ちょっと前に見た「ホワイト・バレンタイン」。
書こうと思って忘れていました。
「猟奇的な彼女」で有名になったというチャン・ジヒョンのデビュー作。
(「猟奇的な彼女」は見てないのですけれど…)
韓国映画を見たかったわけではなくて。
タダ券をいただいたという不純な動機だったのですけれど…。
最後の方で。
チャン・ジヒョンがナレーションでつぶやいているんですけど。
その言葉がいいのです。
何か作品を作るとき。
この言葉をいいたくてつくる。そういう作り方がありますよね。
たとえば。歌でも。最後の一行の歌詞が云いたかったんだ。って。
この言葉を言いたかったのかなぁって。思ったんですよ。
素敵だったんだけど。
書いてしまうとこの映画は見なくていいやっていうことになっちゃうかも。
だから書きません。
その代わりに。ナレーション聴きながら思い出した一文。
歳をとるにつれ、わたしたちは子供のころに信じていたもの、
いいと思ったものをまたふりかえりたくなる。
あとはただ、さがす場所さえまちがえなければいい。
クリストファー・ド・ヴィンク『群衆のなかで、さよならと手をふる人』
(小野寺健訳、1993年、河出書房)
書こうと思って忘れていました。
「猟奇的な彼女」で有名になったというチャン・ジヒョンのデビュー作。
(「猟奇的な彼女」は見てないのですけれど…)
韓国映画を見たかったわけではなくて。
タダ券をいただいたという不純な動機だったのですけれど…。
最後の方で。
チャン・ジヒョンがナレーションでつぶやいているんですけど。
その言葉がいいのです。
何か作品を作るとき。
この言葉をいいたくてつくる。そういう作り方がありますよね。
たとえば。歌でも。最後の一行の歌詞が云いたかったんだ。って。
この言葉を言いたかったのかなぁって。思ったんですよ。
素敵だったんだけど。
書いてしまうとこの映画は見なくていいやっていうことになっちゃうかも。
だから書きません。
その代わりに。ナレーション聴きながら思い出した一文。
いいと思ったものをまたふりかえりたくなる。
あとはただ、さがす場所さえまちがえなければいい。
クリストファー・ド・ヴィンク『群衆のなかで、さよならと手をふる人』
(小野寺健訳、1993年、河出書房)