べます

ダストキャップを取り付けます これは玉押しの
形状に依れば後から付く物も有ります


玉押しとロックナットを取り付けます


ここから玉当りの調整です 指先に神経を集中し
一番良い所を探します

自分が求めた感触の所でハブスパナを掛け
ロックナットを決めます これは一度で決まれば
儲け物 何度も繰り返す事は良く有る事です

ロックナットを決めもう一度回転具合を
確認しています ガタは絶対にいけません


ハブナットにもオイルを差してハブに取り付けて
グリスアップは完了です

取り外した 14t の小ギアです 15t に換えましょう

在庫のギア達です 懐かしい物も有りますよ 8.8.8 前田鉄工所時代の物
三光舎なんて言うのも有ります 15t の歯を探します

Campagnolo のギアが出てきました 昔はチェーン離れが
良いと言っていましたが 確かにこの当時は国産と比較
すれば綺麗な作りの歯でした

DURA-ACE の 15t が有りました これで行きましょう

ハブのネジにグリスを塗っておきます
こうしておくと何時までも綺麗なネジで
いてくれます


ギアを散り付けロックリングも締め込みます

これで完成です このハブは私が整備をしたのは
今回が初めてです
手元に来た時にはとても良く整備されていました
ボールに薄くオイルが乗った手応えです それが
年数が経ちオイルが枯れて来たのを感じたので
今回の整備です

実際にオイルチューンは回転が驚く程軽いです そのオイルが枯れてくると
さらに軽くなります 今回分解するとやはりオイルが無くなっていました
SPIN のグリスを使いましたが凄く調子の良いハブです 気持ちの良い
回転をしています
置いて有るのでハブのグリスアップを行います DURA-ACE HB-7600 です

ホイールバッグに入れ天井から吊るしていました 競輪競走で使う
NJS 仕様です 今回組んだ私のトラックレーサーに使う予定です


タイヤの上からビニールを巻いてからホイール
バッグ入れていました

このハブは両切りですがイタリアンで組んで有ります
競輪選手の方達が良くする決戦用の組み方ですね


グリスアップは整備台の上で行います 現在小ギアは
14t が付いています 次は歯数を変えるつもりなので
一度ギアを外しましょう


固定ギアの場合はまずロックリングを外します
ここは逆ネジなので工具はこの様に使います
テーブルの上では無理なので床に置いての作業です
タイヤに空気を入れないといけません 空気が少ないと
タイヤを傷めます


小ギアは正ネジです ここは工具とスポークの間で
良く手を挟むので注意して下さい ロックリングと
ギアが外れました


ここから分解を始めます ハブナットを外します
次はハブのロックナットを緩めます


このハブは 14mm と 15mm を使います フロントは
13mm と 14mm が必要です この写真では右手が玉押し
左手がロックナット 双方を寄せる方向へ力を入れています


ロックナットと玉押しを外しました 共に正ネジです


ホイールを寝かせてハブシャフトを抜きました
玉受けに入っているスチールボールは先の細い
物で下へ落とします ボールは無くさない様に
注意が必要です


ハブ本体にハメ込んで有るダストキャップを外します
樹脂製のパーツでそれ程無理をしなくても外れます


分解した各パーツを洗浄します 今回は SPIN スピンの
パーツクリーナーを使いました


新しく使うグリスも SPIN を使います 綺麗な色です


ハブ本体の玉受け部に薄くグリスを塗り
ダストキャップを装着します


ボールにグリスを塗り玉受けに並べて行きます
リアは 1/4 サイズが片方に 9個使われています
フロントは 3/16 サイズが 11個です


粘度の低いボールは落ち易いのでホイールを寝かせます
玉押しとロックナットが組まれたシャフトを差し込みます


ホイールを天地逆にしボールを並べます

ダストキャップを取り付けます これは玉押しの
形状に依れば後から付く物も有ります


玉押しとロックナットを取り付けます


ここから玉当りの調整です 指先に神経を集中し
一番良い所を探します

自分が求めた感触の所でハブスパナを掛け
ロックナットを決めます これは一度で決まれば
儲け物 何度も繰り返す事は良く有る事です

ロックナットを決めもう一度回転具合を
確認しています ガタは絶対にいけません


ハブナットにもオイルを差してハブに取り付けて
グリスアップは完了です

取り外した 14t の小ギアです 15t に換えましょう

在庫のギア達です 懐かしい物も有りますよ 8.8.8 前田鉄工所時代の物
三光舎なんて言うのも有ります 15t の歯を探します

Campagnolo のギアが出てきました 昔はチェーン離れが
良いと言っていましたが 確かにこの当時は国産と比較
すれば綺麗な作りの歯でした

DURA-ACE の 15t が有りました これで行きましょう

ハブのネジにグリスを塗っておきます
こうしておくと何時までも綺麗なネジで
いてくれます


ギアを散り付けロックリングも締め込みます

これで完成です このハブは私が整備をしたのは
今回が初めてです
手元に来た時にはとても良く整備されていました
ボールに薄くオイルが乗った手応えです それが
年数が経ちオイルが枯れて来たのを感じたので
今回の整備です

