uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

侵蝕される記憶

2011-11-20 19:11:16 | 映画
浸蝕される記憶

浸蝕される記憶
モバイル内をチェックしていたら、いつのメモかわからないフォルダを発見。アップしておく。
本当にいつ頃だっけ?
風化していく記憶は「うなかがめーゆ美術館」のファイナル、杉田光江展。
館内も良かったけれど、外からも観るとまた違う雰囲気だったよ。
「白夜行」…東野圭吾原作。
テレビでやったよりもヒロインの魔性が原作に忠実な感じ。
アイドル起用に迎合していなくて良い。
でもさ、山田孝之は上手だったなあ。
一つ一つのアイテムや出来事が全て繋がっていて、映像化する意味合いも感じられるし、WOWOW提供で、続編ドラマも良かった。
一見の価値あり。

「冬の小鳥」…韓国・フランス。
孤児院に入れられた少女の心理模様。
ねえ、小さくても命。
愛を乞う。
一度彼女は人生を終わらせる。
その覚悟がすごい。
私も見習いたい。
明日を信じる子どもの習性が救い。

「終着駅」…トルストイと悪妻の愛情の物語。
大切なのは今。
腐れ縁と愛情を履き違えたらダメだよ。

「十三人の刺客」…三池崇史監督。
命をおちゃらけるところがある作品が多いので好みではないのだけれど、
稲垣吾郎の悪役ぶりが見たかったのと、山田孝之ファンとしては…という使命感で。
役所広司がいい感じで、贅沢にも内野聖陽が最初にちらっと出て終了…のような部分が最近にはない使い方。
東洋的な残忍さが吐き気を誘って、幼い頃のテレビ番組に漂っていた反モラルなストーリーで、
不完全良心回路がショートして、
自分がすごく良い人間になったような後味。


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