o公開がすっごく時間に追われている時期だったので我慢していた映画。
映画祭でも物議をかもしだしたらしい。私の教室には「モナリザ(実物大)」と「最後の晩餐」を掲示している。レオナルドダヴィンチっていう人はすごい人だ。
この世にいなくなってから今になってまで、彼がどんな人なのか多くの人が知りたがるような魅力を持っている。私などそんなに知りたいと思う人はいないし、その人が「ヒミツ」と言えばあっさり引き下がってしまう。彼は自分が何たるかを全くの秘密にはせず、「自分にはなぞがあるんだぞ」とあからさまににおわせ、「どうだ暴いてみろ」と言っているから引き付けられる。
この映画はダヴィンチのそういったことを上手に使っているし、カトリックの強引な歴史をセンセーショナルにからめていてマスコミが食いつくのも無理はない。出演者も私の好きな俳優ばかりで、魅力的な画面作りをしている。とにかく、人々の心が豊かに価値を認め合い、滅亡の路線からそれてくれればいい映画だと思う。
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