チューブラー用のリムで MAVIC マビック GP4 と言う人気リムが有ります
今回そのリムを使ったホイールにタイヤを貼った処 少し困った事が起りました

少し前に古いリムセメントを綺麗に剥離し
ベッド作りから始め丁寧にタイヤを貼った
ホイールです


リムは MAVIC GP4 タイヤは Vittoria RALLY を
使いました

タイヤを貼り一晩放置しリムセメントの付き具合を
確認します エアーを使用圧まで張っていると
タイヤが外れる気配は有りません もし検車が
有るのならこのまま通るでしょう


空気を抜き もう一度タイヤが外れる方向へ力を
入れてみます 強い手応えを残しながらタイヤは
外れます しかもリムセメントを塗って充分強度が
出たタイミングです・・・


これは今回の事が予想出来たから行った試みなんですが
ご覧の様にリムの谷の部分にタイヤが接着していません
リムの両サイドのエッジ、耳の部分だけがタイヤに接して
います

もう片方のホイールも試してみます やはり GP4 ですが
ラベルが少し違います これは調べると色々な物が出て
来ますが私はその違いの知識は有りません ただ今回の
検証には影響しないのでここは不問にし先へ進めます


少し違いは感じますが 基本的には先程と同じ
結果です

今回は何時もより多目のリムセメントを使って
この結果です


これはリムの断面 タイヤが接着される部分の形状に
依るのが原因だと思います 他のリムと見比べて
みましょう これは MAVIC GP4


これは ARAYA GOLD 先程の GP4 の様にサイドの
エッジが高くなく接着面の谷も深く有りません

これは ARAYA ADX-1 これも接着面は優しい
アールです

今回の GP4 これは古いタイヤを剥しリムセメントの
除去をした時に 今回の状況を感じたので普段より
セメンを多く使い 尚両サイドの耳の部分にもセメンを
塗っていたのでタイヤが一応接着された形にはなって
います しかしこの様な状態では危なくて使えません


これはどの様な対策が出来るのでしょうか
リムの形状に合ったタイヤを選ぶしか方法は
無いのでしょうか ベッドが厚くなればタイヤに
接着する可能性は有りますね・・・
今回は取りあえずタイヤの接着面にもセメントを
使い接着強度を上げる事にします


タイヤのセンターと共にリムの耳が当る部分にも
セメントを塗りました むしろこちらの方が大切ですね

そしてリムにもかなり多目のセメントを使いました
ホイールが重く感じる程です 今迄こんなに
セメンを使った記憶は有りません

普段リムセメンは薄く塗る方ですが このトラック用のホイールでは
しっかりと接着させておかないとバンクのカントに負けてしまいます
タイヤを入れる時とセンター出しをした時に 良い手応えを感じたので
これで大丈夫でしょう
MAVIC GP4 高い剛性が有り人気が有ったリムだとは承知しています
ただ今迄使った事が無かったのでこの様な事が起るのは知らないまま
ここまで来ました このリムを使っていらっしゃる方はどの様に
対応されているのでしょう・・・ 何時まで経っても勉強ですね
このタイヤを張った時の様子 【 チューブラータイヤ 装着方法 】
次の記事 【 MAVIC GP4 に必要な ベッド 】
今回そのリムを使ったホイールにタイヤを貼った処 少し困った事が起りました

少し前に古いリムセメントを綺麗に剥離し
ベッド作りから始め丁寧にタイヤを貼った
ホイールです


リムは MAVIC GP4 タイヤは Vittoria RALLY を
使いました

タイヤを貼り一晩放置しリムセメントの付き具合を
確認します エアーを使用圧まで張っていると
タイヤが外れる気配は有りません もし検車が
有るのならこのまま通るでしょう


空気を抜き もう一度タイヤが外れる方向へ力を
入れてみます 強い手応えを残しながらタイヤは
外れます しかもリムセメントを塗って充分強度が
出たタイミングです・・・


これは今回の事が予想出来たから行った試みなんですが
ご覧の様にリムの谷の部分にタイヤが接着していません
リムの両サイドのエッジ、耳の部分だけがタイヤに接して
います

もう片方のホイールも試してみます やはり GP4 ですが
ラベルが少し違います これは調べると色々な物が出て
来ますが私はその違いの知識は有りません ただ今回の
検証には影響しないのでここは不問にし先へ進めます


少し違いは感じますが 基本的には先程と同じ
結果です

今回は何時もより多目のリムセメントを使って
この結果です


これはリムの断面 タイヤが接着される部分の形状に
依るのが原因だと思います 他のリムと見比べて
みましょう これは MAVIC GP4


これは ARAYA GOLD 先程の GP4 の様にサイドの
エッジが高くなく接着面の谷も深く有りません

これは ARAYA ADX-1 これも接着面は優しい
アールです

今回の GP4 これは古いタイヤを剥しリムセメントの
除去をした時に 今回の状況を感じたので普段より
セメンを多く使い 尚両サイドの耳の部分にもセメンを
塗っていたのでタイヤが一応接着された形にはなって
います しかしこの様な状態では危なくて使えません


