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在宅時に災害にあったら!

2019-09-12 22:39:46 | 生活情報

在宅時に災害が発生したら?

   在宅時に災害が発生した場合、まずは安全確保につとめ、みやみに移動しないことが大切です。

 地震の場合・・・揺れを感じたら自宅の「安全ゾーン」へ逃げ込もう!

 家の中に「転倒、衝突、落下などの危険がない部屋・空間」、たとえば頭より高い位置に吊戸棚などがなく、倒れてくるような家具や家電もない「安全ゾーン」を作って揺れが収まるのを待ちます。落下物がなければ廊下や玄関などでもOKです。狭い空間でも「柱が多い場所」のほうが安全だと覚えておいてください。日中でも夜間でもすぐに「安全ゾーン」を目指さるよう、日常的に訓練しておくことが大切です。

火災が発生していたらまずは初期消火を!

 室内から出火した場合は、避難の前にまず消火器を使い消火するようにし、119番通報をします。近所へ大声で叫んで応援を呼ぶなど、初期消火をしてください。ただし、炎が背丈を超えて天井に達したら、炎よりも煙に巻かれて命を落とす可能性が高くなりますので、初期消火を諦めて速やかに避難するようにして下さい。

地震火災が発生しそうなら「足を止めない」こと!

 木造住宅が密集する地域は火災の危険性が高いため、すぐに広域避難場所(指定緊急避難場所)へ移動するようにしてください。大地震で同時多発的に出火しても消防車が来られず、地域全体が大規模火災に巻き込まれることもあります。さらに状況が悪化した場合は「火災旋風」が発生し、地域を焼き尽くす可能性もあります。広域避難場所に着いても安心せず、移動できる限界まで火災から離れることも考えておく必要があります。

津波が到達するエリアなら迅速に高台へ!

 津波の発生が予測される地域の場合は、地震発生後、揺れが収まると同時に速やかに、高台や丈夫なコンクリート製のビルの高層階への移動を開始しましょう。津波避難の基本は、距離よりも「高さ」が大切です。遠くに行くのではなく、とにかく高い場所を目指して避難するようにしてください。

ここがポイント「留まる」か「逃げる」かの判断が大事!

 「災害が起きたら何が何でもすぐに避難」というのではなく、「その場に留まっていると”危険”な状況である場合、それを回避するために逃げる」「ライフラインなどが停止し、生活ができなくなった場合に移動する」のが基本です。地震でも、耐震性が高く安全な場所にいる場合は、そこに留まる、耐震性が低い建物だったり津波の危険性がある場合はすぐに移動するなど、災害によりとるべき行動も、どの避難場所に逃げるべきかも変わってきます。災害が発生したら慌てずに、取り合えず自分の身の安全を確保してから避難するようにしてください。