関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

活動報告やうつについてのお話を提供するblog
大阪、京都、兵庫で開催しております!

8月度大阪自助会

2017年08月06日 | Weblog
大阪担当です。

8月5日、第146回自助会を開催しました。

今回は初参加の方4名を含む14名の方に集まって頂きました。
うつで何をするにも辛いという悩み、生活上しなくてはいけないことが沢山あってものすごく辛い人もいれば、
逆に世話を焼いてくれる人がいると何もしなくて良いのでできなくなる、そんな自分が嫌だという辛さを打ち明けてくれる人もいました。
睡眠についての悩みでは、寝過ぎてしまう人、自分は寝ることで逃げているのではないかと
感じている人もいれば、新しく始めたことをプレッシャーに感じて眠れなくなっているのではないかと
悩んでいる人もいました。
動くのが辛いこと、眠りの事、言葉にすれば同じなのに人によって全く違う悩みになります。

自助会に来られる人のほとんどは自分は人の役に立つことができない、自分には何の価値もない
のではないかと口にされます。
でも、誰かの役に立たないといけないのでしょうか。
例えば包丁はものを切るのに役立ちます、自動車は早く遠くに人や物を運ぶのに役に立ちます。
だから道具として価値がある、切れない包丁、動かない自動車は道具として
価値がないというのは正しいでしょう。

仕事に行けない、家事ができない、お金を稼げない、役に立てることが何もないので人として価値がない。
正しいでしょうか。
うつになった人は人としての価値がないのでしょうか。
あなたが動けないのを見てダメだという人は人はあなたを道具と同じ様に役に立つか
役に立たないかで見ていることにならないでしょうか。
あなたはどうでしょうか、他人をあなた自身をそういう目で見ていないですか。
そもそも道具と同じ次元で人に価値があるとかないとか考えるということはどういうことでしょうか。

他人に対しては本音と建前を使い分けることができます、でも自分に対してはそうはいきません。
できて当たり前のことができないうつの自分に価値があるのかないのか、
そう問うことはどういうことでしょうか。
建前でなく本音で考えてみる。
うつになったということはこの問いを考える機会を与えられたということではないでしょうか。
人それぞれ答えは違うかも知れませんが、同じ問いを考える機会を与えられた者同士、
時には一緒に考えてみてもいいと思います。


次回9月のご案内
日時:2017年9月2日(土)、13時30分~16時30分。
場所:大阪市北区民センター 和室2(JR天満駅徒歩3分)

参加費:500円

お問い合わせ、参加希望はお名前(ハンドルネーム、ニックネーム不可)を記載の上
kansai.utsujijokai+osaka@gmail.com
まで

※携帯メールでPCメールの受信拒否を設定されている方はGメールのドメイン(gmail.com)を
 指定して受信できるよう設定してください。
 件名に「参加希望」若しくは「問い合せ」とお書き頂くと自動返信メールが送信されます。
 自動返信が届かない場合、設定をご確認ください。

毎日暑いです。
うつで動くのが辛くても水分補給は十分にして熱中症にはご注意ください。
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