実際にオイルチューンは回転が驚く程軽いです そのオイルが枯れてくると
さらに軽くなります 今回分解するとやはりオイルが無くなっていました
SPIN のグリスを使いましたが凄く調子の良いハブです 気持ちの良い
回転をしています
次はギアを替えて、あの坂にチャレンジ
とか、楽しいです。
整備もいまのところ自分でやっています。
すべて木下さんのブログ記事を参考にしています。
ハブの整備もやりました。
ベアリングが現れたときは、オオーという感動
でした。
毎日、過去記事も見させてもらってます。
ロードとは勝手が違う自転車ですから街道は慣れないととても怖く感じます
越後さん
書類等の写真で本名が写っている事が有るかも分りませんが
ブログでの H.N は Kino で通していますので宜しくお願い致します
失礼しました。改めます。
田舎の農道と林道で走っています。
高速走行はしませんし。できません。
安全走行を心がけています。
信号の多い市街は恐くてとても走れませんね。
kinoさんの記事は写真が多くてわかりやすいですね。
この前、ハブをオーバーホールした時も参考にさせていただきました。
中古で購入したハブなのですが、回すと少しシャラシャラと音がします。音は近づいて耳をすませば聞こえる程度です。手で回しても2分ほどは回っています。(オーバーホール後にも音は聞こえました。)
ハブは記事と同じHB−7600です。
玉押しやボールには特に傷はありませんでした。グリスもちゃんとつけたのですが…
それとも自分の玉当たりの調整が悪かったのでしょうか?
今はボールを新品に変えようか検討中です。
音の問題は大変難しいですね
ハブの回転部分にオイルを使うとその様な音が出る事も有りますが
ボールレースや鋼球に傷が無ければ使用に支障は無いと思います
ボールを変えても解消するかどうか解りませんが
新しいボールに固いグリスを多めに入れて試して見るのも良いと思います
それで音が出なければ 柔らかいグリスを少量使い試してみる
この様にしながら原因を探って行くのも良い勉強ですね
私はお力になれませんがどうぞ色々と試してみて下さい
前回の件でもう一度バラして見ました。
後輪は120mm化に伴いシャフトと玉押しを新品に、スチールボールをG10の物に交換してグリスを多めにしましたところ、不具合も音も無く良く回っています。
問題は前輪でハブの玉受けに米粒程度のサビを発見しました。音はなくなったのですが、ギリギリまで緩く調整しても微弱な震度が発生してしまいます。このまま乗り続ければハブにダメージを与えてしまいますか?
この場合サビを落とす方法はありますか?
もしくはハブ自体の交換になりますか?
質問が多くてすみません。
加えてそこまで拘るのは 大切な試合でも有るのでしょうか
デュラエースはG20程度だと言われている鋼球を G10に交換してどれほどの効果が有るのか実感は出来ないと思いますが
目的は何であれそうしたい心情は理解出来ます
そんな中で 前輪のハブの玉受けに錆が発生
錆は使っているうちに取れてしまうと思いますが そこにはきっと凸凹が出来ているでしょう
上位等級のボールまで使う拘りが有るなら ボールレースの打ち替えか それが出来ないならハブ本体の交換しか元の状態に戻す方法は無いですね
まれにボールレースの研磨と言う方法も耳にしますが それは技術が伴わないと出来ないでしょうね
本当はG20の物を買おうと思っていたのですが、今海外に住んでいて売っている日本製のボールはG40とG10しか在庫がありませんでした。どうせならいい物をと思いG10にしました。
ピストは普段乗りで使用しているのでこの程度は問題ないと思うのですが、どうしても気になってしまいます…
今回初めてのNJSパーツの購入になります。期待していたので少し残念です。中古なのでこの辺りは仕方ないですね。
ですが悩みながら調整したり、修理したりする過程も楽しいのでそれが救いですね。
ブラシでサビを落とし、ピカールで研磨している人などもいましたが、さすがにデュラエースでやる勇気はありませんね。
そう言う中で構成部品の接触部の錆は致命的です
どの様な物でも、錆びが発生した所を研磨して綺麗にしても そこは凸凹になっていますね
そこに幾ら精度の良いボールを入れても何の意味も有りません
上位等級の鋼球を使う場合 玉受け、玉押しなども同等の精度が必要だと思います
さらに目で見る事も出来ない表面の多孔構造を整える為にマイクロロン処理をする事も有ります
こんな事は一生懸命努力して記録や着順に掛けている選手の手助けをメカニックがする事で有り
一般道を街乗りで使う自転車に必要な整備では有りません
街乗り用であればむしろ重いグリスを多めに使い玉当りもやや渋めに調整した方が長く使えますね
その辺を解っていながら 最高の基準までギリギリの整備をするので有れば それなりの出費も仕方のない事だと思います
ファーストバイクで
ganwell pro njsのフレームを購入し、先日完組しました。
araya rc540×hb-7600のホイール(r,f共に)を
中古で購入したためグリスアップを行いました。
その際にこちらの記事を穴が開くほど笑
参考にさせていただきました。
何事も初めての作業でしたが、こちらの記事以外にも
組立時のヒントや注意点が載っていてとても参考になりました。
何よりもブログ内の記事すべてに
kino様のモノに対する愛情があふれ出ていて最高でした。
先日のペダルのグリスアップも参考にさせていただきました。
長くなりましたが、
今後もブログの更新楽しみにしております。