トラカメの「ALPINE A110 と秘密基地」

所有するALPINE A110 pureと、その他情報の発信基地です。

ストリートビューのその先へ その1 山梨県上野原市棡原 続き

2017-07-10 00:36:26 | ツーリング

トラカメです。



PLANETも止める場所を確保したので、早速石段を登ることに。

ふと思う。

人里が近いとはいえ山の中、
独りで歩いているときに熊にでも遭遇したらどうするのか?

トレッキングシューズを履いているとはいえ、山の知識など殆ど無い。

「携帯で音楽でも流しながら登ろうか…」と本気で考えたのはここだけの話。

タンクバックを外し準備をしていると、
静かな山の中にかすかに石段を降りる靴音が。

途中ですれ違って言葉を交わすのも面倒なので、しばしPLANETに跨ったまま時を過ごす。

ようやく(と言ってもわずかな時間だ)姿が見えるところまで来たうら若き女性、二人。
山を登る風ではない、こじゃれた風体。かかとも高く歩きにくそうだ。

駐車場に車も無く、少なくとも最初の鳥居から歩いて来るほかない。
この工程だけでもそこそこの旅程だ(膝が悪いオヤジにとっては、か?)
路線バスがあるとはいえ、この山中の神社にわざわざ来る意味があったのだろう。
パワースポット巡りでもしているのか?そもそも、ここはパワースポットなのか?

まだ音楽を掛けずによかった、との思いと、あの靴で登れるなら楽勝!との安堵感。

多少急ぐ気持ちを抑えつつ、彼女らをやり過ごす。

さぁ、私の番だ。

登り口にある大きな看板が、ある程度の謎に答えてくれた。



日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。
日本史など脳ミソの片隅にも残っていないトラカメだが、この神様の名前くらい聞いた事は有る。
(と言っても、フリガナが無ければ読めないが)

やはりここはパワースポットなのだと納得しながら石段を登り始める。


ここは本当に石段だ。

コンクリートの方が何かと整備するには都合がよいからだろう、
神社であっても長い上りの階段は大抵コンクリートに代えられている。
あるいは古びて人がお参りすることも氏子も耐えたか、荒れた石段が残る神社もある。

しかし、ここは整備された石段。
ステンレスの手すりがシャンとしているあたり、近年整備されたと感じられる。
色々な意味で、氏子集が頑張っているのであろうと感心しながら一歩づつ登る。


何段上っただろうか、正面には立派な拝殿が目に入る。



右手には宝物庫になるのか、大きな木の刀が奉納されている。



明らかに石段を上ったことによる汗が止まない。
ヘルメットやタンクバック、ジャケットでベンチを陣取り、麦茶を飲みながらへたり込む。

時折抜ける山風が涼感を届けてくれるが、残念ながら急速冷却とはいかない。

余計な音の無いまったりした時間に心地よさを感じてしまう、こんな時間が過ごせるのもソロツーリングの良いところかもしれない。

さて、手水で清めてお参りをさせていただく。
いただいたパワーを活かせるかは、今後の自分次第であろう。

拝殿の奥、本殿へ足を運ぶと…


本殿の上に屋根が!こんな光景、見たことが無い!
大きく立派なつくりだ。大きすぎて写真に納まらなかった。
後から気が付いたのだが、拝殿の写真の後ろに大きな屋根が写っていた。


その奥の道も気になるが、今回はここまでで引き返すとする。
これからは、タンクバックにクマよけの鈴でも装備すべきか?

見下ろした石段は爽快だ。

しかし、トラカメはひざ痛が激しいので、石段の下りは登りより辛い。
手すり頼りに着実に降りる。
蹴躓いても助けに来るのはクマだけかもしれないので…

石段の途中、木々の間から愛機を確認。

良かった、コケていない。



たっぷり時間を掛け深呼吸して、「気」もいただいた。

先へ進もう。


この先はまた。

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