ふりかえれば…まろ

まろやパンダは最近露出が減ってますが、時折更新されてます。

ホワイト・バレンタイン

2005-01-11 | 映画
ちょっと前に見た「ホワイト・バレンタイン」
書こうと思って忘れていました。
「猟奇的な彼女」で有名になったというチャン・ジヒョンのデビュー作。
(「猟奇的な彼女」は見てないのですけれど…)
韓国映画を見たかったわけではなくて。
タダ券をいただいたという不純な動機だったのですけれど…。

最後の方で。
チャン・ジヒョンがナレーションでつぶやいているんですけど。
その言葉がいいのです。

何か作品を作るとき。
この言葉をいいたくてつくる。そういう作り方がありますよね。
たとえば。歌でも。最後の一行の歌詞が云いたかったんだ。って。

この言葉を言いたかったのかなぁって。思ったんですよ。
素敵だったんだけど。
書いてしまうとこの映画は見なくていいやっていうことになっちゃうかも。
だから書きません。

その代わりに。ナレーション聴きながら思い出した一文。

歳をとるにつれ、わたしたちは子供のころに信じていたもの、
いいと思ったものをまたふりかえりたくなる。
あとはただ、さがす場所さえまちがえなければいい。


クリストファー・ド・ヴィンク『群衆のなかで、さよならと手をふる人』
(小野寺健訳、1993年、河出書房)

大人になって好きになったもの。そしてソフト麺のこと。

2005-01-11 | 美味
母が漬けたラッキョウを食べました。
子供のときは嫌いだったラッキョウ。

大人になってから好きになったもの。他にもあります。
納豆。オクラ。ナスの漬物。

特に納豆。小6の時、給食で初めて出てきました。
世の中にこんな食べ物があるなんて。信じられない・・・。
その後、一度も食べませんでした。

時が過ぎて。2年前のある日の夕方。
スーパーの納豆売場を通りかかって。ふと。食べてみようかな。
何のためらいもなく、買い物かごに入れました。

その後、おうちゴハンをする日の夜。
お豆腐か納豆のどちらかをよく食べています。

身体が欲するモノは、日々変化していくみたいです。
今後はどんな変化があるか楽しみです。

そういえば、小学校の給食で「ソフト麺」というのがありました。
なんだか伸びきったスパゲッティみたいなの。
ひとり分ずつ袋に入っていて。ミートソースと混ぜて食べるというやつ。
あの頃は嫌いとも思わずに食べてたけど、今考えると不思議な食べ物。
ミートソースに入っているグリンピースが嫌いな子が必ずいて。
でもソフト麺が大好きで楽しみにしてる子もいました。

給食って独特の郷愁がありますよね。
「ソフト麺について考える」には給食の変遷がちょっぴり載っています。
ソフト麺はパンに対抗して麺業界がつくったメニューだったそうな。