その昔WORLD誌上に載っていたお題小説、確かその中に、呼び出した魔法使いに「世界平和」を願ったっていう内容のお話があったはず。
とある理由で無性に読み返したくなった。
WORLDは今年の9月で179号、私は2号から所持している。
いつ頃載っていたかを正確に覚えてないから探すのは大変だ~。
今はさぼっているけどあれはバインダーに綴じていた頃だったっけ、8冊あるバインダーから「このくらいの時だったかな?」と1冊を選んでペラペラとめくっていくと、あった!
お題小説第1回「魔法使いにも出来ないこと」
こんなに早く見つけ出した自分を褒めよう。(笑)
読み返してみたら細かい部分ですっかり忘れていたことがあった。
そっかぁ~、魔法十一条には「人間が己の力で出来るはずの無いことを魔法と呼ぶ」っていう規則があって、僕は自分の願い事が「人間の力ではどうにもならないことか?」ってことを迷いながらも「世界平和」を願うんだった。
で、その願い事が魔法十一条にあてはまるのかっていうことも、魔法使いがその願いをきいてくれたかどうか、って事も僕にはわからないままで、最後は「ボスニアは、まだ銃声が消えていない。」という文章で締めくくられている。
果たして「世界平和」は人間の力だけで叶えることができるんだろうか?人間の力だけではどうにもならなくて魔法使いにお願いしないとできないことなんだろうか?
深いなぁ。
この小説を読み返したくなった理由というのは、つよぽんが連載を載せている「MORE」という雑誌を読んだから。
今月は一問一答の形になっていて、質問の一つ「魔法が使えるとしたらどうする?」という問いへのつよぽんの答は・・。
「戦争をなくす。」
この答に感激して涙ぐんじゃったわけ。
で、確かさださんの小説に似たようなことが書いてあったなぁ、と思い出した次第。
小説読み返してみたら、さすがにさださんはもっと深かったなぁ、と思って、お気楽な自分がちょっと恥ずかしくなりつつも、つよぽんも素敵でしょ!ってことをやっぱり言いたい。
世界平和って魔法に頼るべきことじゃないのかもしれないけど、魔法=何でもできる、って考えるときに、自分のためだけの願いじゃなくて「戦争をなくす。」ってことをしたいと考えるのは人間の力だよね。
私もそうゆう力を持ちたいと思う。
関東で日曜14時から放送されてるらしい「ザ・ノンフィクション」という番組。8月に放送された、日韓の団塊世代のドキュメンタリー「駆け抜けて今・・」ではつよぽんがナレーションを担当していた。
オンエア日は娘は帰省していたから録画を頼むことができなかったんだけど、遅れて放送された東海地区には親しいつよ友さんがいるからご好意で今日見ることができた。
つよぽんの声ってやっぱりいいなぁ、と思う。
森本レオさんの後継者と言われているのがうなづけるナレーション。
で、その番組で、最初の頃のタイトルバックとエンディングに、なんとさださんの「つゆのあとさき」が流れていた~。
さださんの歌をバックにつよぽんのナレーション、すっごく心地良いのですよ!
まぁ、両方好きな私だから感じることなんだろうけど。(^^;)
番組内ではBGMとして、拓郎さんやPPM(ピーター・メ[ル&マリー)も流れていて、団塊の世代の内容にピッタリの選曲だと思ったんだけど、さださんも団塊の世代?
ちょっとずれてるような気がするんだけどなぁ。
あ、でも最初「駆け抜けて今」というタイトルが出たときに、
♪遠ざかる 君のあとをかけぬける・・の部分が来るように流れて、エンディングではマラソンに参加された方の話題から歌に入り、どんどん盛り上がって番組終了だった。
番組スタッフさんの中にさださんファンがいるような使い方だったと思う。
ちなみに私は団塊の世代ではありません!キッパリ(笑)
でも、番組内で流れた歌は多分、拓郎さんが「今日までそして明日から」で、PPMは「花はどこへ行った」だろうとわかる自分が浮「。(笑)
いや、断じて私は団塊世代じゃないから曲名間違ってるかもだけど。
そいえば、このあいだのスマスマで「サディスティックミカバンド」がゲストだったときFさんと一緒に見ていて、加藤和彦さんと北山修さんとはしだのりひこさんのグループ名が何だったか?って話になって、二人とも思い出せずにもどかしかった。
ほら「帰って来たヨッパライ」歌ってたんだよ、とか、私は「イムジン河」が好きだ!とか、話は盛り上がるんだけど、そこまで来てるのにどーしてもグループ名が出てこない。
結局自力で思い出すのはあきらめてネットで調べてやっと二人とも安心して寝ることができた。(笑)
Fさんとこうゆう話題で盛り上がることはできるけど、私はFさんより6才も下なんだよ~。
ミカバンドもフォーククルセイダーズも、あとから知っただけなんだからね。
たかがドラマ、されどドラマ。
もう昨日からずっとそのことで頭がいっぱい。
初回での感想は、私は満足だけど一般受けはしないかな?と思った。
2話目で先週書いたように、視聴率は下がっても全く気にしないで安心してドラマの世界に入り込むことができると思った。
でも3話では、視聴率を気にするってことじゃないんだけど、できれば多くの人に是非観て欲しい!と心から思った。
そりゃぁ人それぞれ感じ方は違うから、自分がいいと思ってもそうじゃない人はいるとは思うけど、とにかく3話は最高だった!
