関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

活動報告やうつについてのお話を提供するblog
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4月大阪自助会と5月開催のお知らせ

2022年04月03日 | Weblog
大阪担当です。

4月2日、第198回自助会を開催しました。
今回は11名の方に集まって頂きました。
主治医との信頼関係、薬との付き合い方、お金の悩み、人間関係の変化などの話がありました。


 私事で恐縮ですが、13年前の4月2日に休職を開始しました。そして紆余曲折がありながら5年後の4月1日よりフルタイムで働くことができるまで回復し、何度か調子を崩すことはありましたが再発することなく今に至ります。

 なぜ回復できたのか、回復後ずっと考えてきました、今も考えています。恐らく回復のきっかけは自分の人生を諦めたからだと思います。
 諦めると聞けば、自分の願望(欲望)が叶わなくて仕方がないと断念するというネガティブな意味だと考えると思います。うつ病にかかっていたのですから当然そういう気持ちはありました。ですがここでの諦めるは、諦めるの語源である「明らむ」、つまり明らかにする、つまびらかにするという意味です。

 当時そこまで深く考えていたわけではありませんが、自己否定を繰り返す中で自分とは何か、自分の人生とは何なのかを考えていたのは確かです。そして分かったこと、発見したことは真の自分とは何なのかということでした。

 発見とは英語で「Discover」です。Discoverは反対の意味を表す接頭辞disとcover(覆う、カバーする)から成っていて、覆いを取り去るというのがもともとの意味だそうです。つまりずっと足元にありながら見えていなかった真の自分にかけられていた覆いを取り去って見つけたということです。
 自分を見つけるというのは自分探しの旅のようにどこか遠くに探しに出かけるものではなく、最初からそこにあった自分に気が付く、改めて発見することに過ぎませんでした。

 それで何が変わったかというと、自由になりました。自由と聞くとfreedom、libertyの意味で考えるかと思いますが、ここでの自由は読んで字のごとく、自(みずか)らに由(よ)る、つまり他によらず独立自存するという意味です。

 職業、肩書き、年収、財産、家族友人、命等、自分以外のものに囚われず、全てをただそうであると認めて受け入れるということです。
 そうすることでうつの絶望に満ちた世界は一変して明るくなり、過去の苦しみも未来の不安も断絶されました。

 今思えば、これに気が付くためにうつで苦しんだんだなと思います。たったこれだけのことに気が付くために・・・、しんどすぎるわ(笑)

長々と書きましたが、これを見事に一言で言い表した偉人の言葉がありましたので紹介します。

これでいいのだ

バカじゃないのって思われた方、そうでない方も。

考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。

次回の自助会について
開催スケジュール
日時:2022年5月7日(土)、13時30分~16時30分
場所:大阪市北区民センター
最寄駅:JR線「天満駅」、堺筋線「扇町駅」
関西テレビの北隣になります。

今後の状況によっては開催場所が使えなくなる可能性があります。
変更や中止になる場合は改めてお知らせします。

新型コロナ対策の詳細は申込ページに記載していますのでご確認の上、申し込みをお願いします。

参加費:500円
お問い合わせ、参加希望は下記リンクをクリック。
https://www.kokuchpro.com/event/osakajijokai220507/

案内ページが表示されますので申し込み若しくはお問い合わせボタンをクリックしてください。
連絡先のメールアドレスはパソコン用のアドレスでお願いします。(携帯電話のアドレス(docomo.ne.jp、ezweb.ne.jpなど)はこちらからの返信が届かない場合があるので使用は避けてください)
申込み、問合せ送信後、自動返信メールを確認してください。

申し込み、問い合わせはイニシャルやニックネームではなくお名前をお書きください。
コメント
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