Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

シティサイクルの組立て ブレーキ ホイール チェーンの張りまで

2017-10-29 20:07:12 | シティサイクル 塗り替え
ピンク系の色からマットなカーキ色に塗り替えた シティサイクルの組立てを進めています
今回はホイールやブレーキを取付けチェーンの張り調整まで行っています





前回までに回転部分やチェーンの取り付けなど 自転車の使用感に係わる部分の
組立て作業を行いました 今回はブレーキや前後のホイールを取付けて行きましょう






分解した時のままでまだブレーキには手を付けていません
触って観察するとガタが出ていたり駆動部に問題は無く
スムーズに動いています 
ブレーキゴムに異物がクイ込んでいるのでそれの除去を
行います






特に難しい事をする訳では無く木片のブロックにペーパーを
セットしてゴムの表面を整えてやりました まだゴムも残って
いるので これはこのまま使います






ネジの腐食が無いか確認していると アウターワイヤーの
アジャストボルトが曲がっていました この辺は買い置きが
有ったので交換しましょう






知人や友人が、私の自転車小屋を訪ねて下さり 自転車を点検すると
このアジャストボルトの不具合が結構見つかります そんな時の為に
ネジ関係は幾つか在庫を置いています(でも自転車屋さんでは無いです 笑)




今回は他の部品も黒色が多いのでこちらを使いましょう






しかし・・ ロックナットが大きくてブレーキ本体に干渉します
表面が錆びていますが元のナットを使います




このネジも腐食して動かなくなっているのがとても多いです
グリスは塗っておいた方が良いですね 錆が気になりますが
錆取りをしている時間が今回は無いのでこのまま行きます
お尻(返却日)が決まっている時は仕方がありません




そうは言っても駆動部などブレーキ操作に影響する所は
グリスやオイルを塗布して調整しておきました






さて調整したブレーキや泥除けを取付けます








フロントブレーキはフォーククラウンのブレーキ穴に
シャフトを差し込みます 裏側にはブレーキ用の
アルミ製のスペーサーを入れておきます






前の泥除けはブレーキの取付けナットで一緒に固定します






泥除けの取付け金物とブレーキ本体を一つのナットで
締め込みます 工具は 10 mm のレンチを使います






このナットは後でブレーキのセンター調整もします
今は締め込んでおくだけで結構です 本締めは後で行います






泥除けの固定にはこのステーも使います 
これは取付け金物で泥除けに取り付けておきます




フロント周りを攻めて行きます ハンドルを取付ける前に
フォークコラムの内部にグリスを塗っています ステムの
固着防止が目的です






ハンドルやステムも艶消しの黒色で化粧しています
ハンドルステムを先程のコラムに差し込みます






ハンドルの固定はステムの引き上げ棒を締め込みます
6 mm のアーレンキーを使います






ハンドルの高さは分解する時に確認しています それを
復元しました 塗装した時のマスキングテープを剥します






ハンドルにブレーキレバーを取付けます
ブラケットの中にネジが有るのでそれをドライバーで
締めれば固定できます






サドルを取付けます これで自転車らしくなって来ました




整備台の上ですがフロントホイールを取付けました
この後、整備台から降ろしてリアホイールも取り付けます





自転車を整備台から降ろしました 前後の木製スタンドが役に立っています
サイドスタンドは自転車が直立しないので整備がし難い事が有りますが
このスタンドを前後どちらかのホイールに使うだけで、真っ直ぐに自立しています



後輪





これから後輪を触っていきます ここに取り付けるのは
まずサイドスタンドです








その次に泥除けのステーです 荷台が有る時は
そのステーを最後に入れます






チェーンの張り調整はこれからです この様に指で
触って張り具合を確認します






チェーンの張り調整はチェーン引きを触る事で行います
ここで使う工具は 10 mm の深型のボックスドライバー
これが無くてはチェーン引きは触れません 触れなくも無いですが
とんでもなく時間が掛るでしょう 一般車を触るなら是非用意して
おきたい工具です








ある程度チェーンの張りが出来たら 後ろブレーキの
固定バンドを取付けます 本締めは後で行うので今は
ネジで止まっているだけで大丈夫です






さらにチェーンの調整を行います 工具が無ければ
この左側で苦労しますね チェーンの張りと同時に
ホイールのセンターも合せます




チェーンの張りはクランクを回転させると ほとんどの自転車で
チェーンの張りの強い所と緩い所が有ります その強い所で
チェーンの遊びが無く、ピント張った位が良いと思います
張り過ぎてゴリゴリ感じるのは 新車の時以外は避けた方が良いです




チェーンの張り調整が終わればハブナットを締めてホイールを
固定し 最後にこのブレーキの固定バンドを締めて完了です





これは黄色い花が終わった後なんでしょうか これはこれで綺麗だと思います
新車時のチェーンの張りがきつくて良いのは、新車時はチェーンが伸びる量も
多いのでその程度の張りでも短時間に程好くなって来ます 
自転車整備が出来る人が側に居るなら別ですが 乗りっ放しの自転車では
回転部分なども含めやや強め やや固めと言うのが良さそうです

前回の作業 【 シティサイクル チェーンの取付け 繋ぎ方 】

次の作業 【 シティサイクルの組立て フロント周り 】


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