オチャメなテルくんに笑わせてももらったなぁ。
ベンチに割り込んで座ったり、千晶さんに、3秒以上見ないで、とか、おっきい、とか言うシーンではついつい声出して笑っちゃった。
幸太郎くんが輝明おじちゃんと気持ちが通じて本当に良かった!
りなちゃんの手助けだけじゃなくて、輝明おじちゃんと一緒にいるときにはっきり感じ取った気持ちだったよね。
2回の電話のエピは素晴らしい!
最初のときは輝明おじちゃんを見下すように感じるきっかけになってしまった電話だけど、次の電話では幸太郎くんは自分でちゃんと考えておじちゃんを助けることになり、それに対して輝明おじちゃんから「ありがとう」というシンプルだけど大切な言葉を受けて、幸太郎くんの気持ちが大きく動いたんだろう、と思う。
私が単純に考えると「(お金をとって)ごめんなさい」って言うと思ったけど(多分電話がくる前はそう言うつもりだったと予想)幸太郎くんが言ったのは「(約束を守ってくれて)ありがとう」っていう言葉。
これも凄いよ~。
「ごめんなさい」も大切な言葉だけど「ありがとう」ってもっと素敵な言葉だなぁ。
クラスでテスト1番だったのに褒めてもらえなかった幸太郎くん、自分のしたことに「ありがとう」って言われてうれしかったと思うし、テルくん自身も多分、幸太郎くんから言われる言葉は「ごめんなさい」より「ありがとう」のほうが解りやすかっただろうと思う。
そしてもう一つのビックリ、テルくんは、お金をとられたとかってことより、幸太郎くんが怒っているんじゃないか?ってことがずっと気にかかっていたんだね。
真樹さんが言った「輝明さんは自分のせいで幸太郎に嫌な思いをさせたことをわかっているのか?」っていうことがしっかり伏線になっていたとは。
もう~橋部さん脚本のこうゆう上手さは涙モノ。
真樹さんには他にも、子供の気持ちがわからないのは大変、って自分自身につきつけるべき言葉も言わせてるし。
真樹さんは今の所ヒールキャラっぽいけど、子供のためと思い込んでの教育ママ的なこととか、表面だけは夫の家族に良い顔をみせたりとか、私だってあれほど極端じゃなくても持ってる部分。
今後テルくんの存在が真樹さんにも良い影響になるといいなぁ。
里江さんだってりなちゃんの気持ちをしっかりわかっているとは言えないと思うし。
りなちゃんはとってもいい子だから余計に気になる。
三浦さんは今回も良かった~、もう彼はバッチリの余裕だよ。
テルくんの風邪の挨拶にも微笑ましい反応していたし、食事の席も近づいて、お金も貸してくれるし。
返してもらえるか不安があるのは当然だと思うし、曖昧にせずに都古ちゃんに尋ねることはいいことだと思った。
テルくんと知り合ったことは三浦さんを人間的に大きくさせたと思う。
変な話だけど、三浦くんに、テルくんには可愛い妹がいるのよ~、って教えてあげたくなっちゃうよ~。(笑)
りなちゃんがテルにいちゃんの勤めてる動物園に行くシーンがあるといいなぁ。
エンディングロールの映像が少し違って「ありがとう」の音も大きくなった気がするけど意図的かな?
