雑誌を立ち読み

新聞広告で、集英社の雑誌「eclat」５月号に、
私たち「ベルばら」大好き！
という特集記事があるのを見つけました。

おお、これは立ち読みしなければ。
（↑買うつもりはない）

で本屋に走り、パラパラと流し読みしてきました。
内容は、雑誌の読者層である５０代前後の女性たちへのアンケート、インタビューなどで構成されています。
好きなキャラ、好きなシーン、著名人女性のベルばら思い出エピソードなど。

中で私が印象に残ったのは、読者アンケートの結果です。
夫にしたいキャラ　１位：フェルゼン
恋人にしたいキャラ　１位：アンドレ
息子にしたいキャラ　１位：ベルナール


へえ～
夫にしたい１位はフェルゼンですか。
そうね、家柄がしっかりしててお育ちが良くて、社会的地位はあるし真面目だし。
ぶっちゃけ、妻が専業主婦であっても、経済的に困ることはなさそうです。

アンドレは、私なんかはＳＳで家事能力のある夫にしたてあげてますが、フェルゼンと比べたらお金なさそうだし。
結婚したらささやかで幸せな家庭は築けそうだけど、妻はパートに出て家計を支えないと。
読者のアラフィフ女性からしたら、ビンボーな若いイケメンフェロモン男ってことで、夫にするより恋人状態の方が幸せなのかも。

一番驚いたのは、「息子にしたいキャラ」です。
いや、私自身、ベルキャラを息子にしたいという観点で考えたことがなかったので、この問い自体が新鮮でした。
なるほど、確かにベルキャラ一の母親思い（マザコンとも言うか？）ですね。
私には娘しかいないので、男の子を持つ母親の気持ちは想像するしかないのですが、私の周囲の男の子の母には息子を臆面もなく溺愛している人、多いです。
母を思って涙するベルナールを見て、胸キュンになる女性も多いのでしょうか。



ところで「eclat」という雑誌、私より少し上の年代の女性向けと思っていて、今まで手にしたことはなかったのですが、ふと気づいたら私ももう四捨五入して５０歳になる年齢、十分この雑誌のターゲットになっているのですね。
でもイメージとしては、読者層は、既に子育ても終え住宅ローンも払い終わり、夫の定年も間近、悠々自適の生活をする専業主婦、なんですけど。
私なんかは、未だに毎朝毎晩子供に「早く歯磨きしなさい！」なんて怒鳴っている、子育て真っ最中の母ですので。
年代的には読者層なのかもしれませんが、雑誌の他の特集記事なんかを拝見すると、いや私なんかまだまだ、と思ってしまいました。