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避難時は食事と健康に気を付けよう!

2019-09-24 07:37:24 | 生活情報

避難時の食事と健康を保つ方法!

 避難所生活では、配給物資の食料に頼って生活することになります。手に入る食料と不足しがちな食料を知っておき、なるべく栄養バランスがとれるように意識しましょう。備蓄食料も色々なことを想定して準備しておくことも大切です。

避難生活の食事は栄養が偏りがち

◎避難時主流になる食事は

 避難所の配給で配られるものは、保存食が高く配布しやすいおにぎりやサンドイッチ、菓子パン、お弁当、カップ麺など炭水化物が中心となっています。塩分の取り過ぎにも注意が必要となります。

◎避難時に足りなくなるもの

 野菜類や果物などの生鮮食品がどうしても食べられなくなりますので、ビタミンと食物繊維がどうしても不足になります。これらの物が食べられる時は意識して食べるようにし、栄養補助食品やサプリメント、野菜ジュースなどを備蓄することも必要です。

避難時の食事で気をつけたいこと

◎水をムダにしない調理を

 断水時には食器類は使い捨てのものを使う、皿にはラップやポリ袋をかけて洗いものを減らすなど、水をムダに使わない工夫が必要です。できるだけ水は飲料に使うようにすることが大切で、たとえば温かい汁物には食べた人に安心感を与え、水分不足を防ぐ効果もあります。

バランスよく食べることを意識しよう

 被災時の食事は炭水化物に偏りがちになります。また缶詰やレトルト食品は味が濃いものが多く、長く続くと食事自体が苦痛になってしまうこともあります。食物繊維や乳酸菌、タンパク質、ビタミンを含んだ食品を摂れるときはなるべく摂るよう心掛けましょう。備蓄食料にもサプリメントや乾燥野菜(野菜チップスなど)を用意しておくと安心です。

食欲がなくても食べられるものを確保しておこう

 被災時に配給される食事は味が濃いものが多く、環境のストレスも加わり食欲が落ちてしまいがちです。しかし食事を摂らないとそのまま体調不良に繋がることがあります。非常持ち出し袋や備蓄食料には、そのまま食べるだけで簡単にエネルギーと栄養を補給でき、保存性の高いビスケットやクッキー状の栄養補助食品(機能性栄養食品)などを準備しておきましょう。

胃腸の調子を保つことが、体調維持につながります

 避難所生活はトイレ環境が劣悪になり、排泄を我慢してしまう人が増えます。ここに水分不足や運動不足、偏った食事などの条件が重なり、被災地では便秘に悩むお年寄りや女性が多くなります。人に言いづらい疾患のため悪化しがちなうえ、栄養摂取の偏りを招き、深刻な状態になることもしばしばあります。食物繊維や水分を意識して摂取するなどバランスを保ち、身体を守ることを第一に考えましょう。

 


万葉集をわかりやすく解説

2019-09-24 07:02:41 | 地域と文化

作者 大伴旅人(おおとものたびと)  巻五  八二二番歌

 わが園(その)に 梅の花散る ひさかたの 天(あま)より雪の 流れ来るかも

訳:わが庭に梅の花が散る。天涯の果てから雪が流れ来るよ。

 

解説

 今更ですが、「令和」の出典となったのは、歌の由来を記す「序文」という漢文の中の一節です。この序文は、書家として著名な中国の王義之(おうぎし)の「蘭亭序(らんていじょ)」の影響があると言われています。永和九年(354年)三月三日、会稽山(かいけいざん)の北の蘭亭に文人たちが集い、曲水の宴が催されました。その時に詠まれた詩に付された序文が「蘭亭序」です。「梅花の歌」の序文には「蘭亭序」と似ている文言もありますが、旅人は「蘭亭序」の文章を模倣したのではなく、志ある文人たちが集い、理想の宴を開いたというその理念を受け継ぎました。「梅花の歌」が詠まれた宴です。

 その宴の主人が、大伴旅人です。旅人の歌は、天から雪が降ってきたかと見まがうような、純白の梅の花の散る美景を捉えた歌で、この歌は序文とも対応しています。序文には、中国には「落梅(らくばい)の篇」という詩があるといい、それに擬(などら)えて我々は「短詠」(短歌)を作ろう、とあります。この「落梅の篇」とは、古代中国の「梅花落(ばいからく)」という楽府詩(がふし)を指していると言われています。「梅花落」は、辺境に身を置く者が正月の梅花を見て故郷や家族を思うという内容で、都から離れた太宰府の官人たちの境遇と通じるものがあります。漢語では「落」は「散る」という意味であり、「梅の花散る」はすなわち「梅花落」を翻訳した言葉であると考えられます。旅人はこの「梅花落」の詩を理解し、さらに蘭亭のような理想の宴を、日本で実現させたのです。

 

万葉集ゆかりの木~梅の花~

 万葉集には梅の花の歌が沢山あります。奈良にも梅の名所が何カ所かあり、毎年賑わっています。その中でも知らているのが月ケ瀬の梅林です。

 万葉の時代も現在も同じで、初春を真っ先に感じることが出来る花と言えば「梅の花」です。梅の花の開花を合図に、桃の花が咲き、桜の花が咲きと春が深まっていきます。梅の花は春の足音をいち早く私たちに教えてくれる花です。

 月ケ瀬の中央には渓谷美を描きながら五月川が流れ、その両岸に梅樹が立ち並びます。これが「月ケ瀬梅渓」です。大正11年には名勝地として指定され、シーズンにはこの梅三昧の景色を目当てに、川沿いを散策する人が多く見られます。また、無数の梅が咲き競う姿にはまばゆさを感じながら、真福寺や天神社沿いの道を歩くのもよいです。見ごろは毎年だいたい同じで、2月中旬から3月です。詳しくはhttps://narashikanko.or.jpまでまた電話でのお問い合わせは、0743-92-0300(月ケ瀬観光会館)。

 

          

 

 

          

 

 

                

 

 

 

 

 

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