今回はペダルのメンテナンスを行います最近は色々なタイプの物が有りますが
これから整備をするのはフラットペダルと呼ばれる一般的な形状の物です
自転車競技で使うペダルは最近ビンディングペダルと呼ばれる物が主流ですが
それが普及するまではこの写真の様に トゥストラップとトゥクリップで足を固定する
タイプが使われていました ただ今でも競輪選手の方達やトラック競技ではこれを使う
選手が多く居ます
MIKASHIMA UNIQUE TRACK 三ヶ島 ユニークトラック
おそらく 1965~1970年頃の物だと思います
ペダルキャップが片方有りませんが もう手当を
する事も出来ないのでそのまま使っていました
キャップが無ければ内部がどの様な状態になって
いるのか興味が有ります
分解するのに特殊な工具は必要有りません
整備がし難いのでトウストラップを外しました
右側から始めます ペダルキャップをマイナス
ドライバーで外します ※ 正ネジです
ユニークペダルの初期の物はネジでは無くはめ込み
でした その為キャップが脱落し易く、良く無くしました
キャップ内部です ほとんど汚れが無い位に綺麗です
ペダルのクランク側のシャフトにモンキーレンチを
掛けます スパナを使うなら 15mm が合います
キャップ側のロックナットには 12mm のスパナを使います
ただこのナットはペダルに依ってサイズが違います
ペダルに応じた物を使って下さい
ロックナットを緩めます ※ 正ネジです
写真では モンキーを上方向へ、スパナを下方向へ
力を入れています
ロックナットが緩みました これは一気に緩む事も
有るので 怪我をしない様に気を付けながら作業を
進めます ロックナットが外れました
次に内径部に突起が有る 舌付ワッシャーを抜きます
最後は玉押しをネジを緩めて外します ※ 正ネジです
ペダルシャフトを引き抜きます
上のキャップ側のベアリングはグリスと共に綺麗です
クランク側は 錆が発生しグリスの状態も良く有りません
ちょっと想像以上に悪い状態です
スチールボールを全部取り出します
これで右側のペダルの分解は終わりました
続いて左側を分解します する事は先程と全く
同じです
玉押しまで外しました ペダルキャップを付けていない
こちら側の汚れ具合は想定内で、もっと酷い状態かと
思っていました
クランク側、こちらはとても綺麗です 4ヶ所にボールと
グリスが使われてますがそのどれよりも良い状態です
4ヶ所それぞれの汚れ方が違いとても面白い結果を
観察出来ました
両方のペダルの分解が終わりました
それぞれ状態が違った回転部の汚れ方
上が右ペダルの 左、クランク側 右、キャップ側
下が左ペダルの 左、キャップ側 右、クランク側
この様に 4ヶ所の状態が はっきり違うのは珍しい
ですね
汚れた各部品を清掃します
全てがそれ程誉めれた状態では無いですが この当時の
部品は新品時でもそんなに精度の高い物では無かったです
それを考えたら良い状態を保っている方でしょう
使われているボールは 5/32 これが一か所に 9個です
次回はこれらのグリスアップを行いましょう
前回の作業 【 自転車 チューブラータイヤの張り方 】
次の作業 【 自転車 ペダルのグリスアップ 調整 】
これから整備をするのはフラットペダルと呼ばれる一般的な形状の物です
自転車競技で使うペダルは最近ビンディングペダルと呼ばれる物が主流ですが
それが普及するまではこの写真の様に トゥストラップとトゥクリップで足を固定する
タイプが使われていました ただ今でも競輪選手の方達やトラック競技ではこれを使う
選手が多く居ます
MIKASHIMA UNIQUE TRACK 三ヶ島 ユニークトラック
おそらく 1965~1970年頃の物だと思います
ペダルキャップが片方有りませんが もう手当を
する事も出来ないのでそのまま使っていました
キャップが無ければ内部がどの様な状態になって
いるのか興味が有ります
分解するのに特殊な工具は必要有りません
整備がし難いのでトウストラップを外しました
右側から始めます ペダルキャップをマイナス
ドライバーで外します ※ 正ネジです
ユニークペダルの初期の物はネジでは無くはめ込み
でした その為キャップが脱落し易く、良く無くしました
キャップ内部です ほとんど汚れが無い位に綺麗です
ペダルのクランク側のシャフトにモンキーレンチを
掛けます スパナを使うなら 15mm が合います
キャップ側のロックナットには 12mm のスパナを使います
ただこのナットはペダルに依ってサイズが違います
ペダルに応じた物を使って下さい
ロックナットを緩めます ※ 正ネジです
写真では モンキーを上方向へ、スパナを下方向へ
力を入れています
ロックナットが緩みました これは一気に緩む事も
有るので 怪我をしない様に気を付けながら作業を
進めます ロックナットが外れました
次に内径部に突起が有る 舌付ワッシャーを抜きます
最後は玉押しをネジを緩めて外します ※ 正ネジです
ペダルシャフトを引き抜きます
上のキャップ側のベアリングはグリスと共に綺麗です
クランク側は 錆が発生しグリスの状態も良く有りません
ちょっと想像以上に悪い状態です
スチールボールを全部取り出します
これで右側のペダルの分解は終わりました
続いて左側を分解します する事は先程と全く
同じです
玉押しまで外しました ペダルキャップを付けていない
こちら側の汚れ具合は想定内で、もっと酷い状態かと
思っていました
クランク側、こちらはとても綺麗です 4ヶ所にボールと
グリスが使われてますがそのどれよりも良い状態です
4ヶ所それぞれの汚れ方が違いとても面白い結果を
観察出来ました
両方のペダルの分解が終わりました
それぞれ状態が違った回転部の汚れ方
上が右ペダルの 左、クランク側 右、キャップ側
下が左ペダルの 左、キャップ側 右、クランク側
この様に 4ヶ所の状態が はっきり違うのは珍しい
ですね
汚れた各部品を清掃します
全てがそれ程誉めれた状態では無いですが この当時の
部品は新品時でもそんなに精度の高い物では無かったです
それを考えたら良い状態を保っている方でしょう
使われているボールは 5/32 これが一か所に 9個です
次回はこれらのグリスアップを行いましょう
前回の作業 【 自転車 チューブラータイヤの張り方 】
次の作業 【 自転車 ペダルのグリスアップ 調整 】