黒ラブ賢と賢パパの薔薇と酒の日々・・・たま~に山

バラ園の仕事をする賢パパが愛犬の黒ラブ賢と飼い主の賢パパ&賢ママの日常をつづります。

神様、仏様、稲〇様

2014-04-04 07:08:24 | 日常の事
「神様、仏様、稲尾様」のキャッチコピーを御存知の方はまぁ、そこそこの年齢の方だと思います。

御存知ない方のために簡単に説明をしておきましょうかね。

稲尾和久さんは1956年に高校を卒業してプロ野球の「西鉄ライオンズ」(今の西武ライオンズの前身)にバッティング投手として入団した選手ですが1年目からめきめきと頭角を現し21勝を挙げて新人王を獲得すると順調な成長を遂げて後に西鉄の大エースになりました。

昨年の東北楽天イーグルスの「マー君」こと田中将大投手の活躍は印象に新しい所でありますが全盛期の稲尾投手と一緒にプレーしたことのある有名元プロ野球選手は「稲尾の方が上だった」と断言しておりましたね。

で、「神様、仏様・・・」の話なんですが入団2年目で当時のプロ野球記録となるシーズン20連勝を記録するなどして35勝を挙げて史上最年少でパ・リーグMVPに選ばれるとその翌年にも33勝と2年連続30勝以上でこれまた史上初となる2年連続MVPを獲得したのです。

そしてこの年の日本シリーズ、セ・リーグの覇者だった巨人と対戦した西鉄は当然稲尾を初戦に持って来ますが敗戦。

2試合目はほかの投手で落とし、もう一度稲尾を先発させるも第三戦も敗れて窮地に追い込まれます。

雨による順延で中一日をはさんだ第四戦に名匠三原監督はまたも稲尾を先発させてシリーズ初勝利。

するとその後の全ての試合に稲尾を使いあれよあれよと言う間に4連勝して逆転で日本一に輝いたのでした。

その時の地元の新聞の見出しに使われたのがこの「神様、仏様、稲尾様」のキャッチコピーだったとこういうわけでございます。

前置きが長くなりましたがここからが今日の本題です。

賢パパ、先日のブログの中でデジカメのデータを単純な操作ミスによって全て「パー」にしてしまったことを書きましたよねぇ。

いつものような「どおでもいい」写真なら簡単にあきらめるところなのですが今回は賢パパが世界中で一番好きなお山の写真がたくさん。

それはまぁ、もう一度出直して撮って来れないこともないわけではありませんが・・・飲み会の楽しい写真はあの一瞬しか存在しません。

で、有料で復元してもらえるサービスがあることを知りまして実際にそのサイトにアクセスしてみました。

なるほど、確かに復元した画像を確認することが出来ます。

ただし、自分のPCへの取り込みと保存にはお金がかかる。

それが1万円とか2万円ならあきらめるのに・・・4000円とか5000円とか微妙な価格。

支払いはクレジットカードですからカードを持たない賢パパは賢ママに話しをしてみると・・・「別にかまわないよ」との有難いお言葉。

それを聞いた賢パパは飲み会の参加者の皆さんにあの時の写真を撮っていないか確認のメールを送りました。

もし、あれば山の写真はすっぱりあきらめ又の機会に撮りに行き、飲み会の貴重な写真がなかったら出費を惜しまず復元するとの結論に達したのです。

そうと決まれば「果報は寝て待て」ですから天気も体調も悪い一昨日を家でゴロゴロ過ごしていました。

すると・・・そろそろ賢ママが帰って来るかしらと思っている所に届いた一本のメール。

開いてみると・・・おぉ、「SHC」きっての「メカ痛」の稲〇さんからぢゃまいか。

中を見ると

そうでした、この方にはGPSの時も何度もお世話になっていたんです。

思わず「マジっすか?是非お願いします。」と即返信すると・・・会社の帰りに寄ってSDカードを預かって自宅で復元してくれるとの有難いお言葉。

ほどなくお立ち寄りくださった稲〇さんにカードを託した賢パパは熱があったので早めに床に就き・・・翌日目覚めてケータイを見るとこんなメールが入っておりましたよ。


で、昨日の会社の帰りに雨の中をわざわざ届けていただきまして・・・復元していただいた画像を確認すると貴重なものがたくさんありましたよ。

これを見た賢パパが思わず口にしたのが「神様、仏様、稲〇様」のあのセリフでした。

いやぁ、本当に有難うございました。

余談ですが届けてくださいました稲〇さんと少し話をしまして・・・先日の賢パパの体調不良の原因が判明いたしました。

やっぱり・・・飲みすぎには注意しませんとね。

以下に復元していただいた画像の一部を紹介させていただきますので、よろしかったらごらんください。

久しぶりの身延線の車中からの日本一。


標高が1m高くなって国内4位から3位にワンランクアップした間ノ岳


これに国内2位を加えれば・・・おぉ、同じ電車の中から国内の高い山上位3つが全部見えた。


中央本線に乗り換えて西に向かうと・・・甲斐駒が来たぁ~~~っ!


後は何も申しませんのでしばらくの間ご堪能あれ。






えぇ、八ヶ岳や鳳凰山も写ってはおりますが所詮は「刺身のつま」




と言うことでめでたしめでたしのハッピーエンド。

えっ、「他にもあるだろう?」ってですか?

あぁ、例の飲み会の・・・

いや、あれはその・・・皆様にお見せできるようなものはこれと言ってありませんが、そこまでおっしゃるなら仕方がない。

特別に一枚だけ載せておきます。