前回をもって終了にしようと思っていたこのテーマなのでありますが・・・ひとつだけ引っかかる点があるのでもう少し続けてみたいと思います。
えぇ、前回も取り上げた八重桜の「御衣黄(ぎょいこう)」のことであります。
この桜はこんな変わった色の花を咲かせることでその名を知られているのですが
わかりにくいようなのでアップにしてみましょうかね。
こんな色なんですが賢パパ、去年この木の中でたった一枝だけこんな色の花を咲かせているのがあることに気がつきました。
で、これは枝変わり(植物のある枝だけに関して、新芽・葉・花・果実などが、成長点の突然変異などによって、その個体が持っている遺伝形質とは違うものを生じる現象である。野生植物に出れば、変わり者となる。この枝を挿し木等すれば、新しい品種となる可能性がある。)に違いないと思ったわけでありますが・・・念のためもう一年待って再確認を行うことにしておりましたよ。
そしてこの春の観察となったわけでありまして・・・先日23日に確認出来たのがこの写真。
どう見ても他の枝とは違う花が咲いているように見えますから・・・新しい園芸品種に育成することが出来れば面白いと考えまして、桜の研究が盛んな「浜松フラワーパーク」に連絡を入れてみました。
当園におきましては現在「浜名湖花博」が開催されておりまして関係者の方々はてんてこ舞いの忙しさにもかかわらず・・・すぐにお電話をいただいたことは既にご案内の通りであります。
その時の話の内容と言うのが「花博で忙しくて確認しに行くことが出来ないのでメールで写真を送ってください」というもので賢パパは折り返しメールで写真を送っておきました。
ところが・・・送ってしまった後で何だか不安になりまして「あの枝だけが特別なのではなくて・・・時間が経ったら他の枝の花もあんな色に変わって来るのではないだろうか?」などと考えるようになりました。
なので少し時間が経った昨日も確認をしに行きながら他のことも観察して来ました。
枝変わりと思われる枝の花が相変わらずこんな感じなのに
他の枝は全てこんな感じですから
やっぱり枝変わりの可能性が高そうであります。
おまけに既に散った花を見ても緑がこんなに残ってますので
どうやら時間が経つと色が変わるものでもなさそうぢゃまいか。
それならば同じ御衣黄の種類でも別の株ならどうなんだろうと・・・近くにある他の株の花を確認します。
すると・・・ちょっとだけ変わった色の花をつけた枝を発見。
うぅ~ん、普通と枝変わりの中間ぐらいか?
これを見た賢パパはある考えを思いつきまして・・・帰宅してネットで調べてみました。
すると・・・「御衣黄」の画像にも色々なものが載っております。
これも御衣黄なら
これも御衣黄
更に調べて行くうちにこんな一文にたどり着いたのでありましたよ。
「‘鬱金’と‘御衣黄’は、多くの遺伝子を調べてもなかなか違いが見つかりませんでした。これは、片方が枝変わりによって生じ、そのため色などを左右する1、2個の遺伝子以外は全て同じなのだと推定されます。実際、‘御衣黄’の個体に‘鬱金’のような花の枝が出ることがあります。」
なるほどこれがその「鬱金(うこん)」ですが
確かに例の枝変わりに瓜二つ。
目からうろこの賢パパでした。
えぇ、前回も取り上げた八重桜の「御衣黄(ぎょいこう)」のことであります。
この桜はこんな変わった色の花を咲かせることでその名を知られているのですが
わかりにくいようなのでアップにしてみましょうかね。
こんな色なんですが賢パパ、去年この木の中でたった一枝だけこんな色の花を咲かせているのがあることに気がつきました。
で、これは枝変わり(植物のある枝だけに関して、新芽・葉・花・果実などが、成長点の突然変異などによって、その個体が持っている遺伝形質とは違うものを生じる現象である。野生植物に出れば、変わり者となる。この枝を挿し木等すれば、新しい品種となる可能性がある。)に違いないと思ったわけでありますが・・・念のためもう一年待って再確認を行うことにしておりましたよ。
そしてこの春の観察となったわけでありまして・・・先日23日に確認出来たのがこの写真。
どう見ても他の枝とは違う花が咲いているように見えますから・・・新しい園芸品種に育成することが出来れば面白いと考えまして、桜の研究が盛んな「浜松フラワーパーク」に連絡を入れてみました。
当園におきましては現在「浜名湖花博」が開催されておりまして関係者の方々はてんてこ舞いの忙しさにもかかわらず・・・すぐにお電話をいただいたことは既にご案内の通りであります。
その時の話の内容と言うのが「花博で忙しくて確認しに行くことが出来ないのでメールで写真を送ってください」というもので賢パパは折り返しメールで写真を送っておきました。
ところが・・・送ってしまった後で何だか不安になりまして「あの枝だけが特別なのではなくて・・・時間が経ったら他の枝の花もあんな色に変わって来るのではないだろうか?」などと考えるようになりました。
なので少し時間が経った昨日も確認をしに行きながら他のことも観察して来ました。
枝変わりと思われる枝の花が相変わらずこんな感じなのに
他の枝は全てこんな感じですから
やっぱり枝変わりの可能性が高そうであります。
おまけに既に散った花を見ても緑がこんなに残ってますので
どうやら時間が経つと色が変わるものでもなさそうぢゃまいか。
それならば同じ御衣黄の種類でも別の株ならどうなんだろうと・・・近くにある他の株の花を確認します。
すると・・・ちょっとだけ変わった色の花をつけた枝を発見。
うぅ~ん、普通と枝変わりの中間ぐらいか?
これを見た賢パパはある考えを思いつきまして・・・帰宅してネットで調べてみました。
すると・・・「御衣黄」の画像にも色々なものが載っております。
これも御衣黄なら
これも御衣黄
更に調べて行くうちにこんな一文にたどり着いたのでありましたよ。
「‘鬱金’と‘御衣黄’は、多くの遺伝子を調べてもなかなか違いが見つかりませんでした。これは、片方が枝変わりによって生じ、そのため色などを左右する1、2個の遺伝子以外は全て同じなのだと推定されます。実際、‘御衣黄’の個体に‘鬱金’のような花の枝が出ることがあります。」
なるほどこれがその「鬱金(うこん)」ですが
確かに例の枝変わりに瓜二つ。
目からうろこの賢パパでした。