六日のあやめ

映画「碁盤斬り」感想

「碁盤斬り」鑑賞記録
5/18(土)舞台挨拶生中継
5/19(日)舞台挨拶(登壇者:草なぎ剛/白石和彌監督)
13:30:TOHOシネマズららぽーと福岡(L列)
18:55:ユナイテッド・シネマ キャナルシティ(D列)
5/276/4(予定)

ベースになっている古典落語「柳田格之進」は昨年2023.3/1映画制作発表時に見ていた。
映画オリジナル部分になるほど感大きい。
源兵衛が格之進と出会ったことで、利が薄い商いをするようになり逆に大繁盛して、けち兵衛という呼び名が仏の源兵衛に変わったところ好き。

復讐譚も納得感ある。
柴田兵庫は酷くて悪い奴だけど、斎藤工さんが話していた「正義の反対は悪ではなくもうひとつの正義だとするなら、せめて僕だけは柴田兵庫の正義を演じることで示していかないといけない」という感じ伝わってきた。
予告見て気になっていた、清廉潔白であろうと心がけて生きてきた。それは正しかったのだろうか、という格之進の言葉の背景よくわかった。
ラストシーン説得力感じる。
ららぽーと福岡の舞台挨拶で剛くんが「ラスト格之進はどこに行くのか?探幽の軸を売ったお金を配りに行くのか。そのお金使って遊ぶとか、そばを食べるのかもしれない」なんて話してて笑ったけど。
小説版ではその後も描かれていて新たな感動がありハッピーエンド感が大きくて嬉しいけど、映画はあのラストで良かったと思う。

私は全くわからないけど(「ヒカルの碁」は好きで読んでた^^;)囲碁シーンとても興味深い。
囲碁の打ち方でそれぞれの人物像が伝わってくる感じ。
対局を見てる人たちの様子も面白い。

タイトル回収シーン、噺のサゲが映像になることでより爽快に感じた。
時間差で割れる碁盤、源兵衛と弥吉の驚きぶり笑ってしまう。
そういう私も、どうなるかわかっているのに観るたびにビクッとする。(笑)

主要キャストさんたちはもちろん、少しの出演でも目をひかれる方多くて、みなさん素晴らしかった。
どんな役柄かわからず観る前は気にしてなかったのだけど、奥野瑛太さん演じる左門さま素敵だった。
お絹ちゃんのお相手、弥吉(中川大志さんは好きだけど)より左門さまがいい、と思ったくらい。(^^;

チャーミングさ感じた源兵衛、國村隼さん。
芯の強さと可愛らしさ、これぞ格之進の娘と思うお絹、清原果耶さん。
人の好さと元は武士の子感あった弥吉、中川大志さん。
さすが親分の貫禄長兵衛、市村正親さん。
モヤモヤ感あるけど「高砂」良かったよ(笑)番頭徳次郎、音尾琢真さん。
大家さん役ピッタリと思った八兵衛、立川談慶さん。
優しさと凄み、最高にカッコ良かったお庚さん、小泉今日子さん。

実は私月代(さかやき)が正直好きではなく(^^;、大河のような歴史ものは好きだけど時代劇はあまり見ない。でもこの映画の満足感大きい。
剛くんは月代のお顔が美しく、確かに時代劇合ってると思う。
私はひげもあまり好きではないのだけど(^^;物凄くかっこ良かった。
穏やかなときは気品を感じ、左門から話を聞いてからの表情や眼の変化、さすが!
やっぱり声がいいなぁ、ということも改めて思った。


舞台挨拶が5/17~19、多くの劇場でのタイトスケ大変だったと思うけど、いつも元気でX投稿もしてくれて、剛くんありがとう!
私も福岡舞台挨拶に2回参加できて嬉しかった!



<テレビ番組録画メモ>
23.3/1:製作決定発表
23.9/26:「ミドナイトスワン」3周年記念&「碁盤斬り」追加キャスト発表
24.1/29:特報予告映像
2/27:クランクイン映像、予告映像
4/24:完成披露舞台挨拶
5/12:シューイチ インタ
5/15:大ヒット祈願神社イベント
5/18:公開初日舞台挨拶
5/20:舞台挨拶(5/17公開初日・5/18生中継)
5/11:人生最高レストラン
5/12:ボクらの時代
5/12:行列のできる相談所
5/15:ジャパネットたかた「快適!ショッピングスタジオ」
5/16:アメトーーク!
5/18:王様のブランチ(斎藤工さんとインタ)
5/19:囲碁フォーカス
5/23:トークィーンズ
5/24:あさイチ
5/19,26:日曜日の初耳学
5/29:こどもディレクター(予定)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事