六日のあやめ

「銭の戦争」第7話感想

「銭の戦争」第7話
新聞ラテ欄:「難攻不落宿敵が隠す大金を奪え・・・愛憎の加速」

梢さん辛いよね、かわいそう・・だけど、盛り上がり展開がうれしいー。
視聴率初回越えの記事に書かれているように”毎回ラスト15分で魅せる怒涛の急展開”今回特に大興奮だったもんね。
ホワイト化学が経営難に陥ったのは青池早和子の策略、予想はついていたけれど、それが赤松の口から知らされるだけでなくて、証拠の録音会話ではっきりわかったのは衝撃的だった。
梢は知らなかった、富生だってそれはわかると思うんだけど、憎むべき青池早和子への復讐を果たすには梢への想いは邪魔、彼女も知っていたと思い込むことで完璧に敵にするしかないのかも。
梢さんも自分が知らなかったことを富生にわかってもらいたい、という気持ちより、その事実でもう自分の想いは富生には届かない、って思ったのかなぁ。もしかすると未央がいなかったら梢さんは祖母から離れる選択も考えたかもしれないけど。
富生と梢さんが敵対するのは悲しいけど、青池早和子という明確な敵が現れたことで、富生が赤松と手を組むのはうれしく思っちゃう。2人並んで歩く姿にゾクゾクしたー。

まさか2人が手を組むことになるとは思ってなかった冒頭シーン。
赤松が戻ってきて隠れる富生の姿に萌え萌えなんですけどおぉ。(笑)
梢さんが富生のこと大嫌いって言ったのはわかりやすい嘘、っていう未央の言葉を聞いたときの表情いいなぁ。
ホワイト化学の従業員を切るって言われてた後だけど、それでもまだこの時点での富生は梢と対決しようとは考えてなかったんだよね。

隠し部屋に侵入するための富生の作業、鑑識かよっ?って指紋とりやら、監視カメラの映像細工、暗証番号に使いそうな数字調べ、大きく派手な動きはないのに、富生のさまざまな表情と音楽の盛り上がりでワクワク。
ギリギリで遂に暗証番号解読、何の数字か未央から聞かれて誕生日って言ったとき、あ、福沢諭吉のかぁ、って富生が名前を出す前に私も思いついた、納得の使用数字。
20億円の映像は予告に入れて欲しくなかったなぁ、なんじゃこの札束の山は!?って富生と未央と一緒に私も本編で見て新鮮に驚きたかったよ。(笑)
札束を前にしての富生の高笑い、そして涙、今回も常軌を逸した様子が凄かった。

毎回のことだけど、富生の表情や口調、どのシーンでも一瞬たりとも目が離せない感じがずっと続いてる。
今回は紺野先生との会話で台詞の間にドキっとさせられた。
最初に、ニーチェはね、って言われたときはクイ気味に「今ニーチェとか関係ないんで」って。
それでも紺野先生が続けるとそれをじっと聞いてから「俺は賛成できませんね、ニーチェには」
戦わない選択はないのかな、って言われたときは、紺野先生の顔をじっと見てから笑みを浮かべて「ありませんね。」「この世は怪物だらけですから」
紺野先生が相手だから穏やかな感じなのに、物凄く緊迫感があってなんかビックリするくらいだった。

役者クサナギツヨシのすごみをこんなにも感じられるって、実は正直驚いている。
ストーリー的にも盛り上がってきて次回がますます楽しみ!

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