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六日のあやめ

大ファンの草なぎ剛さんとさだまさしさんに関すること、愛犬マロのこと、読書記録等を記す。

読書記録('19.12月分と今年の読書数)

2019-12-31 00:17:00 | Book

<2019年読書数>
初読(37)+再読(33):70冊、コミック3冊

今年は本屋大賞受賞きっかけで瀬尾まいこ先生の作品を初めて読んだ。
5作品を読み、受賞作の「そして、バトンは渡された」より「あと少し、もう少し」の方が私は好きだった。
今年は余裕なかったけど他の作品も今後読んでいこうと思う。

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’19.12月読書記録
初読4作品(6冊)、コミック1作品(2冊)
読書メーターより

12/23【ちはやふる(43) (BE LOVE KC)/末次 由紀】
前巻での荷物入れ替わりで千歳が着物を自分で届けることにウルウルだったのが、今回さらに感動の姉妹愛。お守りのことわかって感涙、千歳は憎まれ役っぽかったけど本当は妹の気持ちを大切にしていたお姉ちゃんだったことが嬉しい。
周防さんのご身内をお迎えして千歳と原田先生も助ける太一の活躍良かった!
クイーンしのぶちゃん強過ぎだけど第二試合は千早に希望ありそう、次巻が楽しみ。

12/22【ちはやふる(42) (BE LOVE KC)/末次 由紀】
7月発売だったのに忘れていて次巻発売で気付き慌てて買った。(^^;
名人位・クイーン位決定戦前夜祭、千早のスピーチと、先輩クイーン?の言葉「あの子たちの番に間に合ったのよ」が感動的。ウィキを見たら現実でのクイーン戦5番勝負変更は今年2019年だったらしい、実際にはどんな経緯で変更になったのかな?
今回もかなちゃん素敵、大盤係が後輩になって悔しがったり応援に行くことを勧めるかなちゃんのお母さんも最高!
キョコタンを呼ぶ周防さん大声に私もビックリ。(笑)

12/20【彼方のゴールド/大崎 梢】
千石社シリーズ、今回はスポーツ総合誌。前作「スクープのたまご」で日向子の同期として登場していた明日香が営業部から異動。彼女の編集者としての成長、各章での登場人物たちの想い、明日香の幼なじみ2人のその後、どれも爽やかな着地になってて気持ちいい。
私は実際のスポーツ誌を読むことはあまりないけど、自分が大ファンである草なぎ剛さんがパラスポ選手と対談したとき「Number」を買った。本作で登場したスポーツ選手たちの苦悩やひたむきさに感じ入りながらも、パラスポーツのことも扱って欲しかったと思う。

12/17【この世の春(下) (新潮文庫)/宮部 みゆき】
石野、半十郎、多紀が五香苑を留守にしたのが心配だった。石野は、脇坂が寄越してくれた者なら信用できるというけれど、私は脇坂に良いイメージ少なくて、栗木が重興たちをちゃんと守るか不安だったのが杞憂でほっとした。栗木のキャラは結構好き。
恐ろしいことの全ては挟間の親娘2人だけによるものだったのか?黒幕がいるのでは?と思ってしまうけれど、重興がしっかり自分を取り戻すことができて良かった。
ラストが五香苑ではなく出土村で墓参りをする金一とじっちゃだったことと、生き物が戻ってきたことやタイトルの言葉が感動的。

12/14【この世の春(中) (新潮文庫)/宮部 みゆき】
半十郎が思いがけず(失礼)名探偵!男の子たちが神隠しにあったことを探り当てる。
五香苑では湖に小さなしゃれこうべ。
ほぼ謎が解けるけれど、まさか新九郎が…上を読んだときは多紀たちとずっと関わるのだろうと思っていたのに、真実がわからないままで無念だったと思う。
恐ろしさいっぱいの中、飛足としげの登場に和む。

12/12【この世の春(上) (新潮文庫)/宮部 みゆき】
冒頭から緊迫感凄い!ぐいぐい引き込まれる。
伊東成孝(新九郎)が多紀の父各務数右衛門の人柄を知った出来事が印象的で「国というものは百姓で保っているのだ」と決裁した伊東に私は好感持ったから、一之助を連れて逃げた乳母が斬罪に処されたことが酷すぎると思った。
出土村の惨事と、石野と脇坂が隠していた(気持ちは理解はできるけど)出来事が恐ろしい。
子供となっている重興に接して、その子供は新九郎の言っていた死霊ではないと感じた多紀は鋭い。
白田医師の診立てに納得。

12/9【カエルの小指 a murder of crows/道尾 秀介】
「カラスの親指」が道尾作品の中でも特に好きで、続編が出ると知ったときは嬉しさの中に、テツさんがいなくてどんな内容になるのかな?と実は複雑な思いもあったけど、あれから10年と少し後、なるほど、こうなったのねー、と満足感大きい。チョンマゲもシニアの年代になっても元気そう。
鉄平くんのキャラ好き、隔世遺伝凄い!
続編としてキョウの登場に納得で、タケさんが信じる奇跡がおこりそうなラストもほっとしたけど、まひろのその後が気になる。