僕道スタッフさんだったらありえるなぁ。
自閉症についてのテロップも出るところは同じだけど読み易くなっていたし、とにかく3話は何もかもが素晴らしく感じた。
もう一度言っちゃうよ、たかがドラマ、されどドラマ。
先週はすんなりとぷっすまに気持ちを移すことができたのに、第2話では切り替えができずにずっとドラマに浸っていた。
ストーリーの流れは予想できたんだけど、橋部さんの言葉の使い方ってやっぱり上手い!ビンビン響いてきた。
まさか「ちくってんじゃねーよ」がこんな名台詞になるとは。
りなちゃんはこの言葉の意味をどうゆうふうに説明したのか知りたくなっちゃう。
三浦くんが言った通り普通に考えれば使い方は適切ではないんだけど、あの場面ではな~んて効果的なんでしょ。
初回で違和感を覚えた「こんなところで油売ってちゃいけないよ」っていうのも、多分前に誰かに教えてもらったことがあったんだろうなぁ。
テルくんは自分が覚えた言葉を使いたくなるのね~。可愛い。
「大竹さんの担当はジンジンです」テルくんはとってもうれしかったんだよね。
もしかすると三浦くんも、自分が言ったことがテルくんの支えになっていたって感じてうれしかったのかもしれない。
三浦くん役の田中さんって今まで知らなかったけど凄くいい、実際にもつよぽんと仲良くなっているかな。
テルくんはまだまだ仕事をする上で大変なことがあるんだろうなぁ。
予告での失敗が凄く心配、今までとは違ってテルくん本人が失敗を自覚するみたいで、それって誰かに責められるより辛いような気がする。
家族の問題も出てくるし、あ~、また一週間ずっと気にしながら待つことになる。
今週は週刊テレビ誌を買うのは我慢しようと思っていたけど、TV時評のコーナーで稲増氏が剛くんの演技を絶賛してくれているのを立ち読みして、即ジョン購入を決定。
”無表情と突き抜けた笑顔を使い分けながら、その奥底の「ピュア」を見事に体現しており、新たな表現として賞賛に値する
。”とのこと。
稲増氏の文章表現も見事ですぅ、ありがとうございますです。
昨日オンタイムで見たときには、十字架シーンは僕生きでは必然性があったけど、シリーズといっても僕あるではあのメ[ズを入れる必要があるのかな?と思ってしまったんだけど、自転車レースのトップゴールメ[ズだったことが今日見返してわかった。
ネットでそうゆう解釈があるのを見るまで気づかなくて不覚。
テルくんが見てるビデオにそのメ[ズがあってちゃんと伏線になっていたんだなぁ。
しかも初回でビデオ見てるときより、そのシーンを見るテルの表情が少し豊かになっていたし。
やっぱり僕道シリーズは細かい部分もしっかりしてる脚本と演出だと改めて感じる。
だから視聴率は下がっても全く気にしないで(まぁ、高いほうがうれしいっていうのは本音だけど)安心してドラマの世界に入り込むことができてうれしい。
このあいだの日曜日「ザ少年倶楽部プレミアム」で、TOKIO城島リーダーがSMAPのバックしたときに全然踊れなくて社長に激怒されたトークをしていて、そのときの映像が流れたら
城島くんの近くが剛くんだったから大きく映ってうれしかった。
でもあの頃って、剛くん本人も言ってるように老顔(ごめんなさい)だなぁ、って思ってしまう。
今は子供のように感じるテルくんを見てるから余計にそう思ったのかも。
剛くん本人も今若く見えるんだけど、テルくんは若いというより、子供?って錯覚しちゃうときがあって、舞台での義さんも子供に見えたし、30代でそんなふうに感じさせるって凄いことだと思う。
一般的には受け入れられにくいかもしれないけど、これが僕道シリーズの世界観なんだよなぁ、と思って観た。
初回は、輝明の症状っていうか、自閉症について視聴者に説明する感じだったかな。
自閉っていう言葉のニュアンスでひきこもりと勘違いして、治ると思ってる人も多いらしいから。
実際自閉症のこと殆ど知らなかったFさんも見ていて少しわかったみたい。
今回の役は今までにもまして集中力がいると思う、本当に大変だろうなぁ。
でも剛くんはテルくんになりきってるって感じ、剛くんが演じているっていうより、そこにはテルくんがいるだけだと思った。
役者クサナギやっぱり凄いよ。
最後のシーンは泣けた。
都古さんは頭ではテルくんのこと理解しているんだけど、実際に自分が落ち込んでるときに、何の悪意もなく単に疑問(「夜なのに?」)を繰り返したり、子供の頃を思い出させる自転車のベルの音を鳴らすテルくんに対して爆発しちゃったのかな?って思う。
もしかすると都古さんは、自分も子供の頃は純粋だったに・・っていう自分への怒りもあったのかもしれないなぁ、なんて思ったり。
でもテルくんには都古さんの気持ちは理解できない。
絶対怒らない都古ちゃんが怒った、どうしていいかわからない、でも都古ちゃんは好き。
年号と歴代優勝者の名前を言い続けるテルくんの姿に、もう涙、涙だよ~。
夕焼けシーンもなんだか見てるだけでジーンとなって涙出そうになったなぁ。
どうぶつえんのゲート見上げる横顔綺麗だったなぁ。
徹朗さんが飛んでいった風船を見上げる横顔も半端じゃない美しさだったし、つよぽんの横顔ってなんて美しいんだろう、って、ここだけはちょっとテルくんを忘れて魅入っていた。
テルくんは風船割れる音で大変なことになったのに、つよぽんは爪楊枝で風船割ってるいたずらっこ。
同じ日に風船で切なくなたり大笑いしたり、ドラマとぷっすまの火曜日は最高だぜ!(笑)