遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

家映画 - エスター

2011年08月28日 | 映画
http://wwws.warnerbros.co.jp/orphan/

エミリーローズやモールスのように、エスターは悪魔にとりつかれた女のストーリーだと思っていたのだが。

実は、子供に見えるロリコン(と言っても病性の)で男を求め続ける殺人女だった、だなんて!

驚きました。

実年齢が33歳のおばさんであれば、そりゃ道理で子供をだまし大人しか知らないことを言うわな。

宗教めいた部分は全く無く、純粋なスリラー映画ですねぇ。


しかし、大人でもあそこまで残酷なことはできません。

エスターがそこまでの残忍な性格になってしまった経緯があまりストーリーに描かれていなかったような気がして、そこが残念です。

ただ、エスターの子供のときと33歳というのがバレた後の容姿が、同じ人とは思えないほど、子供と大人をきっちり表現できていたので感動すら覚える。


他の登場人物に思うこととすれば、マックスについて。

エスターのせいで残酷な光景を何度も見せつけられ、怖い思いをさせられ、人を騙し騙すことを知り、最後には銃まで撃ってしまう。

まだ4歳で素直ないい子なのに、どういう大人になるのか将来が心配だ。

父と母の大人の情事を一度も見ることが無かったのが、せめてもの救いですね。


あと、ジョンのお母さん(いわゆるグランマ)。

彼女が登場する意味合いはなんだったのだろうか。

エスターが最後に大暴れするときには、まったく登場しなかったので、死んだのか生き残ったのか、すらも分からなかったわい。