今日は外資系に10年も勤務している友人がリストラを言い渡されて、2回目の話し合いと退職日を決める日だと連絡してきた。退職させられる理由が友人にコミュニケーションに問題があると言われたという。
私が話す限りでは、どこにコミュニケーションの問題があるのかが理解できないが、いずれにしろ、傷付かないで退職に至るといいな〜と思って祈っている。
私たちは無意識のうちに言っている言葉で、人に言ってはいけない「嫌われる言葉」がある。その言葉は相手を傷つけるからだ。だから私は、自分が言われて嫌なこと、自分されて嫌なことをしないで生きる事だと言っている。
言ってはいけない言葉の最たるものは、相手を見下す言葉だ。「そんなことも知らないの?」など励ますつもりでも「なんでそんなことで悩んでるの?」とか、突き放す言葉だ。
そして、相手の意見や行動をすぐに否定する言葉も、絶対に避けるべきだ。たとえ冗談であっても、「バカなんじゃない?」「頭悪いね」は禁句だ。私は心の中で、「この人頭悪すぎ〜」って思うことは多々あっても口には出さない。こう言う言葉は、相手を否定し、自尊心を傷つける可能性がある。
これは日本人い多い様に思うけど、 相手の容姿についてだ。「太ってるよね」「太った?」「芸能人の誰誰に似ているね」とすぐに日本人は言う。海外では絶対に言わない。
自分の優越性を誇示するような発言も、周囲に不快感を与える。優越性を誇示するように自分の出身校をわざわざ口に出す、SNSの自己紹介欄に書く、聞いてもいないのに親や伴侶、兄弟の職業や自分の人脈を度々話題にする。
人間関係を築く上で、特に意識すべき行動としては、
- 常に笑顔で接することで、相手に安心感を与える
- 相手の話を注意深く聞き、会話を楽しむ
- 自分が不快と感じることは、相手に対しても言わない
- 批判や否定を受けたときは、感情的にならず冷静に対応する
- 人の悪口や陰口を言わない
- 会話の中で明るくポジティブな話題を提供する
- 自慢話は控えめにし、謙虚な姿勢を保つ
- 人と接する際は偏見を持たず、公平無私な態度を心がける
人から好かれるための努力は、コミュニケーションの質を大きく向上させる。不快に感じる言葉や行動は、自身がされて嫌なことは他人にもしないのが基本の基だ。このようなことを心がければ、周囲の人と良い関係を築き、より良い社会生活を送ることができると思う。
とはいうものの、生きる上で一番難解な課題でもある。