これはどの様な対策が出来るのでしょうか
リムの形状に合ったタイヤを選ぶしか方法は
無いのでしょうか ベッドが厚くなればタイヤに
接着する可能性は有りますね・・・
今回は取りあえずタイヤの接着面にもセメントを
使い接着強度を上げる事にします


タイヤのセンターと共にリムの耳が当る部分にも
セメントを塗りました むしろこちらの方が大切ですね

そしてリムにもかなり多目のセメントを使いました
ホイールが重く感じる程です 今迄こんなに
セメンを使った記憶は有りません

普段リムセメンは薄く塗る方ですが このトラック用のホイールでは
しっかりと接着させておかないとバンクのカントに負けてしまいます
タイヤを入れる時とセンター出しをした時に 良い手応えを感じたので
これで大丈夫でしょう
MAVIC GP4 高い剛性が有り人気が有ったリムだとは承知しています
ただ今迄使った事が無かったのでこの様な事が起るのは知らないまま
ここまで来ました このリムを使っていらっしゃる方はどの様に
対応されているのでしょう・・・ 何時まで経っても勉強ですね
このタイヤを張った時の様子 【 チューブラータイヤ 装着方法 】
次の記事 【 MAVIC GP4 に必要な ベッド 】
検索してみたら同じようにGP4で比較しておられる方がいました。
http://www3.coara.or.jp/~norihiko/Report/20010324.html
ベロフレックスなら相性がいいとのこと。
私の記憶ではkinoさんの写真のような形状ではなく
ARAYA GOLDと同様で普通に貼れていたと思います。
工業製品ですから変更があるのは当たり前ですが
同じGP4でも年代により種類があるのですね。
それにしてもkinoさんだから事前に察知されたものの
気付かずに使用すると恐ろしいですね。
GP4 は何度かマイナーチェンジをしています
恐らく今回私が記事にしているリムとは形状が違いますね
最初は マビックの昔からの赤い菱形と金色の GP4 のステッカーの物だったと思います
それから今回の様な色のステッカーなっていますがリムの形状は 柔らかなアールをしていました
今回の断面になったのはその後の事らしいですね
ですから以前の形状の物は今回の様な事にはならず従来のリムと同じ様に使えていたと思います
この後期の GP4 でも両サイドの耳の部分でしっかりと接着出来ていれば そうそうタイヤは外れないと思いますが
その部分にセメントが付いていなければ少し不安ですね 今迄トラブルが無かったんだろうかと本当に思います
リムに貼られたステッカーは平行四辺形の黄色と青のステッカーの方ですが、kinoさんの物のマイナーチェンジ前か後かどちらかなのでしょうね。
GP4全てがそうと言う訳では無いですよ。
今回のリムの形状は全てのリムがそうだとは思っていません それは本文中にも触れています
前述 bucthy さんへのコメント返しを読んで頂ければそれが 良く解ると思います
今回記事にしたのはあまり良く無い評判も有り 重量も増したマイナーチェンジ後の物でしょう
それに軽快車の整備も、とても参考になります
私が組んで使っているMontrealも比較対象のようなRのチューブラーリムで、これが普通と思っていました
このリムは不可解なベッド形状ですね。チューブラー用の両面テープを使うのならばちょうどいい形なのかなぁとも思いましたが、セメントはがしの記事を拝読するに、以前からセメントで運用してきた様子。分厚い塗りがないとダメなんでしょうかね?
真相は分かりませんが、リム形状にも気をつけるポイントは種々あるということが改めて分かりました。
お使いのリムは AMBROSIO アンブロシオのモントリオールと言う事なんでしょうか そのリムの事も良く知らないので今回の GP4 と比較する事は私には出来ませんが
この形状の GP4 にリムテープは全く役に立たないと言う事になりますね
ただタイヤに依ってそれが有効な物は有るかと思いますが・・
>セメントはがしの記事を拝読するに、以前からセメントで運用してきた様子。分厚い塗りがないとダメなんでしょうかね?
この時のタイヤは私が貼った物では有りませんが 他の仕事も見るとかなり腕の良い人が貼っています おそらく私以上の技術を持った人です
その古いリムセメントを剥すと凄い量でした これは一度でセメンを塗れる量では無く 何度も塗り重ねた物だと思います
今回のリムでもタイヤの形状に依ってはリムの底に届く物も有るかと思います
ただ全ての物がそうで無いなら この様な事を知りながら整備をするのと 知らないまま作業を進めるのには大きな違いが有ると思います
今回は私自身考えさせられる事も多く良い勉強になりました
http://blog.livedoor.jp/ome_cycleshop/archives/51381949.html
貼って頂いたリンク先を見せて頂きました
専用の両面テープ・・・
国内ではミヤタが代表するチューブラー用のテープですね 確かに世界一高額だと評される、両面テープです
しかし
私が記事にしているマビックの GP4 とは別物ですね リンク先の物は前期物です
その後マイナーチェンジされ 私が記事にしている後期型になっています
それはご覧になってお気づきにならなかったでしょうか
前期と後期とでは 全く形状が違いますのでこれらを比較して 今回私が問題にしている事を述べる事は出来ないですね
折角の情報を頂戴致しましたが 残念でございます
また有益な情報が有りましたら 次は H,N も添えて頂き 是非ご紹介下さいませ 宜しくお願い致します