建築現場の高所作業では安全帯の装着を求められそれを身に着けていないと
現場に入れて貰えない所も有ります 安全帯に取り付ける腰袋も我々には大切な物です

建築現場でよく目にする安全帯と腰袋です 木造住宅の現場ではそれ程装着の有無を
問われる事は有りませんがマンション等の野丁場(のちょうば)と呼ばれる現場では
安全帯が無くてはまず現場に入れてもらえません

安全帯の命綱にも色々なタイプが有り職人がそれぞれ
自分の好みに合わせて選んでいます 後ろの大きな物が
腰袋(こしぶくろ)でその他の物は工具差しとか工具ホルダー等と
呼びます


これも私の物ですが設備屋はまず水平器、プライヤー、ハンマーは
腰にぶら下げています その他の職人さんも職種に依って持ち物に
特徴が有り その道具を見れば大体職種が分かります


工具袋や工具差しは実に色々な物が有りその種類は誰も把握出来ない
程の数が有り 自分の用途に合った物を選んで安全ベルトに取り付けます

ただそれだけ数が有っても自分の使い勝手の良い物には中々出会えません
今回はこのドライバーと懐中電灯だけを持ち歩く様、自分の使い易い様に
改良してみます


私は設備屋ですからそれらしく水道パイプを使いましょう
塩ビパイプを切る為の工具です エンビカッターと呼ぶ事が
多いですが 私達の仲間内ではパンチで通用します



取り合えず適当な長さに切りました 作業は一瞬です


鋭い切れ味で真っ直ぐにパイプが切れます このまま
使う事も有りますが やはり面取りをした方が丁寧で
良いと思います


そんな時に使うのが面取り器 パイプリーマーとも言います
これで内面、外面、両方の面取りが可能です


内面を軽く浚えました


外面の面取りもしましたがここでは軽く済ませています
これから加工した後でもう一度やります

このパイプに懐中電灯を差し込むつもりですが 電灯の先が
太いので奥まで入りません


ここはトーチランプでパイプを炙り柔らかくして先端を
電灯の太さに合わせて膨らませます

パイプの先をラッパ状に膨らませ懐中電灯が奥まで入る様に
しました 炎は数百度~1000度程度有るのでパイプを焦がさず
均一に炙るのは少し難しい作業です


適当な長さで切り取ったパイプを必要な長さに合わせて
再度切り取りました


ここで切り口の面取りをしっかりと行います これで引っ掛かりも無く
懐中電灯を出し入れ出来ますね

さてここから次の工程です 少し大きな写真で休憩もしましょう・・・
布製の工具差しにこのパイプを取り付ける為の穴あけを行います 使うのは先日買い換えた
コードレスのインパクトドライバーです


ドライバーの先にアダプターを取り付け鉄キリを装着します
2mm のキリは下穴用です

パイプ 2ヶ所に下穴を開けました


次は 6mm のキリを使います パイプの様な曲面では、このサイズのキリは
滑って狙った所に上手く穴を開けるのが難しいので 下穴を開けておきました


6mm の穴にはアルミのリベットを使います


リベットをカシメる為のリベッターです それ程頻繁に
使う道具では有りませんが一つ用意しておくと便利ですね



パイプと工具差しにリベットを差込みリベッターで
固定します そんなに難しい作業では無く、工具が有れば
誰にでも出来ます
布側はこの様になっています パイプ側は頭が丸く潰れています

これで予定していた一連の作業が終わりました 概ね頭で
描いていた物が出来ました


予定していたのはドライバーと懐中電灯の 2 本差しですが
プライヤーも使える様に少し細工をしています 具体的には
プライヤーが下に抜け落ちない様に下の口を少し狭くしました

こんな事に時間を掛けるなら市販品を妥協して買った方が良いのかも分かりません
でも時間の有る時にこの様な事をするのはとても楽しいですね
現場に入れて貰えない所も有ります 安全帯に取り付ける腰袋も我々には大切な物です

建築現場でよく目にする安全帯と腰袋です 木造住宅の現場ではそれ程装着の有無を
問われる事は有りませんがマンション等の野丁場(のちょうば)と呼ばれる現場では
安全帯が無くてはまず現場に入れてもらえません

安全帯の命綱にも色々なタイプが有り職人がそれぞれ
自分の好みに合わせて選んでいます 後ろの大きな物が
腰袋(こしぶくろ)でその他の物は工具差しとか工具ホルダー等と
呼びます


これも私の物ですが設備屋はまず水平器、プライヤー、ハンマーは
腰にぶら下げています その他の職人さんも職種に依って持ち物に
特徴が有り その道具を見れば大体職種が分かります


工具袋や工具差しは実に色々な物が有りその種類は誰も把握出来ない
程の数が有り 自分の用途に合った物を選んで安全ベルトに取り付けます

ただそれだけ数が有っても自分の使い勝手の良い物には中々出会えません
今回はこのドライバーと懐中電灯だけを持ち歩く様、自分の使い易い様に
改良してみます


私は設備屋ですからそれらしく水道パイプを使いましょう
塩ビパイプを切る為の工具です エンビカッターと呼ぶ事が
多いですが 私達の仲間内ではパンチで通用します



取り合えず適当な長さに切りました 作業は一瞬です


鋭い切れ味で真っ直ぐにパイプが切れます このまま
使う事も有りますが やはり面取りをした方が丁寧で
良いと思います


そんな時に使うのが面取り器 パイプリーマーとも言います
これで内面、外面、両方の面取りが可能です


内面を軽く浚えました


外面の面取りもしましたがここでは軽く済ませています
これから加工した後でもう一度やります

このパイプに懐中電灯を差し込むつもりですが 電灯の先が
太いので奥まで入りません


ここはトーチランプでパイプを炙り柔らかくして先端を
電灯の太さに合わせて膨らませます

パイプの先をラッパ状に膨らませ懐中電灯が奥まで入る様に
しました 炎は数百度~1000度程度有るのでパイプを焦がさず
均一に炙るのは少し難しい作業です


適当な長さで切り取ったパイプを必要な長さに合わせて
再度切り取りました


ここで切り口の面取りをしっかりと行います これで引っ掛かりも無く
懐中電灯を出し入れ出来ますね

さてここから次の工程です 少し大きな写真で休憩もしましょう・・・
布製の工具差しにこのパイプを取り付ける為の穴あけを行います 使うのは先日買い換えた
コードレスのインパクトドライバーです


ドライバーの先にアダプターを取り付け鉄キリを装着します
2mm のキリは下穴用です

パイプ 2ヶ所に下穴を開けました


次は 6mm のキリを使います パイプの様な曲面では、このサイズのキリは
滑って狙った所に上手く穴を開けるのが難しいので 下穴を開けておきました


6mm の穴にはアルミのリベットを使います


リベットをカシメる為のリベッターです それ程頻繁に
使う道具では有りませんが一つ用意しておくと便利ですね



パイプと工具差しにリベットを差込みリベッターで
固定します そんなに難しい作業では無く、工具が有れば
誰にでも出来ます
布側はこの様になっています パイプ側は頭が丸く潰れています

これで予定していた一連の作業が終わりました 概ね頭で
描いていた物が出来ました


予定していたのはドライバーと懐中電灯の 2 本差しですが
プライヤーも使える様に少し細工をしています 具体的には
プライヤーが下に抜け落ちない様に下の口を少し狭くしました

こんな事に時間を掛けるなら市販品を妥協して買った方が良いのかも分かりません
でも時間の有る時にこの様な事をするのはとても楽しいですね