12/3【倒れるときは前のめり ふたたび/有川 ひろ】
本作検索時に“浩”がひらがなになってるのは何故だろう?と思いつつ特に調べないままだった。“ペンネーム変えます”のお話にほっこり。
『シアター!』を完結させることを現状で断念、ということを初めて知ってビックリ。私は何も知らず続編待ってた大好きな作品で残念だけど、有川先生のお気持ちのままに、と思う。
特別収録小説が今回も嬉しい。 「彼女の本棚」は前作と対の楽しさ。 「サマーフェスタ」は切なさに涙、おもてなし課で成長する前の掛水くんらしい過去と思う。

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<義母介護メモ>
病院:12/11(Y)、12/19(K:風邪気味でデイを休んで受診)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:12/9
堤さん:12/8

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読書記録('19.11月) 

2019-12-02 22:55:00 | Book

’19.11月読書記録
初読(2)+再読(4)冊:6冊
読書メーターより

11/29【クローバーナイト (光文社文庫)/辻村 深月】
都会での高収入の家庭の子育て事情は私には別世界に感じる。
環境の違いで常識も何が正しいかの尺度も違うという裕の考えは視野が広いと思うけど、二人目を妊娠した母親が一人目の子供の小学校受験の妨げになると先生から怒られたり、子供の誕生会に何百万円もかかるとか、私はそんな幼稚園には嫌悪感持ってしまう。
最終話は自分の体験思い出した。長男が2歳検診で言葉の遅れを指摘され療育相談所に数回通い、4歳頃から発達がしっかりわかって安心した。裕と志保のようにゆっくり待つ気持ちの余裕はなくて心配が大きかった。

11/18【落日/湊 かなえ】
虐待やいじめ、悪意の虚言等辛い部分が多いけれどぐいぐい引き込まれる。
真尋の姉のことと彼女が好きだった人物はやっぱりで驚きはないけれど切なくてたまらない。
エピソード7*前までの真尋が書いたプロットに納得、そのラストのように力輝斗が救われて欲しい。
感動的な青いマグカップ、香の決意が清々しい。
大畠先生の器の大きさと、高飛車のようで実は思いやりがあると感じた正隆が好き。

11/12【本バスめぐりん。 (創元推理文庫)/大崎 梢】
(再読)文庫化(’19.10/25初版)購入での読み返し。
通称本バス愛称めぐりん号の移動図書館が舞台。
定年後運転手になったテルさんと若い女性司書ウメちゃんコンビ、利用者さんたちとの交流が温かい。
意外性は少ないけど優しさのある謎解き。
移動図書館の仕組み等も興味深く図書館スタッフの努力が伝わってくる。

11/9【七人の敵がいる (集英社文庫)/加納 朋子】
(再読)続編「我ら荒野の七重奏」文庫化で前作も読み返し。
冒頭PTA役員決め保護者会シーン、自分も重い沈黙体験ありで笑ってしまう。ホントしんどかった。(笑)
ずっと前だけど私は子供たちが小学校の頃パート勤務、最初はクジでPTA活動に関わりその後断り切れずPTA副会長になった。執行部の苦労わかって欲しい、PTA業務の効率化や省力化はこっちこそ切望してた。
陽子を痛快に感じるし、学童保育所父母会会長やPTA会長を否定するだけではなくてほっとした。
七人の敵がいる、されど…続きの言葉が素敵なラスト。

11/5【我ら荒野の七重奏 (集英社文庫)/加納 朋子】
(再読)文庫化(’19.9/25第1刷)購入での読み返し。
「七人の敵がいる」エピローグで語られた画策は後回しになったようで今回は中学吹奏楽部親の会での奮闘記。
陽子の凄さはもちろんだけど、前作も好感度高かった玉野さんさすが。礼子の言葉「玉野っちも何気にすごい。猛獣使いの域に達してる」に同感。(笑)
東京子さん目線や子供たちの描写も良かった。
爽やかなラストで気持ちいい。

11/1【恋のゴンドラ (実業之日本社文庫)/東野 圭吾】
(再読)文庫化(’19.10/15初版)購入での読み返し。
恋じゃなくて浮「ゴンドラだなぁ。(笑)
面白く読んだものの登場人物たちの軽薄さがあまり好きになれない。 特に広太は浮気だけじゃなく事実を捻じ曲げて人を貶め笑い話にしたことが凄く不快。
スキー一家の話は「白銀ジャック」等でお馴染み根津さんの作戦成功で爽快感あって好き。

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<義母介護メモ>
病院:11/26(Y)、11/22(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:11/13
堤さん:11/4

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